復縁相談をいただいていると、明らかに復縁できないであろう相談者もおり、復縁できないであろう理由について説明させていただくと怒り出す相談者もいらっしゃいます。
復縁できないであろう理由について説明させて頂く際に『復縁できますか?』と聞かれて『復縁できないと思います。』とお伝えする事はもちろんありません。
何度かやり取りをさせていただいたり、電話でお話を聞かせていただくと痛いほど相談者の元恋人の気持ちが分かり、絶対にこんな相談者とは復縁したくないだろうな…という部分が見えてくるので『復縁できないと思います。』と相談者にお伝えさせていただく事になるのです。
『復縁できないと思います。』とお伝えする方には、その理由も合わせて説明させていただくのですが、『復縁できないと思います。』とお伝えすると『なんでそういう事言うんですか?あなたに何が分かるんですか?』と仰る方もいらっしゃいます。
お話しをお伺いさせて頂いて復縁は難しいという判断を伝えさせて頂くのですが、難しい理由についても説明させていただくと怒る方は、復縁できないと言われたくない相談者という事にも繋がります。
そして復縁できないとお伝えすると怒るという事は『復縁できない』と言われると思ってなかったとも言えます。
自分は復縁できると思って復縁相談をしたとも考えられますが、復縁できると思ってるなら復縁相談をする意味があるのでしょうか?
誰かに相談しなくても自分は復縁できると思っていて『あなたは復縁できると思いますよ。』と肯定されたいから復縁相談をしているのです。
それって一体何の相談になるのでしょう?
復縁できると言われたいだけなら占いにでも行って都合の良い言葉を聞けばいいのですが、本人は復縁したいから相談したと仰います。
復縁相談は『復縁できますよ。』と肯定してもらう為にするものではなく、復縁できるか、復縁できないかを判断してもらった後に復縁できるという見方なら復縁できる方法について提案するのが復縁相談です。
『復縁できないと思います。』という判断を状況をお聞かせいただいてからされたなら、相談員に『なんでそういう事をいうんですか?あなたに何が分かるのですか?』と仰ったところで復縁できるかどうかの結論は変わらないのです。
例えば、『元恋人が亡くなったけど復縁したいです。』と相談されても『復縁できないと思います。』という返答になりますし、『なんでそういう事を言うんですか?あなたに何が分かるのですか?』と言われても現実を見れば復縁できない事は明らかです。
占いに行けば『来世で復縁できますよ。』と都合の良い言葉を掛けてくださいますし、都合の良い言葉を欲しがる人は復縁相談をするべきではないのです。
相談をして相談者が望まない答えが返って来るのは当たり前であり、相談者が望む答えが返って来るのなら相談場所は相談をする所ではなく愚痴を零し合う場所になります。
復縁相談は愚痴を零し合う場所ではなく、相談員は少なくとも誰かとリアルタイムで復縁したいと思っている訳ではありませんし愚痴を零し合う相手としては相応しくないのです。
『復縁できないと思います。』とお伝えしたら怒り出す相談者は相談する場所を愚痴を零し合う場所として活用しようとする傾向にあります。
本来の趣旨とは違う目的で自分に都合よく利用しようとしている事に気付かない相談者はそれだけでも元恋人を自分の都合良く使っていた節があり、それに気付いてないから別れを告げられた可能性のある事にも気付きません。
その相談者が都合良く誰かを利用しようとする節がある事に気付かなければ別れを告げられるのも当然だと思いませんか?
『復縁できないと思います。』と言われて怒りの感情が沸いてしまう相談者は、いつまでも同じ事を繰り返しているので復縁できる日が来る事はないのです。