パパ活という言葉が一時期流行り、援助交際の延長のような金銭が発生する関係を持つ事の女性版がママ活と呼ばれるものであり、近年では弊社にも『ママ活をして知り合った男の子と復縁したいんです…』というご相談も増えて来ました。
勿論未成年者との関係は金銭の授受に関わらず青少年保護育成条例違反になる可能性が高いので内容次第では弊社でも復縁相談を頂いてもお断りさせて頂く事もありますが、ママ活という活動はお互いの需要と供給が成り立っているとも言えますし、二人の間で作られた約束がどういった約束なのか?を相談者様からお伺いしなければ存じ上げない為、ママ活だから一概に復縁相談をお断りという訳ではありません。
交際相手との間でお金の貸し借りがあるケースもありますし、男性が女性に御馳走する事や女性が男性に御馳走するケースももちろんあります。
ママ活やパパ活といった関係を維持する為に金銭が発生するというのはキャバクラやホストクラブと変わらないという見方もありますし、どういった約束でママ活をしているか?についての詳しいお話をお伺いしてみなければママ活なのでご相談を承れません!!!という訳にはいきません。
しかし、ママ活やパパ活で関係が拗れたケースの場合の復縁相談はとても難易度が上がっているケースが多く、安易な考えの持ち主であればママ活なんだからお金を渡せば良いでしょ!という考え方であったり渡すお金を増やせば関係は戻るでしょ!と考える様ですが、お金を渡していても関係が拗れた事を考えると大きな間違いである事が分かると思います。
ママ活をしていた相手と過去に金銭的なトラブル(約束していたお金を渡さない等)があったなら話は別ですが、渡すお金を増やしたり、お金を渡せば拗れた状態が解決出来るなら、そもそも復縁屋に相談する前に自分で渡す金額を増やすなりする解決策に辿り着いていると思います。
お金の授受がキチンとなされていたにも関わらずママ活相手から『別れたいんです(関係を切りたいんです)。』といった言葉を出された場合はお金の問題ではなく、お金をもらっても会いたくない人という認識を持たれている事に気付かなければならないのです。
ママ活の相手はお金をもらっているから我慢している事が当然あり、我慢の範疇を超えるような事を望めば当然の事ながらママ活の相手は頂くお金以上の見返りを求められていると考えるのですから、お金では割り切れない拒絶感を持つでしょうし、受け入れられないので『別れたいんです(関係を切りたいんです)。』という言葉を出してきます。
ホストやキャバ嬢のようにお店の中でホストやキャバ嬢にサービスをしてもらうのではなく、一般生活に溶け込む形でママ活の交際をしているので勘違いし易いのですが、ママ活の相手はサービスとして対価を貰うのであって、そのサービスに見合った対価しか貰ってないと考えるのです。
サービスの中には当然リップサービスも含まれますし、リップサービスも含めてサービスを提供しているのがママ活になり、お金で心を売るつもりもないのですが、ママ活でサービス以上の事を望めば関係を続ける事が出来ないのも分かります。
しかし、残念な事にママ活やパパ活で別れを告げられて復縁したいと望む相談者様たちはホストクラブやキャバクラの様な店内でサービスを受けている訳ではないのでサービスとして捉えるのではなく真剣な恋愛として自分は受け入れてもらっていると捉えてしまいます。
恋愛経験の少ない方々がキャバクラやホストクラブにハマってお金を遣ってしまう様に、ママ活やパパ活の相手から関係を切りたいと伝えられた相談者様たちは自分は特別であり、サービスではなく気持ちで対応してもらっている!!と錯覚するのです。
例えば、ママ活やパパ活の相手があなたと会って安心出来る時間や癒される時間と感じてくれるなら、そこにお金が発生する事はありませんし、お金をもらえなくても会いたいと思ってもらえますが、ママ活やパパ活の相手との関係が切れて復縁相談を頂く方々は、お金が発生するのは仕方ないものと考えてご相談頂きます。
お金以上に相談者様と会うメリットがないのでお金という武器を使って関係を築いているのですが、その現実を受け入れられなければママ活やパパ活の相手との復縁は難しいのです。
ママ活やパパ活で出会った相手との交際には愛情という気持ちではなくお金というものが絡んでおり、お金が尽きてしまえば、それまでにどんな関係を築いて来たとしても金の切れ目が縁の切れ目となり、縁の切れ目となってしまったのですから関係を再構築する事は難しいのです。
だからといって安易にお金を渡していれば、いつまで経ってもお金の繋がりは継続出来ても気持ちの繋がりを作る事は出来ません。
ママ活男子との気持ちの繋がりが欲しいなら、相手が望む事をお金以外で見つけなければなりませんし、リップサービスではなく本心から求めるものを知らなければ復縁は難しい事を忘れてはいけません。