性格の不一致が原因で別れを告げられた時に、復縁したいなら考え方を今までとは変えなければなりません。そもそも性格は一致するケースは中々珍しく、性格の不一致で別れる方々はとても多いのですが、性格がそもそも一致する事はあるのか?を考えて頂く事から始める必要があります。
性格の不一致が原因で別れることは
性格の不一致という言葉を聞いて、性別れる事はいんだな…と考える方は多いのですが、性格が合わない人と何故付き合ったのだろう?というところを考える方はあまりいらっしゃいません。性格が合わないから別れたいという言葉は、性格が合わなかったなら付き合わないになります。
付き合っていて性格が合わないではなく、性格は変わらないのですから、付き合う前に性格が合わない事は分かっていたのに付き合ったのです。性格が合わないのに付き合って、性格の不一致が原因で別れるケースは、別れの本当の原因は性格の不一致ではない事が分かります。

そもそも性格の不一致とは
性格の不一致とは、性格が合わない、という言葉になります。性格は変える事が出来ないモノであり、性格が合わないから別れたいという別れの原因に使われる事が良くあります。
性格の不一致が原因で別れた時は?
性格の不一致が原因で別れた時は、性格が合わないから別れる事はないので、別れた時は性格の問題ではない事が分かります。性格の問題ではなく別の問題があるから別れを告げられたと考えるべきであり、では何が原因で別れたのだろう?と考える方はあまりいらっしゃいません。
性格の不一致が原因で別れた時は、性格は変える事が出来ないので、変えるべきところは【考え方】になります。考え方を変えるから、元パートナーの考え方に合わせた行動や発言が出来るようになります。性格の不一致が原因で別れを告げられた方々は、元パートナーの気持ちに寄り添った考え方ではなく、自分中心の考え方で接していたので別れを告げられたと考える必要があります。
自分の気持ちに従う行動ではなく、相手の気持ちに従う行動が出来るから性格の不一致が原因で別れても、復縁を意識させる事が出来ます。性格が合わないから性格を改善しよう!!ではなく、性格が合わないから考え方を変えよう!!が性格の不一致が原因で別れた時の正しい復縁方法になります。

性格はそもそも変わらない
性格はそもそも変わりません。幼少期の性格と大人になってからの性格に大きな違いがあるか?と言えば、根本的な性格は変わりません。優しい性格の人は幾つになっても優しいですし、粗暴な人は幾つになっても粗暴なままになります。変わらない性格を変えようとするのではなく、性格は変わらないものと考えていなければ、復縁する為にやらなければならない事を間違えます。
性格が変わるとすれば、性格が変わる為に何か大きな事件があるからであり、大きな事件でもない限り、人間の性格は変わりません。生まれ持ったものを変える事は出来ませんし、生まれ持ったものは例えば腕や足という生まれ持ったものを変えようとする時は、大きな事故や病気になって手術をするなど、自分で変えようとしても変えようがないものが【性格】でもあります。

本当に性格が原因なら復縁は絶対に不可能です
本当に性格に問題があって別れを告げられたなら、復縁は絶対に不可能です。性格に問題があればそもそも【交際】に発展する事はありませんし、一度は交際した以上、性格の問題で別れに至った訳ではありません。性格の不一致を伝えられてしまうと、性格を直そうとする方が多いのですが、そもそも性格は変えようがないのですから、本当に性格の不一致が原因で別れに至ったなら、復縁する事は絶対に不可能だとお考え下さい。
状況的に復縁出来る可能性がある方々は、別れ話の時に性格の不一致を理由に別れを告げられても、本当の別れの原因は別にあり、その原因を改善した事で復縁出来たケースは大変多くあります。

性格の不一致は別れる理由を話したくないから言われる言葉
性格の不一致は、別れる理由を話したくないから言われる言葉であり、別れる理由を明確にすればトラブルが起きると予想するので、別れる為に使われる言葉が性格の不一致になります。性格の不一致は大抵のケースで、性格の不一致が理由で別れる訳ではないのですが、別れる理由を正直に話してしまうとトラブルが起きるなら穏便に別れたい…と願うので性格の不一致が使われます。
実際には、性格の不一致が原因で別れるのではなく、別の理由があるけれど、その理由を話せない時に、性格の不一致というあやふやで、その場では解消しようがない理由が原因で別れに至ります。別れる理由としては正当性があるように感じて正当性がないものなので、別れ話の時に「もう絶対に付き合っていくのは無理なんだよ」という意味で、性格の不一致を伝えられます。
相談者 Y様
Q:『性格の不一致』とはどのような内容が主な理由でしょう?
A:旦那は、結婚するまで10年近く独り暮らしを謳歌していました。その為、一人の自由気ままな暮らしが大好きだったのです。
しかし、2年前に結婚してから、価値観の違いが明らかになり、共感できないと言われました。
今までは優しい夫でいたいと仮面を被っていたがもう無理だと…
自由気ままに自分の生活を楽しみたいと…
飲み会後は朝帰りはする、小言を言われたりするのも苦痛だから、このまま一緒に暮らしていてもただの同居人でしかないと…
Q:ただ10年間独り暮らしだったとはいえ、結婚した訳ですからY様の事を思い遣って生活するのは当たり前ですし、旦那さんの仰っている事は責任感がないように思えるのですが…
飲み会は仕方がないとしても、朝帰りすれば小言を言われるのは、当たり前ではないですか。結婚は2年という事ですが、お付き合いした期間はどれくらいですか?
A:旦那は自分はこういう人間だからと開き直っています。
付き合っていた期間は3年間です。旦那自身、結婚願望はあまりなくて、私が言わせたようなところはあります。ワガママな部分はあるなと思っていたのですが、旦那が優しく合わせていてくれた部分が多かったので、私は彼の本音に気付いていませんでした。
Q:旦那さんがワガママな性格であって、Y様から結婚を迫ったとしても、Y様との関係を継続したい気持があったのですから、旦那さん自身で結婚を決断したのは間違いない事実です。我慢の限界に至ったキッカケは何だったんでしょう?
A:私は妊娠を望んでいたのですが、旦那は同じような考えに至っていなかったようで、ある時、「自分は同じように思えない、大体価値観も違うし」と話が逸れていき、「お前は完璧だけど、そのプレッシャーに追われる自分がいてそんな自分が嫌。価値観が合わないと思っていたし、共感できない。 仕事、勉強、プライベートは独りで全力を出していたら、寂しいなど文句を言われるのも嫌。炭酸飲料なども制限させられるような事を言われるのもストレスでしかない。自分が言っている事は腑に落ちないだろうけど考えを改める気はない」
本当に復縁したいなら
性格の不一致が原因で別れに至った方々が本当に復縁したいなら、性格の不一致に囚われず、問題は別にあるとお考え頂く必要があります。性格の合う、合わないは、一時間も話していれば分かる事です。交際して数か月経ってから性格の不一致が原因で別れに至るという事はありません。
話せば一時間で分かるような事なのに、数カ月の期間交際して付き合って性格が合わない事に気付いたから別れましょうという言葉に不自然さを感じて頂く必要があります。性格が合う合わないは、直ぐに分かる事。それが分からなくて交際して期間が経ってから気付いたというのは確実に嘘になります。
性格の不一致が原因で別れに至ったケースでは、性格ではない他の何かが原因で別れた事に気付かなければなりませんし、性格の不一致に囚われていたら、別れの本当の原因に辿り着かないので、本当に復縁したいなら、性格の不一致と言われた時は別れの本当の原因を確認し、その原因を改善する復縁方法が適切です。
