復縁したい

カップルが別れる事と既婚者が別れる事は復縁の大変さが違います。

恋人同士が別れる。という事と、既婚者が離婚する。というのでは、その別れる為の労力の違いは一目瞭然で、既婚者であれば互いが合意し円満に離婚する事は容易ではありません。

だからといって恋人同士が別れる。という事が簡単だと言っているわけではありません。

当然、その2人が付き合ってきた時間や関係性によっては、「別れよう」の一言で簡単に別れられるというわけではないのは理解は出来ます。

勿論、別れを告げられた方は相手の事は好きなわけで別れたくはありません。何故別れなければならないのか?納得いかない事もあるでしょうし、感情的になり必死に別れを回避しようとします。

が、どちらか一方が、付き合うという意志がなくなり別れると決断したのならば、別れを告げられた側はそれを受け入れるしかない事は理解しなければならないとも考えます。

恋人関係で仮に、婚約が成立した後に婚約を破棄すると,正当な理由がない限り婚約相手(破棄された者)は慰謝料を請求できます。が仮にお付き合いしている中で結婚の話が出ていた関係であっても、それはあくまで単なる願望であり口約束であって、婚約者として成立していない以上別れが一方的であっても特に法的な問題が生じる事はないわけです。

ですので、相手の同意が必要、つまりお互いが同意していないと別れられないというわけではありませんので、連絡を取りたくなければ連絡手段をなくせばいいだけですし、別れたければいつでも別れる事は可能ではあるんです。

そうなんですね。恋人関係ならば「付き合う」「別れる」も、お互いが選択できるんです。

別れという選択は出来ますが、相手によっては「別れたいのだけれど、別れてくれない」という事も数多くあり、すんなり別れを受け入れてくれる人ばかりではないのも事実です。

ですので、弊社にある別れさせのご相談でも、「別れてくれない」その相手との別れさせの依頼をお受けすることも稀にあり、その為のサポートをさせて頂くこともあります。

これが、既婚者で離婚させるというようなご相談や依頼であれば難易度が非常に高くなる事になります。恋人同士の別れさせとはまた異なってくるんですね。

既婚者の離婚となると、そう簡単にはいきません。既婚者の方が”離婚”するまでには、大変な労力と精神力が必要になるということです。

離婚を決意しましたら、まずは、既婚相手を説得する事から始まり、離婚に”承諾してもらう”必要があります。

それであれば「恋人同士も相手を説得が必要だし、承諾してもらわないといけないのは一緒じゃないか?」と考える人もいらっしゃると思いますが、全く違います。

そもそも、恋人と別れるのに相手を説得しなければならないという事は必要ありませんし、基本的に相手の同意や承諾なども一切必要はないのです。自分の意思で別れる事は可能なので、別れを受け容れる、受け容れないは別れを告げられた人の気持ちの問題だけなのですから。

恋人同士、既婚者の大きな違いは、既婚者は一方だけの問題ではないという事につきます。これには大変な労力と精神力が必要となりますから、「離婚」には覚悟してのぞまないといけません。

幾ら、結婚までしてからといっても、うまくいかない関係ってあります。

生理的に合う合わない、立場的に絶対同意できない、理由や原因を挙げれば様々な問題があると思いますが、だからといってその原因を改善したって、どうにもならない関係というのも出てきます。

離婚は当人同士が納得してれば問題ないのですが、だからといって「離婚してくれ」⇒「分かった」等と気軽に快諾してくれることは、まず考えられません。

離婚が成立するには、離婚届が必要になります。相手が同意していない以上離婚届に署名、捺印することはなく、だからと言って勝手に離婚届けを提出する事は、署名捺印を偽造すると有印私文書偽造罪及び偽造有印私文書行使罪になり刑事罰の対象となり重い犯罪です。

あるいは、親族の問題、子供がいれば子供の問題、「夫婦共有財産」や「親権問題」あるいは「養育費」の取り決めや面会方法等の問題がありますし、最悪のケースですと、家族のみならず親戚までがこの離婚問題にクビを突っ込んでくることだってあります。

どちらかが離婚に応じない、当人同士で話し合っても全く進展がない、お互いが歩み寄る事が出来ないようであれば、家庭裁判所等を通じて、協議離婚という方向ですすめなければなりませんし、そうなると気が遠くなるような時間と費用が掛かり長期戦になる事が多く、精神的な疲労は、物凄いものとなり心理的なストレスは非常に強いものになるんです。

恋人との別れと既婚者の別れの大変さの違いを認識できたのではないかと思いますが、従って、「離婚」までには大変な労力と精神力が必須になるという事をしっかりと覚悟しておく必要があります。

-復縁したい
-