相談者様の中には、言わなくても伝わるだろう…と考える相談者様も多く、自ら行動に移す能動的な考えではなく、相手から察して貰おうとする受動的な考えの相談者様が少なくありません。
例えば、復縁屋に復縁相談の相談をするまでは能動的でも、肝心なのはどんな相談をするのか?を発信する事であり、どんな相談をするのか?という大切な部分は受動的な考えで、自ら発信して悩み相談をされる方は少ないのです。
この部分だけでも考えて頂きたいのですが、相手が察してくれるであろう…と受動的な考えを持って復縁活動に励んだところで、恋人は振り向いてくれるのだろうか?という点に気付いて頂きたいのです。
言わなくても察してくれるだろう…という気持ちが強く、言わなくても察してくれるだろうという気持ちのまま交際していた場合、交際相手は相談者様の思っていたような言わなくても伝わるはず…という目論見どおりにはいかず、言わないから分からない…何を考えているんだろう?どう思っているんだろう?となり、気持ちを理解してくれていると思っていた元彼氏(元彼女)と相談者様の関係はギクシャクしていき、言わなくても伝わると思っていた関係性にヒビが入ります。
言わなくても伝わると思っていた相談者様にしてみれば元彼氏(元彼女)には相談者様の気持ちが伝わっており、お互いに同じ想いを持っている最良の元彼氏(元彼女)だと思っていた相手から別れ話を告げられた時は裏切られたような、伝えなければならない事を伝えられて無い…と焦ることになり、焦って元彼氏(元彼女)の気持ちを取り戻そうとすればするほど空回りしてしまい、空回りした行動や言動が元彼氏(元彼女)に伝わり、伝えなければならない事が伝わらず、伝えてはいけない事が伝わるといった負のスパイラルに陥るのです。
会話は人間同士が気持ちを一番伝えあえるツールであり、一番気持ちを伝えあえるツールを使わずに以心伝心が出来ると関係性に甘んじていれば伝わるものも伝わりません。
伝わるものが伝わらない事に気づくのが大切な人の気持ちが離れた後であり、相談者様自身も元彼氏(元彼女)の気持ちを汲み取れていないのですからお互いに気持ちを汲み取れていなかった事に別れた後に気付きます。
言わなければ伝わらないのは当然の事ですが、大切な人の気持ちが離れた後にも言わなくても気持ちが伝わる、分かってくれると別れの原因となっていた可能性のある部分を直さなければならない事に気付いていないまま復縁相談を頂く相談者様がいらっしゃるのですが、恋人にだけ言わなければ伝わらない…と考えるので、復縁屋に対しても恋人に対しても気持ちが伝わらず、復縁できない相談者様は少なくないのです。
誰かに何かを伝える時は言わなければ分かりませんし、言わなければどう思っているか?も、どうしたいか?についても伝わる事はありません。
言う事で伝わる事はとても多いですし、言うからこそ相手もどうしたいか?を汲み取ってくれるのが人間同士のコミュニケーションの取り方であり、言わなくても伝わるものとして相手に委ねることは人間同士のコミュニケーションの取り方が上手ではないと言えるのです。
恋人から『別れたい…』と言われた時に、突然恋人が別れを告げてきた…と感じる相談者様は少なくありません。
恋人にしてみれば別れ話をする前に別れるかもしれない…という信号を出していたと考えていますし、恋人の別れ話の信号をキャッチ出来なかったのに、相談者様は恋人には言わなくても伝わっていると思い込んでいた矛盾について考えなければなりません。
好きという気持ちは言わなくても伝わるものですが、好きという言葉を伝えなければ好きな気持ちが伝わらない事も当然あります。
恋愛に限らず人間関係を構築するにあたって、誰かに何かを言わなければ伝わる事はありませんし、言うからこそ相手に伝わり、相手の言いたい事を聞く事が出来るようにもなるのです。
恋人に言わなくても伝わると思っていたなら、恋人に限らず、誰に対しても言わなければ伝わらない事を意識して復縁活動をするだけでも、今まで言わなくても伝わると思っていた時よりも手間は掛かりますが復縁に向けて何をすれば良いか?が見えるようになるのではないでしょうか?
復縁は受身の姿勢で待っていれば復縁できるものではなく、自ら動き出す事で状況を変える事が出来、状況を変える事が出来るので恋人に復縁を意識させる事にも繋がります。
受身の状態で言わなくても相手が汲み取ってくれて伝わる!と考えるのではなく、相談者様から伝える事を率先して動き出せるように意識するだけでも恋人への伝わり方が変わるので本当に復縁したいなら復縁活動でしなければならない事にプラスαで言わなければ伝わらないと意識しながら活動してみては如何でしょうか。