夫婦間の関係を再構築したい方から復縁相談を頂くケースは少なくありません。夫(妻)との復縁を望む方々から復縁屋は状況をお伺いさせて頂いて復縁方法のアドバイスをさせて頂きますが、夫婦間で関係が悪化した理由の大半が、コミュニケーションが不足していた為、相手の気持ちが分からなくなっているケースが殆どになります。
夫婦の会話が足りてない
結婚して夫婦となり、慣れてくると言葉を交わさなくても分かってくれているものとして会話が減る夫婦は少なくありません。子供が出来れば子供を介した会話になっている事もあり、【夫婦】としての会話ではなく、【家族】としての会話が増え、夫婦間の会話が足りない状態であったり、会話はしているけれど会話の内容が夫婦の内容では無かったりで、お互いの気持ちが分からなくなっている状態となり、気持ちが離れてしまう夫婦は少なくありません。
夫婦の会話が足りなくなると、お互いの事が分からなくなり、お互いの事が分からないけれど、お互いの事が分かっているような錯覚を持ちながら日常を経過させます。日々過ぎていく時間の中で、夫婦の会話が足りてない時に、お互いの気持ちのズレが生じますが、その気持ちのズレに気付かないまま関係を流していくので小さな溝が大きくなってしまい、関係の悪化、果ては離婚に進みます。

関係が悪化してからの話し合い
夫婦間の関係が悪化した状態になり、離婚の話しが出た途端に「話し合いをしよう」という言葉を出して、「話す事なんてないから早く離婚して欲しい」と言われてしまい、夫婦関係の修復にストップを掛けられない状態になってから、「どうやって夫(妻)と話し合いをすればいいですか?」という復縁相談を頂く事もあります。
関係が悪化してから話し合いの場を設けようとしても、夫(妻)は話し合いの場を設けたいとは考えず、離婚の話しに進む話し合いなら応じるけれど、離婚の話しではなく夫婦関係を再構築しようとする話し合いならしたくない…という夫(妻)の気持ちも考えなければなりません。
状況が悪くなる前に話し合いたいとなっていれば、まだ気持ちが残っている状態なので「お互いに協力して関係を再構築しよう!!」という話しにもなりますが、お互いに協力して関係を再構築しよう!!という時期が過ぎた時に話し合いの場を設けようとしても、夫(妻)は「今更何を言っているの?」といった状態になるのです。関係が悪化してから話し合いをしようとするので、聞く耳を持ちたくない…となるのも当然です。「話し合いをしたい」という言葉が、夫(妻)の怒りに輪をかけるような形になり、関係が悪化してからの「話し合いをしたい」という言葉はあまりいい結果には進みません。

会話が足りなかったことに気付いたなら
会話が足りなかった事に気付いたなら、「話し合いをしたい」ではなく、自然と話し合いになる様な会話の持って行き方をしなければなりません。「話し合いをしたい」という言葉を出せば相手が警戒してしまったり、構えてしまうのは当然です。離婚の話しが出た後に、「話し合いをしたい」という言葉で離婚の話しではないと分かった時は、夫婦関係を再構築したいという話しをされる事が明らかですから、お互いの想いが平行線になる事が分かっているので夫(妻)が構えるような言い方をすれば、どんな話をしても身構えてしまいます。
身構えるような状態で話しをしても、夫(妻)の耳に届く言葉は、あなたが伝えたい言葉ではなくなります。例えば、仲の良い友人に「バカだな~」という言葉を出しても笑える話になるものが、仲がそれほど良くはない知人に「バカだな~」という言葉を出せば、「あなたにそんな事を言われる筋合いはない」と怒られる事があります。
同じ言葉を掛けても、関係性や話しをしているお互いの立場などで言葉の意味が変わります。言葉の意味を取り違えられてしまえば、伝えたい事が伝わらなくなり、仲が良かった頃とは異なり、一つ一つの言葉にトゲがあるかのようにも感じさせてしまう事もあり、会話が足りなかった事に気付いたなら、身構えさせずに会話が出来るような自然の流れで会話が出来るような状況を作って会話を進めるようにしなければなりません。
夫(妻)を理解していると思い込むのはご法度
夫婦生活が長くなると、夫(妻)の事を理解していると思い込み、夫(妻)が考えている事が分かるかのような接し方をしますが、会話がなければ夫(妻)の気持ちは分からなくなっていると考えなければなりません。日常生活の中で夫婦の会話がなくなり、家族の会話になっている時に、夫(妻)を理解しているかのように思い込んでしまいますが、お互いの事を話していたカップルだった時や、子供がいなかった時の事を思い出して頂くと、今とは異なり、相手を理解していた時とは明らかな違いがある事にお気付き頂けると思います。
離婚の話しをされた今は、夫(妻)が何を考えているか分からなくなっている…という状態であり、分からない状態だからこそ、離婚話をされた時に驚いてしまいます。相手を理解していると思い込めば、離婚話をしてきた夫(妻)の気持ちを理解する事が難しくなり、相手がどう思っているか?よりも、自分がどうしたいか?が優先された行動をしてしまいます。その為、夫(妻)を理解しているではなく、夫(妻)を理解しようとする事が夫婦関係を再構築する上で必要な考え方となります。
夫(妻)を理解していると思い込むのは、相手の気持ちを理解できてない今の状態ではご法度になります。

本当に復縁したいなら
夫婦関係を再構築して仲が良かった頃の関係に戻りたいなら、今出来ていなくて、過去に出来ていた事は何か?に気付かなければなりません。人間同士の関係はコミュニケーションで手を抜けば関係が悪化するのは当然の事になります。夫婦は元々は他人同士であり、家族にはなったけれど、他人同士で始まった関係ですから、親子であっても意思の疎通は難しいのに、他人同士はもっと意思の疎通が難しい事を忘れてはいけません。
意思疎通をするには、自然な会話が求められ、自然な会話の流れでお互いの事を知ろうとする興味や関心があるのでお互いを良く知る事が出来ます。お互いをよく知るには、コミュニケーションを取らなければお互いを知る事が出来ません。夫婦関係が悪化する理由は、コミュニケーションの取り方で手抜きをしてしまい、必要な事をやらず、確認せずに分かったつもりになって行動するので、関係悪化に進みます。
本当に夫婦関係を再構築したいなら、どこで【手抜き】をしているか?を考えなければなりませんし、過去の自分と今の自分を比較して、何が足りないか?を客観的な視点で見る必要があります。夫(妻)とのコミュニケーションの取り方を比較して頂くと、自分の足りないところ、夫(妻)が離婚を考えた理由に気付く事が出来るので、必要なるか?を考えなければなりませんし、過去の自分と今の自分を比較して、何が足りないか?を客観的な視点で見る必要があります。夫(妻)とのコミュニケーションの取り方を比較して頂くと、自分の足りないところ、夫(妻)が離婚を考えた理由に気付く事が出来るので、復縁したいならコミュニケーションの取り方の見直しが大切です。
