復縁したかった…と1日十数件の電話を元内縁の妻にしたストーカー男性(79)が逮捕され、内縁関係だった女性(65)に繰り返し電話を掛けたとして奈良県警桜井署はストーカー規制法違反容疑で同県宇田市大宇陀大熊、縫製業の容疑者を逮捕しました。
弊社に頂く復縁相談でも『復縁したい…』と彼氏(彼女)に何度も電話しているという相談者様がおり、電話ではなくラインの返信が来ないので何度も追ラインをして返信が来ない!!と怒っている相談者様も中にはいらっしゃいます。
電話に出ない事やラインの返信が来ないのは、それが彼氏(彼女)からの答えであり、電話に出ない事やラインの返信が来ない事で復縁したいなら怒れる立場ではありません。
せっかく弊社の復縁ブログをご覧頂いているなら復縁方法を間違えないようにして頂きたいとは思いますが、社会人となった大人の復縁は中高生のように学生の頃の感覚で復縁しようとしても復縁できる事はなく、仕事や日常の様々なものに大人は影響され、気持ち一つでどうにか復縁できるモノではありません。
復縁したい気持ちを強く持ち、今の現状を理解し、彼氏(彼女)との関係性などを考慮した上で何をすれば復縁に繋がるだろう?と一つ一つ積み重ねていく事が重要であり、彼氏(彼女)に受け入れてもらえる体制を作らなければならず、電話やラインで受け入れてもらえない事を自覚していなければ復縁からは遠ざかり、ストーカーとして扱われてしまう事も考えなければならないのです。
無言電話同様に電話に出ない相手に何度も繰り返し電話を掛け続けるのは相手にしてみれば恐怖を感じてしまう事もありますし、電話に出ないから掛け続けたではなく、電話に出ない理由はあなたの電話に出たくないからだという認識を持たなければなりません。
ストーカー規制法の第二条第一項第五号には電話を掛けて何も告げず、又は拒まれたにもかかわらず連続して電話を掛け、ファクシミリ装置を用いて送信し、もしくは電子メールの送信等をする事。という表記もあるので時代が変わりFAXを使う事は減りましたがラインなどのSNS等を用いて送信する事もストーカー規制法に反します。
ストーカーが増え続けたのでストーカー規制法は年々見直され、ストーカー行為の高齢化も以前よりも目立つ様になってきました。
高齢のストーカーは老い先短い人生だから…という言葉を使い、老い先短い人生だから最後は自分の好き勝手に生き、相手の迷惑になる事も厭わない!!という考え方を持ってしまう傾向があり、お年寄りなんだから大目に見てよ!!という考え方や犯罪なんて今更する訳がない!!と、ストーカーに対する知識がない為、相手が恐怖を感じている事よりも自分の想いを遂げる事を優先してしまう傾向にあります。
老い先短い人生だから少し位のワガママを聞いてあげても良いか…と思うのは高齢者が思う事ではなく若者が思う事であり、高齢者が自分で『自分は高齢者なんだからワガママを聞いてくれても良いじゃないか!!』と言うのは間違いであるとも言えます。
そこに胡坐をかいて若者は高齢者のワガママを聞かなければならないもの!という認識を持ってしまえば相手に迷惑を掛けている事にも気付きませんし、警察のお世話になってしまう事にもなるのです。
ストーカーの高齢化が増えた原因には相手の都合を考えず、自分の都合で行動する人が増えたのも原因であり、他人とのコミュニケーションを取る機会が減り、以前よりも他人の目を気にしなくなった事が原因とも言われています。
高齢のストーカーに限らず、ストーカー犯罪を行う方々は相手の気持ちを汲み取る事が出来ず、自分の想いや自分の考え方が絶対的に正しいと判断され、間違った行動や言動を繰り返している事を止めてくれる友人や知人が圧倒的に少ないという傾向にあります。
以前よりもストーカーが増えた理由は誰かに相談したり、誰かに話しをする事でストーカー扱いされてしまったら…という不安や、自分の考え方のズレを指摘してもらえる機会が減り、他人の意見を聞く機会が圧倒的に減ったのはコミュニケーションを他人と取る機会が減ったからでもあり、他人からの意見を聞く機会が減った為に他人の声に耳を傾ける機会が少なくなったので、自分がしている事はストーカー犯罪なんだ!!という認識が欠如してしまった事も一つの原因としてあるのです。
若い女性に対して高齢のストーカーが語る言葉で『自分に気があると思った…』という言葉を語る高齢のストーカーがいるのですが以前なら友人や知人に相談して『あんな若い子があなたに気があるなんてないと思うよ。』というアドバイスをもらえたので自制出来たものが、友人や知人とのコミュニケーションが減り、友人や知人に相談出来なくなったので思い込みが正しいと認識され、相手も自分に気があるから…といった間違った解釈のままストーカー犯罪だと気付かずにストーカー行為を繰り返します。
特に真面目で几帳面な人ほどストーカーになり易く、理性的で穏やかだった人が我慢が効かずにストーカー犯罪に手を染めてしまう事もあり、一度ストーカー犯罪に進んでしまうと誰にもストーカー犯罪をしている事を相談出来ず、逮捕されない事を理由にストーカー犯罪はエスカレートしていき、ストーカーは自分の行動を逮捕されない事から正当化していきます。
ストーカー犯罪に手を染めると歯止めが効かなくなり、相手が自分に好意を持っていると思い込んでいる事を否定出来なくなり、自分で自分を肯定し、ストーカー犯罪を肯定し始めます。
こうなれば相手との関係を構築するのは完全に難しくなり、相手は恐怖を感じるだけなので何をしたところで復縁は難しくなるのでストーカー犯罪に走る前に復縁屋に頼る事をお勧めします。