ＤＶをしてしまい、別れる事となった相談者様から、『ＤＶしたけど復縁したいです…』というご相談を頂く事がしばしばあるのですが、暴力を振るった事を相談者様本人は『反省してます。復縁したらもう２度とＤＶをするつもりはないんです…』と仰るのですが、この言葉を聞くと、あ～この相談者様はまたＤＶするだろうな…としか思えないのです。
もちろん、ＤＶをした相談者様本人は２度とＤＶをするつもりはない！！と思っていると思いますが、第三者である復縁屋が何故この相談者様はＤＶをすると思うのか？を相談者様には分かりません。
単純な事ですが、人は無意識の内に思っている事を口に出す訳で、思ってもいない事を口にする事はないので、この相談者様が仰る【復縁したら】もう２度とＤＶをするつもりがない。という言葉には復縁したらＤＶをしない訳で、ＤＶを起こした原因について何も考えていない事が分かりますし、別れを告げられたので反省は勿論していると思いますが、反省が一過性のものである事も分かり、一過性のものである反省を口にしているにも関わらず、相談者様本人はＤＶした事をとても反省しているかのように捉えているので聞いている側は反省しているとは思えない。になるのです。
当然の事ながら反省を口にしながらも反省の気持ちが見えない相談者様となるので、それは復縁屋だけではなく相談者様の恋人にも伝わります。
恋人に反省の気持ちはない！！と伝わるのですから、恋人はまたＤＶに発展するだろう…と考えるでしょうし、相談者様は反省している！と口にしますが、相手には反省の気持ちが伝わらないのでいくら相談者様が『復縁したい！！！』と口にしたところでＤＶを繰り返すであろう人と復縁してもいいかな？と思う人はいないのですから復縁できる日が来る事はないのです。
恋人から相談者様に向けられる気持ちは、好き・嫌いではありませんし、復縁する・しないでもありません。
復縁を考えるとか、好きとか嫌いとかを考える以前に恋人は怖い…という想いを持ちますし、相談者様は復縁したいと思っていても、恋人はそれ以前の問題として人として関わりたくない！！！と思っているのですから、好き・嫌いの感情以前の問題になっているのですが、好き・嫌いの感情以前の問題になっている事に気付かない相談者様が復縁できる日が来る事はないのです。
ホラー映画の主人公がモンスターに追われている状態と同じで、恐怖を感じている相手から『復縁したい！！！』と追いかけられる様な状態で復縁を考えてくれる事はあるでしょうか？
ホラー映画の主人公は絶叫しながら逃げ回りますが、それと同様でホラー映画の主人公を追い回すモンスター役を相談者様はやっているのですから、復縁を考えてくれるでしょうか？
ホラー映画のモンスターは主人公の言葉が通じないので追いかけ回しますし、言葉が通じないので理解を示せない相手と交際が出来るでしょうか？
ＤＶが原因で別れてしまった相談者様の多くは、コミュニケーションの取り方が上手ではなく、会話で解決出来るものを会話で解決させられないので暴力というコミュニケーションの取り方を選んでしまい、暴力というコミュニケーションの取り方を正当化する発言が出るので相談者様の言語化能力が未熟だという事が分かっていません。
言語化能力が未熟である事は復縁相談を承っているととても分かり易いのですが、反省の気持ちの伝え方も上手ではありませんし、相談員から相談者様が反省していない事を伝えるとすぐに感情的になり、バカにされた、説教をされる為に相談したんじゃない、といった自分に都合の言葉を相談員にぶつけます。
正直に申し上げまして、ＤＶをして大切な人に直接的な暴力でなくても傷付けた加害者である事は揺るがない事ですし、暴力を振るった側が説教をされない事などありませんし、力の強い側が力の弱い側に暴力を振るう社会人はバカにされても仕方のない事であり、反省していたら感情的になる必要のない事を本当の事を指摘されたら感情的になって怒り出すのですから２度とＤＶをしない！！という言葉も信憑性に欠ける言葉ですし、この相談者様が再度誰かにＤＶをするであろう事は誰の目にも明らかなのです。
その状態で『復縁したいです！！』とよく言えたものだな…とも思えますし、根本的に考え方が間違っているのですからＤＶが原因で別れを告げられた状態から復縁したいなら根本的な考え方を改善しなければ１２０％復縁できる日が来る事はないのです。
ＤＶが原因で別れに至った際に本当に復縁したいなら今までの相談者様の考え方全てを変えるくらいに改善しなければなりませんし、考え方全てを改善するのに根本的な考え方から間違えている相談者様が自分一人の力で改善しようとしても絶対に出来ない事でもあるのです。
それが分からない相談者様がＤＶをしない日が来る事は有り得ませんし、ＤＶをしない日が来る事は有り得ないのですから復縁できる日が来る事もない！！とも言えますが、それでも復縁したいなら協力させて頂くか協力を断るかは別としてご相談いただければ復縁のご協力をさせて頂く事も可能です。
