復縁したい相手を傷付けたという事を1つの話を参考にして頂き、自分がどの様に相手を傷付けたのか?を考えるキッカケにして頂ければと思います。
- あるところに、感情のコントロールが苦手な少年がいました。
- 自分の思い通りにならないからと癇癪を起こして、暴れて暴言を言う子に、釘の入った袋とかなづちを渡して、父親は言いました。
- 「怒りでどうしようも無くなったときは、裏庭の柵に釘を打ちなさい」
- 初日の終わりには、少年は37本の釘を柵に打ち付けました。
- それから数週間、少年は自分が怒る瞬間を気に留めるようになり、打ち付ける釘の数は少なくなっていきました。
- やがて少年は、柵に釘を打ち付けるよりも、怒りを制御するほうが簡単だということに気付きます。
- そしてついに、少年が一度も怒らなかった日がやってきました。
- 一度も怒らなくなった日が来た事を父親に告げると、「これからは怒りださないように自分を無事制御できた日には、釘を抜いていってはどうか」と言われました。
- 月日が経ち、ある日少年は、釘を全部抜いたことを父親に伝えました。
- 父親は息子の手を引いて、柵に連れて行きました。
- 父親は言いました。
- 「よくやった。でも柵に空いた穴を見てごらん。柵はもう二度と元通りにはならない。憎しみに溢れた言葉を遣うと、その言葉はこんな風に傷を残す。相手の心に刃を突き刺して引き抜くようなものなんだ。どんなに謝ったって、その傷は消えない。言葉には力がある。覚えておきなさい。何かを言ってしまったとき、それは許されるかもしれない。でも、忘れられはしない。」
復縁したい方の多くは、今考えたら「言わなければよかった」と思う様な、相手を傷付ける言葉を言ってしまっている事が多く、『何故あの時あんな事を言ってしまったんだろう?』と後悔する方も少なくありません。
上記の話を読んで、どう思いますか?
あなたが復縁したい相手に向けて発していた言葉を思い出して、もう一度読み返してみてください。
柵は相手の心です。
- 謝りたい
- 会って謝って許してもらいたい
過去に言った言葉を後悔しているかもしれませんが、復縁したい相手の心を如何に傷付けた事に関してはお考えでしょうか?
柵に空けてしまった穴と同じ様に、相手の心に一度空けてしまった穴は塞がる事はありません。
謝る事で許してもらえるかもしれませんが、忘れてもらえる事はないのです。
一度の穴なら傷は小さくても、別れに到るまでに傷付けた穴は1つではありませんよね?
過去に何度も相手の心に刃を突きたてしまった事、忘れてはいませんか?
何度も刃を突き立てられ、塞がらない傷を負わせていたのではありませんか?
自分本位な考えで相手に刃を突き立てながら、刃を突き立てる衝動が改善されなければ復縁しても良いかな?と考えて下さる事はあるのでしょうか?
怒りの衝動を抑えきれない子が怒りの衝動を抑える改善ではなく、髪型を変えたり、メイクを変える事で許される事はあるのでしょうか?
復縁したいから自分磨きをする!という方が復縁できない理由は、検討違いの方向に努力をしている事が理由だという事にお気付きでしょうか?
ご自身がなさった事と向き合い、何が悪かったのかを考えなければならず、別れの本当の理由を知る事が復縁ではとても重要だという事がお分かり頂けるでしょうか?
自分がした行為、傷つけた行為を全て覚えている方は少ないでしょうが、覚えていなかったとしても、精一杯考えて考えて思い出して、向き合う必要があるのです。
復縁したい相手は、今まで何度も何度も何度も、心から血を流しているのです。
心から流れる血に対する償いの態度を身につけなければ、復縁したい!!とアプローチを掛けても、相手の心から更に血が流れ続けるだけです。
どうすれば心の流血の償いが出来るでしょうか?
心を流血させた張本人が、復縁したい相手の流血を拭ってあげる事が復縁したい相手から許される事ですか?
止血してあげる事はもちろん大切ですが、止血した後に再度同じ個所を傷付けられてしまうのでは…と考えるのが『復縁しても同じ事の繰り返しになるから…』という言葉になります。
傷に絆創膏を貼ってあげた後、二度と傷を付けない姿勢を見せる事が復縁を意識させる自己改善の方法になります。
復縁を目指しているあなたの復縁活動が間違った方向に進まない様に参考にして頂ければと思います。
- ※自己改善に関する参考にする復縁ブログ記事
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- ⇒自己改善の終わりを気にする人は自己改善が始まってません。