感情を言葉に表す事が出来ないので暴力に訴えてしまう人がおり、暴力を振るってはいけないと分かっていながら感情を抑えられず暴力に訴えてしまいます。

暴力とは腕力に任せて行うだけではなく言葉の暴力も合わせて暴力と呼びます。

DVをする方は『DVって言われたけど殴ってはないんです。』と仰る方もおり、殴る、蹴るがなければ暴力だと考えていない方もいます。

パートナーに感情をぶつけたいけれど、言葉で感情を表す事が出来ないので暴力に訴えてしまい、パートナーからの信頼を失ってしまい、信頼を失ったパートナーとの縁が途切れてしまう方も少なくありません。

DVなんてする人は…とDVに対しての理解を示している人は多いのですが、DVに対する理解が直接的な暴力だけと捉えている方は少なくありません。

例えば、物に当たる事で直接的な暴力を振るわなくてもDVになりますし、DVはドメスティックバイオレンスと呼ばれているものですから婚姻関係にある人達同士だけを指すものではないのです。

DVはいけないものだと分かっていながら何故DVをしてしまうのか?について考えるDV加害者はとても少ないのです。

例えば、女性から先に手を出されたから暴力を振るってしまった。と暴力を正当化する考えを持つ人もいますが、暴力を正当化するので自分は加害者でもあり、被害者でもあるという気持ちでDVをした事に対する罪悪感を持たないDV加害者は多いのです。

もしも女性から先に手を挙げられたとしても、やり返さなければDVの加害者になる事はありません。

やり返すのではなく言葉で痛い事を伝えたり、同じ事をされたらどう思うか?を想像させる表現が出来ればDVの加害者となってパートナーが離れてしまう事はないのです。

感情を言葉で表現できれば伝わるものも感情を言葉で表現できないので伝わらなくなり、伝わらない感情のまま言葉を交わすので感情は更に募り、募った感情が爆発してパートナーに恐怖心を与える結果になるのです。

一度暴力に頼ってしまうと暴力で言い聞かせる事は簡単な事だと学習してしまう為、次からは更に暴力で感情を表現する事を覚えます。

結果的に日常的に暴力を振るったり、共に生活していく中で恐怖心を与えてしまったり、気付かぬ内に暴力が生活空間の中で蔓延しているのがDVになります。

感情を言葉で表現出来れば暴力が生活空間の中で蔓延する事はなく、DVをされているという認識を与える事はありません。

DVが原因で別れに至り、復縁を望むなら感情を言葉で表せるようになっていなければ気持ちを伝える事は出来ません。

恐怖心を与えてしまった事を考えていただければ分かる事ですが、DVが原因で別れても本当に復縁したいならDVをしない様に努力するのではなく、感情を抑える努力が出来る様にしなければなりません。