メールとラインの大きな違いは送ったメッセージの内容を読んだか読んでないかを判別出来る既読や未読という機能になりますが、読んだ、読んでないを判断するのに実際に読んでないのに既読が付き、伝えたい事が伝わっていると誤解したまま相手とのやり取りを続ける相談者様も少なくありません。
復縁したいからラインの送り方を気にされる相談者様はとても多いのですが、ラインの既読スルーや未読スルーに振り回されて、メッセージのやり取りをする為のツールであるという認識を忘れている相談者様は少なくありません。
ラインのアプリ内で起きた事はアプリ内での出来事なので既読スルーになったからといって路上で声を掛けて無視をされるのとは違いますし、文章を読んで返信しないのは返信する意味がない、返信する理由がないので返信しないだけになります。
例えば、ラインを送った相手の方にメッセージを届けてメッセージを確認したけれど返信を忘れてしまう方もいらっしゃいますし、沢山の方々からメッセージが来ていて返信を後回しにしていたら忘れてしまった…というのもラインにはよくある事です。
既読スルーになった事で自分のラインの返信をする必要がない…と捉えるのではなく、メッセージを送った相手の状況も想像しながらやり取りをするのがラインに限らずメッセージのやり取りをするツールの使い方でもあります。
ラインで意図せず結果的に既読スルーされてしまった場合は内容にもよりますが、まずは待たなければなりませんし、待つ時間を決めて送るのではなく、相手の事情に合わせて待たなければならないのです。
返信を急かしたり急ぎで返事をもらわなければならない事情以外で返信を急かせば相手も返信をする気がなくなります。
ケンカ等をしていて意図して既読スルー状態を作られた時も相手の状況を想像しなければならず、なぜ既読スルーをされるのか？について考えてみると既読スルーされる理由が分かり、理由が分かれば対処法に辿り着きます。
例えば、おはよう！おやすみ！！等の返信が不要な内容を送ったから既読スルーをされたのでは？と考えられるケースや、今日は〇〇を食べたよ！と仲が良い時なら拾ってくれるメッセージを送った時、単純に返信したくない！！という内容問わずで絡みたくないと思って既読スルーされているケースも相手がどんなつもりで既読スルーにしているか？を考えれば追いラインをする内容も考えられるのです。
ラインが既読スルーされる、おはよう、おやすみ等の返信が不要な時報ラインと呼ばれる内容は他の文章と合わせて送るなら既読スルーされづらくなりますが、単発で毎日のように挨拶を送るだけのやり取りには挨拶以外の返信がし辛いという特徴があるので会話の発展も視えず、もらった方も深く考えないので時報ラインはあまり望ましい内容ではないので既読スルーされてしまう可能性が高くなります。
同様に、今日は〇〇食べたよ！！などの日記ラインと呼ばれる内容を送られても送られた相手は定型文の様に『美味しそうだね！』などの決まった返信しか出来ないので既読スルーする可能性もあり、もらった側が返信し易いラインの内容を送ることで既読スルーされる可能性を下げる事にも繋がります。
ラインの既読スルーが続くと、ラインをブロックされたり、非表示設定にされる事もあり、既読スルーの連続は相手との関係性が無くなる事にも繋がります。
ラインをブロックされると連絡手段がなくなる方も多い世の中になり、ラインのブロックを解除して欲しいとラインをブロックされた相手に送る方法はないのでラインのブロックを解除するなら冷却期間を空けてラインのブロックを解除してもらう以外に方法はありません。
しかし、一度ラインをブロックされるとラインをブロックした側には罪悪感を持ってしまい、ラインのブロックを解除してくれるケースの方が稀であり、ラインをブロックされた場合は永遠にラインをブロックされたままの状態にされるケースがほとんどになります。
ラインしか繋がりのない相手からラインをブロックされた場合、相手に避けられている事実を受け入れなければなりませんし、ラインのブロックを解除する為に自分でどうにかしようとすれば相手から更に距離を置かれる要因となる事も忘れてはいけません。
既読スルー状態を続けられているけれどラインをブロックしない人もいるのですが、ラインをブロックされないからチャンスがあるかも！？と思うのは間違いの可能性も少なくありません。
ラインのブロックの仕方が分からない場合やラインをブロックすると家に押し掛けたり職場に押し掛けられたりするかも…！？と思って怖いのでラインのブロックをしないケースもあり、既読スルー状態を続けられてもラインのブロックをされていないからチャンスがあるかも！？と考えていいものではありません。
何故ラインがブロックされないのか、既読スルー状態を続けられるのは何故か？を考えなければ、その相手との関係を取り戻すのは絶望的になります。
ラインのタイムラインを活用する事で誰でも見れるオープンな投稿としてアピールする事が出来、必ず見てくれるとは限りませんが、既読スルー状態を続けられている時に相手に今の状況をアピールする事が出来るものでもあるので有効活用しない手段はありません。
相手にプレッシャーを掛けないように情報を伝えなければならないのでタイムラインの活用方法は上手くいけば連絡を再度持てるキッカケとなる可能性がありますが、失敗すればそのまま永遠に連絡が取れなくなる人物として印象付けてしまいます。
ラインに日本人は慣れてしまい、慣れ過ぎてしまったのでラインを頼りに連絡を取り合う習慣が出来つつありますが、基本的にはメッセージのやり取りは誤解を招きやすいものである事を忘れてしまうとラインをしていても上手く気持ちを伝えられない…という方々は少なくなく、ラインを送る事で伝えたい事が伝わっていると思い込んでいればお互いに思っている事が伝わらずに関係がいつの間にか疎遠になってしまった…という事も考えられます。
ライン一つでケンカに発展して別れに至った方々も多く、ライン一つで恋人となるケースもあるので一つのラインのメッセージが相手の逆鱗に触れ、関係を壊したり、関係を構築出来るのもメッセージの送り方や捉え方で変わります。
既読スルーや未読スルーといった状況で相手との距離感を判断するのではなく、相手とのメッセージのやり取りで相手との距離感を掴まなければならず、ラインは簡単に使えるツールではあるものの、使い方を間違えれば簡単に関係を損なう可能性のあるツールだという事を覚えておくだけでも送り方、捉え方で間違わなくなるのです。
