ずっと一緒にいたい人がいる

復縁できない理由はお客様によって様々ですが、その復縁できない理由=問題への取り組み方についても、お客様によって様々です。

勿論正面きってその問題に立ち向かい改善できるように努力なさるお客様もいらっしゃいます。

ですが中には、自分自身の問題点を隠すことに一生懸命になるお客様もいらっしゃるのが実際のところです。

例えばDVをしてしまうお客様がいらっしゃったとしましょう。

問題に立ち向かい改善する場合は、「何故自分は暴力をふるってしまうのか?」「何故自分は、自分自身も暴力(への欲求)に負けてしまうのか?」、そのような問題点に真っ直ぐ向き合い、最終地点は「暴力をふるわない自分になること」だとしても、まず暴力そのものに向き合おうとなさいます。

確かにこの改善方法は時間がかかります。

他人を知ることは勿論自分を知ることも簡単なことではありませんし、何故自分にその欲求があって負けるのか?を考えることはなかなかに苦しいものだからです。

(例えばダイエットをしていると想像して、「何故自分は食べてしまうのか?」と考えても「食べたいから」くらいしか思い浮かびませんよね?でもそれでは不十分で、何故食べたいのか?まで深く考えるのがこのステップです。難しいでしょう?)

ただ上記のような自分自身を知る改善には、大きな利点があります。

それは、自分のことを知るからこそ、もしまた同じ間違いを繰り返しそうになったときに、そういう自分にも気がつけるようになることです。

自分はこのようなタイミングで間違った行動をしてしまう、自分はこのようなタイミングで間違った判断をしてしまう。

そういう自分に気がつくことができるようになれば、もし復縁できるチャンスがあったときに、また同じ間違いを犯してせっかくの可能性を潰してしまうことを防げると思いませんか?

また、実際に復縁できた後についても、同じ過ちで再度の破局をしないようにすることができますよね。

時間はかかるし大変な作業でもありますが、自分自身を知ることは復縁には非常に重要なのです。

対して「その問題を隠すことに一生懸命になるお客様」とはどのような状態を指すのでしょうか。

それは、ただ一辺倒に「殴らない」と決めるだけのお客様です。

「人を殴ること」、その認識は正しいものです。

「だからもう殴らない」、間違いではありませんが、果たしてその認識だけで、暴力をふるうことを防げるでしょうか?

そもそも暴力をふるうことを良いことと考える人はいません。

良いことではないけれどどうしてもしてしまう、その結果他人を傷付けてきたのではないでしょうか?

「わかっちゃいるけどやめられない」のままな悪癖を、「もうしない!」だけでしなくなることができるのであれば、泥酔して他人を困らせる人はこの世にいませんよね。

「わかっちゃいるけどやめられない」を止めるのが、本当の自己改善です。

日本ではプッチンプリンのCMで有名になった、スキャットマン・ジョンという方がいらっしゃいます。

彼は重度の吃音症(どもり)を抱えていましたが、その吃音症について、このように仰っていたそうです。

「私がどこへ行っても、いつでも、大きな象が私の後ろからついてきます。他人からは見えている、この大きな象が吃音ですが、そんな大きなものをひたすら隠そうと躍起になっていたなんて、おかしいですよね」

DVと吃音、復縁できない理由と吃音は違いますが、その問題について「隠そう」としても意味がないことは同じです。

隠すのではなく、その象と向き合わなければなりません。

向き合って飼いならすなり、向き合って野に放つなり、そうするからこそ問題点を問題点でなくすることができます。

復縁できない理由をなくしていかなければ、復縁はできません。

復縁できない理由、つまり、お客様にとっての象は何でしょうか?

押さえつけえて隠すことができるものですか?

復縁活動がうまくいかない人は、象をどう扱っているか、もう一度考えてみてください。