再三、弊社のブログでも復縁したい相手へのストーカーについて警鐘をならしてはいますが、残念ですがストーカーの事件での逮捕者がまた出たようです。
元交際相手の20代の女性宅に火をつけたとして、警視庁は21日、元自衛官でアルバイトの宇田大志容疑者(30)=東京都品川区豊町5丁目=を現住建造物等放火などの疑いで再逮捕し、発表した。「弁護士と相談する」と認否を留保しているという。宇田容疑者はこの女性に繰り返しメールを送ったなどとして、ストーカー規制法違反の疑いで逮捕、起訴されている。
人身安全関連事案総合対策本部によると、再逮捕容疑は6月30日午後9時ごろ、都内にある女性の自宅マンションの玄関に火をつけたというもの。周辺の防犯カメラの映像などから宇田容疑者が浮上した。女性は当時、親族の家に避難しており、けがはなかった。
女性は6月上旬、宇田容疑者から乱暴なことを言われているなどとして三田署に相談した。署は、女性に近づかないよう宇田容疑者に口頭で警告。今月1日には、女性が署に相談後の6月中旬~下旬、二十数回にわたり「話し合おう」といったメールなどを送ったとして、宇田容疑者を逮捕していた。
朝日新聞DIGITAL参照
事も有ろうに、ストーカー規正法違反での逮捕だけではなく、復縁したい相手の自宅に放火までしてしまうという尋常ではない行動に出たようです。
元自衛官という肩書きがあることにも驚きを隠せません。
復縁したい人が復縁したい相手にやりがちな行動が、自分の”思いの丈”を綴った文章をメールラインで送りつけるといった行動です。復縁したい相手がどう思うか?など全く意に介さず、自分がどれだけ復縁したい相手の事を想っているか、考えているのかと、身勝手な想いだけを伝えようとします。
実際に、今回事件の当事者である宇田容疑者は女性の自宅に押しかけたり「電話に出てくれ」などとSNSなどで20回以上メッセージを送りつけたりした事から、「ストーカー規制法違反」の罪で20日起訴されているのです。
ここまでは、弊社の復縁相談に来られる方でも、同じ様に、メールやラインなどで何度もメッセージを送るといった行動を取ってしまったというお話をお伺いする事があります。
しかし、復縁したい相手との復縁を本気で望んでいるわけですから、「復縁したい相手にこれ以上嫌われたら…」「復縁したい人に恐怖心を与えてしまっては…」と、これ以上状況が悪くなってしまっては復縁することが困難になると考え、一度立ち止まった方が、復縁屋へ相談するという経緯を辿るわけですが、これ以上自分自身での関係修復が困難と認識したからこそ、復縁屋へ助けを求めるのでしょう。
冷静ではいられなくて、復縁したい相手に対しメールやラインを何通も送ってしまう行動はストーカーと判断されて警察が介入されてもおかしくはありませんが、これ以上の関係悪化を認識し自分を制御出来たことは正しい判断だと思います。
これが最終的に逮捕に至ってしまうストーカー犯罪者となる人と、復縁したい人との大きな違いではないのかと思いますが、ストーカー犯罪者は自分ではやっている行為が犯罪になる、犯罪を犯しているという認識がないまま、他人の迷惑を顧みることなく行動してしまうのです。
しかも、この宇田容疑者は、理性を失っているのか?ただの身勝手な男なのかは分かりませんが、この行動を起こすことで結果こうなってしまうという判断すら出来ずに、最終的に復縁したい相手の自宅マンションの玄関に火をつけるといった人として逸脱した行動に出てしまったのです。
ちなみに、放火については現代においては ”殺人より罪が重い” ”無差別殺人” とされている事はご存知ですか?こうなると、ストーカーが軽い犯罪のように思えるといってしまったら誤解されそうですが、放火はそれほど重罪なんです。実際に”殺人より罪が重い”と言われるくらいなのですから。
宇田容疑者は復縁したいという強い想いが、復縁したい相手の事を顧みない行動によりストーカーから始まり、最終的には殺人に近い 『常軌を逸した行動』で人生を破滅させてしまうという結果を招いてしまいました。
復縁したいと考えている方、ストーカー行為に及ぶ前に、もう一度立ち止まって考えて下さい。
「ストーカーは決して許される行為ではありません」
復縁したいんですか?
逮捕されたいのですか?