復縁は焦れば焦るほど上手くいかなくなるのですが、上手くいかないので別に恋人が出来てしまうのでは?という考えから復縁したい恋人を監視する様な相談者様がいらっしゃいます。
監視するというのはストーカーのように素行を監視するだけではなく、連絡を頻繁に入れたり連絡を頻繁に求めたりと素行を監視しなくても復縁したい恋人の行動を監視する様なことをして更に疎遠になってしまう相談者様もいらっしゃいます。
相談者様は監視してるつもりもなく、ただ単に連絡をしているだけ…という気持ちでしかないのですが、監視される様な事をされ、復縁したら更に監視が強くなるかもしれない…と思えるような相手と復縁したいと思う恋人はいませんし、恋人が望まない事をしている自覚がない相談者様なので恋人の気持ちを考えて行動出来ない相談者様になるのです。
別れた恋人は相談者様に好意がなくなっており、好意が無い相手から監視される事を好む人は世の中には存在せず、好きな人から束縛されるならまだしも好きでもない人から束縛される事が苦痛だという事を相談者様は理解していない事にも繋がり、付き合っていた時と同じ感覚で行動を監視する様なラインやメール、電話をすれば恋人の気持ちは離れていき、交際時の楽しかった事すらも嫌な思い出として変わってしまいますし、相談者様が自ら復縁の可能性を下げてしまう事にもなり、復縁の為の行動が嫌われる為の行動になっていくのです。
監視しているつもりがないまま監視している相談者様はとても多く、例えメールやラインで連絡を取り合っていなくてもSNSを監視して相談者様にとって不都合な投稿を目にすると不安を感じて別れた恋人の様子を窺う様な連絡を取ってしまう相談者様もいらっしゃいます。
そういった監視行為を繰り返していると別れた恋人から更に疎遠にされてしまい、ある日突然ラインをブロックされてしまったり距離を置かれてしまったりするものの、なぜラインをブロックされたのかが分からない…という状態になってしまい悩む相談者様もいらっしゃいます。
干渉される事を望まない別れた恋人からは責める言葉を言われるまでもなく、会話をするだけ無駄な事になっているので連絡を取り合いたくない…となり、ラインもブロックされてしまったり既読スルー状態を繰り返されるのです。
既読スルー状態になると監視している相談者様は更に不安を感じてしまい、監視がエスカレートするとストーカー行為をする相談者様もいらっしゃるのですが、既読スルーをされているので連絡が取れなくなったのは別の異性との交際があったのではないか?などの不安を解消出来ない相談者様は少しなら…と監視する方法が変わるのです。
監視する方法が変わっても少しくらいなら大丈夫…という気持ちからストーカー行為を繰り返す様になる相談者様もいるのですが、別れた恋人にバレてしまったり近隣の通報が入り、警察が関与する事となり、ストーカー規制法に抵触する形となり、ちょっとした監視はちょっとした監視ではなくなってしまうのです。
監視している状態からストーカーになってしまった相談者様は、ストーカー扱いされました、警察に連絡すると言われました、警察を呼ばれました、警察から警告を受けました、誓約書を書かされました、けども復縁出来ますか?とご相談を頂くのです。※参考記事:恋人をストーカーする様な考え方だから復縁出来ないって分かってますか?
ストーカー扱いではなく、完全にストーカー行為に及んでいる状態にも関わらず『何故通報されたのか理解出来ません…』という自覚がない相談者様もおり、監視行動が復縁の為ではなく別れた恋人に対する嫌がらせを行っている事に気付かない相談者様は後を絶たないのです。※参考記事:ストーカーは逮捕されますけど復縁は逮捕されません。この違いを分からなければ復縁出来ません。
別れた恋人は破局していて恋人関係ではないのですが、監視する事でいつまでも恋人関係を継続しているかのように振る舞っているので恋人の気持ちが冷めていく事に気付かず、連絡が来る、来ない、恋人がいる、いない、などの表面上の事しか視ようとせず、恋人の気持ちを視ようとはしないコミュニケーションの取り方なので別れた後のコミュニケーションが一向に取れず気持ちが戻ってこないのです。
気持ちを取り戻す為の行動をするから復縁に繋がるのですが、気持ちを取り戻す事が出来ないので監視するという行為を続けるのです。
監視を続けたところで復縁に繋がる事はありませんし、監視をして表面上の言葉を知ろうとするのではなく、恋人の気持ちを分かろうとする気持ちがなければ復縁できる事はないのです。
本当に復縁したいなら恋人の気持ちを取り戻す為に出来る事をしなければなりませんし、その方法は監視でもなくラインやメールで相手を制御する事ではありません。