復縁屋として復縁相談を受け付けている弊社には恋愛にまつわる様々なご相談が寄せられますが、中にはこんなご相談もあります。
失恋をしました。
失恋の傷を癒したくて他の恋愛もしてみましたが、結局相手の嫌なとしか見つけることができず、うまくいきませんでした。
そういうときに元交際相手のことを思い出してしまって、「復縁したいな」と思ってしまいます。
でも、また付き合ったところでうまくいかないことはなんとなく分かっているんです。
わたしはどうしたらいいのでしょうか?
失恋の傷を新しい恋で癒す。
そういう方はよくいらっしゃいます。
ですが、総じてうまくいくことはありません。
それは何故でしょうか?
答えは簡単です。
新しい相手のことを好きだからしている恋愛ではなく、元交際相手を忘れるためにしている恋愛だから、うまくいかないのです。
考えてみてください。
誰かを忘れるために新しく恋愛をする時点で、お客様の中での異性の基準はその忘れたい相手になりますよね。
ということは、新しい相手が何かをしてくれたり、もしくはしてくれなかったときに、元交際相手というフィルターを通してしまいます。
- あの人ならこう言ってくれたのに
- あの人ならこんなことを言わなかったのに
そうやって別の「あの人」が心の中にいる最中に新しく恋愛をしようとしたところで、別の人が居座ったままの思考ではうまくいくはずの恋愛もうまくいかなくなるでしょう。
失恋を新しい恋愛で癒そうとしているお客様の中には、上記のことに思い当たる経験があると思います。
またそのようなお客様に「新しい相手のどういうところがダメなんですか?」と伺うと、決まってこういう感じの言葉が返ってきます。
「すごく良い人なんです。でも、○○なところが何となく嫌で・・・」。
相手を褒める言葉は抽象的なのに、相手を好きになれない理由は具体的なんです。
これはつまりどういうことかというと、好きになれない、もしくは好きにならない理由についてしっかり考えている、ということになります。
誰を好きになるとき、相手のネガティブな面ばかり考えるでしょうか?
むしろネガティブな面があったとしても、「○○だけれど、でも△△なとこが好きだから、好きな気持ちが止められない」と、ネガティブな面を見えなくさせるほどに良いところばかり見ようとするはずです。(浮気性な男性を好きな女性が「確かに浮気はするけど、でも本当は優しくて良い人なの」と良いところばかり見ようとするなどが顕著ですね)
この時点で、どうにか言い訳をしてでも相手を好きにならないようにしている、と言えます。
そして何故言い訳をしてでも好きにならないようにしているかと言えば、以前の交際相手のことを忘れることができていないから、です。
それは意識的にしていることではないでしょうが、どちらにしろその状態では新しい恋愛がうまくいくことはありません。
こういうときにどうすればいいでしょうか?
ひとつ言えることとしては、次の恋愛をしよう、新しい恋人を見つけようとするのではなく、今の自分自身をしっかり見つめることです。
恋愛をすることに躍起な人は、総じて自己評価が低い人です。
自己評価が低いから、誰かに好きになってもらってその人からの愛されている実感を自分の評価として転換しようとしてしまいます。
そうではなく、まずは自分自身が自分のことをきちんと好きになって、自分自身の自分への評価を高めること。
仕事を頑張るだとか、外見や内面を磨くでもいいでしょう。
フラれた理由の改善に自己改善として取り組むことだって良いことです。
とにかく自分自身のために頑張り、自分で自分のことを認めることができるようになることが、恋愛のみならず人生をもうまくいかせるコツです。
失恋の傷を癒すために新しい恋愛をしようとしてもうまくいくことはありません。
失恋の傷を癒すのは、ハリのある毎日です。
そういう中で「やっぱり復縁したいな」と思えば復縁活動を始めてもいいでしょうし、他に好きな人が出来れば新しい恋愛をすることも良いでしょう。
「復縁をどうしようか悩んでその悩みから目を逸らして何もかもがうまくいかなくなるくらいなら、まず自分自身についてをしっかり考え、自分としての土台を作ることから始めましょう」ということです。
勿論恋愛をして好きな人に愛される毎日も楽しいものですが、恋愛をしなくたって生きていくことはできます。
何より復縁は、他の誰もないお客様自身が魅力的になるから出来るものです。
自分の価値を見失ったままでは新しい恋愛も復縁もうまくいきません。
失恋を機に、一度立ち止まって自分自身を見つめ直してみてはいかがでしょうか?
- ※自己改善に関する参考にする復縁ブログ記事
- ⇒じゃあどうすれば復縁出来ますか?
- ⇒別れたのは自業自得って分かってますか?