復縁屋には『モラハラが原因で別れたいと言われました…』と仰る相談者様からのご相談も有り、モラハラは一般的に考えたらやってはいけない事だと気付いてない方も多く、自分のしている事がモラハラだと分かりながらモラハラを繰り返す方はいません。
モラハラはやってはいけない事という認識を誰しもが持っていながらも、モラハラが原因で別れを告げられる方が多いのも実情で、やってはいけない事をやってしまった後になって、『モラハラが原因で別れたいと言われました…』という相談を頂くのですが、やってはいけない事と分かりながら、やってしまうのですから『別れたいと言われました…』という相談を頂く理由も若干分かりません。
そんな事をすれば別れたい!!と言われるのは当たり前ですよね?というケースがモラハラが原因で別れを告げられる方々には起こっているのですが、相談者様は、そこまでしても別れを告げられない!!とタカを括っていたようですが、完全に勘違いをしていて、嫌なモノは嫌です!!と別れを告げられてしまうのです。
モラハラが原因で別れてしまう方はとても多いのですが、モラハラはいけない事と分かっていながらしてしまうのは、自分がしている事がモラハラだと気付いていないからであり、他人がしていれば注意するけれど、自分がしていると気付けないので、モラハラが過剰になり、モラハラがエスカレートしていくものの、自分ではエスカレートしているつもりがないので、気付いた時には別れを告げられてしまうのです。
イジメも同様ですが、加害者は被害者の痛みを知りません。
イジメの加害者はいじめられっ子に対して、酷い仕打ちをしていても、イジメられるのが当たり前、イジメられて当然、という考えを持つので、イジメもエスカレートしていきます。
自分がされる側の痛みを理解しようとしないので、される側の気持ちが分からず、される側がどんな気持ちでモラハラに耐えているか?を考えようともしませんし、考える事が出来ません。
イジメが続けば、イジメは次第にエスカレートしていき、時にはいじめられっ子の命を奪う結果にもなりますが、大人のイジメでもあるモラハラを含めたハラスメントは、限度を弁えているつもりであっても、常識は人それぞれ異なるので、許されるという範囲も人それぞれ異なりますし、許される範囲が異なれば相手の捉え方も変わり、イジメ同様にモラハラが原因で別れを告げられた時は、常識の擦り合わせからしなければ復縁には向かないのです。
やってはいけない事と分かっていてやる人はいませんし、やってはいけない事だと分かってないのでやってしまう方が多いのがモラハラです。
自分がモラハラをしている…と気付いていながらモラハラをしていれば、『モラハラが原因で別れを告げられました…』と相談する人はいませんし、モラハラしている事に気付かないでモラハラをしていたので、別れ話でモラハラを指摘され、初めて自分がモラハラをしている事に気付く、というよりも、今まで見て見ぬフリをしていた事に対して、見て見ぬフリをする事が出来なくなった状態になります。
モラハラが原因で別れを告げられた方がよく口にする言葉は、『もう二度としないから!!前とは違うから!!』という言葉であり、知らなかったからやっていた事なので許して欲しい!!という言葉にしか、元カレや元カノは思いません。
自分がモラハラをしていた事を、気付いてなかった!!という言葉で片付けているのと同様ですから、その言葉を聞かされる元カレや元カノは、『あなたのせいでどれだけ苦しんだのか分かるのか!!』という言葉を口にしたいけれど、再度モラハラが始まる事を恐れて我慢して、あなたの言い分が終わるまで待つ。という状態で、あなたが話し終わるのを待って『気持ちは変わらないから別れて下さい。』と告げるのです。
自分に問題がある事に気付かないままの状態が永遠に続くと思っていた矢先に別れを告げられるのですが、問題がある事に気付きませんし、元カレや元カノから指摘された部分は一部分でしかないのに、元々都合の良い解釈をする考えの持ち主なので、元カレや元カノから別れを告げられた理由は一部分だけだから、その一部分を改善すれば復縁できるかもしれない!?となるようです。
自分で自分の悪いところに気付くのは難しいですし、気付けないから直しようもないのですが、モラハラが原因で別れに至った方々は、自分は正しい!!と思い込む習性があり、それを実行に移すのですが、根気が無いので直ぐに結果が出ない復縁活動をしていても復縁を諦める形になります。
思い通りにいかなければモラハラがエスカレートするのと同様で、思い通りにしようとするけれど、別れを告げられて恋人ではなくなった状態なので、無理強いは出来なくなった…というルールが出来るので、無理に復縁を望めない状態で、直ぐに復縁出来ない事を悟り、復縁を諦めます。
その際も、自分を正当化する為に、気付かぬ内に元カレや元カノを脅す様な言動や行動を繰り返していたり、復縁を諦める時も諦める理由を付けて正当化するのですが、『嫌なら嫌と言ってくれればやらなかったのに…』といった、嫌だと言わなかった元カレや元カノが悪くて、言ってくれれば聞き入れていた自分をアピールして更に嫌われる様な事を口にしているにも関わらず、嫌われる様な事を口にしている自分に気付かないのも、モラハラをする人の特徴になります。
自分の失敗は許すけど、相手の失敗は許さない、という典型的な嫌われる事をしているし、他人が同じ事をしていたら注意するような事を自分でするのがモラハラをする人の特徴になり、モラハラが原因で別れを告げられた方は自分が間違っている事も気付きませんし、自分に問題がある事も気付かないので反省も無ければ人間としての成長もないので何度もモラハラを繰り返します。
それが元カレや元カノには分かっているので、付き合っていくのは無理、復縁も無理、となり、『反省してる!!』という口だけの反省の言葉を繰り返して、受け入れてもらえないと分かるや否や直ぐに復縁を諦めます。
加害者は被害者の気持ちを分かろうともしないのです。
モラハラに限らず、加害者は被害者の気持ちを分かろうともしませんし、被害者の気持ちを本当の意味で理解出来る加害者はいません。
モラハラをする人は、モラハラを正当化するので、相手の気持ちなどお構いなしに自分のルールを相手に押し付けますが、相手の気持ちを理解しようと努めず、自分の頭の中で決まった事が正解になっているのですから、相手の気持ちを理解しよう!!という発想自体がないのです。
何かの記事を読んだり、何かの本を読んで相手の気持ちを理解しないといけない!!と思うだけで、何故相手の気持ちを理解しようと努めなければならないのか?を分かってないまま、本や記事に書いてある事を口にするだけの行動に移ります。
人の気持ちを理解しなければならない!と思うだけの人が取る行動と、人の気持ちを理解したい!!と思って行動する人では行動が全て異なりますが、言われたから、見たからやってるだけの加害者は本当の意味で被害者の気持ちを分かろうとする事の意味が分からないのです。
モラハラに限らず、加害者が被害者の気持ちを分かろうとするのは生半可な気持ちでは分かり得ませんし、大したモラハラなんてしてない…と少なからず考えてしまう様な人には一生掛かっても被害者の気持ちを理解する事など出来ませんし、同等かそれ以上のハラスメントを受けなければ心の傷の痛みが分からないのです。
心の傷の痛みが分からないので、この程度なら大した事ないだろう…と、モラハラをしても、モラハラを我慢出来ない相手が悪い!!になり、モラハラだけではなくハラスメント全般に言える事ですが、相手の気持ちを理解しようとしない人が増えたのでモラハラによる別れ話しの相談も増え、モラハラの延長でDVのように肉体的なダメージを与えた結果、別れてしまう方々も急増中です。
モラハラの被害者は常に辛い…辛い…と訴えています。
モラハラの加害者は常に、なんで分からないんだ!?なんでだ!?と、相手を責めています。
被害者は自分が辛い事をずっと堪えますが、加害者は自分の思い通りにならない相手をずっと責めます。
責めているつもりはなく、攻撃しているつもりはないけど、相手がどう思っているか?について考えないのですから、自分が同じ事を他人からされた時にどうするか?という考えに辿り着きません。
相手を責めるのではなく、相手を理解しようと努めるのが交際であり、お互いに分からないけれど惹かれたから、もっと相手を知りたい!!という気持ちが最初に無くなってしまったのはモラハラ加害者になるのです。
相手をもっと知りたい!!と思うものがなく、相手を思い通りにしよう!!とするのは交際ではなく、主従関係になり、主従関係を求めているからモラハラで相手を服従させようとするのであり、相手を服従させようとするような関係性を作る人と交際したい!!にはなりませんし、加害者が本当の意味で被害者の気持ちを理解しようと努めなければ、誰とも対等な交際関係を築くのは難しくなり、モラハラをする人の特徴として、常に上下関係のある仕事などの関係でなければ人間関係を構築出来ないのです。
上下関係のある関係でしか生きられない考え方で、自分の間違いは部下のせいにし、手柄は自分のもの!!という考えが根付いており、その考え方を自分で変えようとしても何が問題なのか分からないので、モラハラ加害者が被害者の気持ちを理解するには上下関係が身に付いてしまっているので、自分の力でどうにかしようとしてもどうにもなりませんし、そもそも分かろうとしていないので分からないのです。