
相談者様の中には『何もしてないのに突然別れを告げられて目の前が真っ暗になりました…』というご相談者様がいらっしゃいますが、この相談内容ですと何もしてないのに別れを告げられた可哀想な相談者様という印象がありますが、相談者様のお話をお伺いさせて頂くとそうではない事が分かります。
それまで特に不満らしい不満は聞いた事がなく、言われてみればレベルの喧嘩をした事はありますが、大きく揉めた事はなかったと思います。
ただ、実は別居をする話をしていたんです。
嫁からもそういう希望があって…
嫁にどうして家を出て行ったのか?
離婚をしたいのかを聞きました。
そしたら離婚したいと言われました。
何故離婚をしたいのか分からなくて、私は嫁に対して嫌がる事は何もしていませんし、嫁は一緒に住んでる私の母にも干渉してませんし生活で嫌になる事が無いと思ってました。
でも話しを聞いてみたら母と揉めた事もあるようだったのですが、母と揉めたから私と離婚になるのかは分からなくて嫁には母と私とは別だからと話しをしました。
何もしてないのに離婚したくないんです。
どうしたらいいでしょうか?
上記内容では文字通り相談者様は奥様に何もしておらず、奥様と相談者様の母親との関係を良好にさせなければならない。という意識もありません。
相談者様は何もしてないのに別れを告げられた…と思っていますし、奥様が嫌がる事は何もしてないのに別れを告げられた事で青天の霹靂かのように感じていたようですが、奥様の嫌がる事を何もしてないではなく、奥様に対しての関心の無さを感じ、嫌がる事は何もしてないかもしれませんが好かれる事も何もしてない事が想像出来るので何もしてないのに別れを告げられた…ではなく、何もしてないから別れを告げられた…と捉えるのが普通の感覚ではないか?と相談者様のお話をお伺いしていると思えるのです。
嫌がる事は何もしていない!という認識と何もしていないから一緒にいる意味がない!!という認識の違いにもなりますが、相談者様の仰る何もしてないは嫌がる事は何もしてないで、復縁屋の認識は何もしてないから一緒にいる意味がない!!という認識の違いがあるので相談者様に『何もしてないから別れを告げられたのでは?』という話しをしたところで理解を示して頂くまでには時間が掛かるのです。
人間関係の構築をする際に他人への関心がなければ何もしませんし、相談者様の仰る嫌がる事は何もしていない!というのはご相談内容を聞けば聞くほど奥様への無関心が原因で結婚生活を継続させる理由がない!に聞こえてしまいます。
困っていれば助ける、泣いていれば慰める、怒っていればその理由を聞いて気持ちの解決を手伝うというように何かをするからこそ伝わる優しさがあって初めて人間関係は成り立つのですが、相談者様は奥様と母親が揉めていても自分は無関心であるかのような振る舞いをし、奥様の味方になっていたとは到底思えない発言があり、奥様と母親の揉め事があっても無関心な状態があったので奥様にしてみれば相談者様と相談者様の母親との同居生活が難しい…と判断した結果、離婚したい!!に繋がったであろう事が想像出来ます。
何もしてないのに別れを告げられたのではなく、何もしていないから別れを告げられたという状況をシッカリと理解している相談者様はあまりいらっしゃらず、何もしてないから別れを告げられたと考えている相談者様は何もしてないのに別れを告げられた…と思っているので何をすれば復縁できるのかに全く辿り着きません。
相談者様は本来、何もしてないから別れを告げられた訳ですから何かをしなければ復縁できる訳もないのですが、何かをする為に必要以上に恋人が望んでいない事を行い、冒頭の相談者様も『洗濯や掃除をする様にした。』と仰るのですが洗濯や掃除ではなく本当にやらなければならない必要な事は別にある事に気付きません。
考え方がそもそも間違っており、洗濯や掃除をしていなかったから別れを告げられた訳ではなく必要なやらなければならない事をやらないので恋人からは何もしてないと見做されるのです。
何もしていないから別れを告げられた訳ですから相談者様が気付かなければならない事は、何かをしなければ…ではなく、何をして来たんだろう…?という考え方を持たなければならない事であり、何もしてないから別れを告げられた事を知って復縁活動をするならやらなければならない事にプラスαを付けて行動しなければならないのです。
本当に復縁したいなら必要な事は今までに生きて来た事で得た経験を否定し、相談者様自身の考え方と恋人の考え方の違いに恋人の立場に立って考えた時に辿り着くものがある事を忘れない様にしなければならないのです。