復縁屋には日々沢山の復縁相談が舞い込みます。その相談者様の中には、本当に本心から「ごめんなさい。」という言葉を使っているのかな?と考えさせられる相談者様がいらっしゃいます。「わたしが悪いんです…わたしのせいでこんな状況になったんです…」という言葉を復縁相談の際にお伺いする事があります。
「わたしが悪いんです…わたしのせいでこんな状況になったんです…」という言葉を使う割には、相談者様が悪いと思っている部分を客観的に復縁屋が指摘して、アドバイスをすると、「でも」や「だって」という言葉を使って、結局は本心から悪いとは思ってないですよね?と言葉が表面上の薄っぺらいものとなっている人が少なくありません。
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反省は猿にでも出来るという言葉があります
日光猿軍団というお猿さんたちが、人間の膝に手を当てて頭を垂れて反省している芸で一世を風靡した事があります。実際にそのお猿さんたちが反省をしているか?と言えば、当然反省を知っている訳ではないので、反省をしている訳ではなく、人間が反省している姿を模倣しているだけになります。
お猿さんは反省していなくても反省しているフリが出来るので、人間が反省をしていても、その反省が反省してないな…と捉えられれば、「反省は猿にでも出来る。」という言葉を使われてしまいます。
わたしが悪い…って何が悪いのか理解してない
「わたしが悪いんです…わたしのせいでこんな状況になったんです…」という言葉を使う人たちによく見られるのが、本当に自分が悪いと思っていない人たちが多く、悪いと思ってないけれど、悪いと思っていると言わなければならないと考えて、「わたしが悪いんです…わたしのせいでこんな状況になったんです…」という言葉を使います。
その時の空気を読んで自分が悪いと言っているだけなので、「わたしが悪いんです…わたしのせいでこんな状況になったんです…」という人たちに共通して言えるのは、何が悪いのか?を本当の意味で理解していないのです。
悪いと思っている人は言い訳をしません。
本当に悪いと思っている人たちは言い訳をしません。「でも」や「だって」という言葉は、「悪いとは思っているけど、わたしの言い分も聞いて下さいね。」という言葉になります。本当に悪いと思っている人が口にする言葉は、「嫌な思いをさせちゃってごめんね。もう二度としないから。」と相手に嫌な思いをさせてしまった事だけを口にします。
悪いと思っていない人は、自分の言い分も聞いてね。という、悪いと思っているはずの人が、相手に理解を求める言葉を伝えるので、悪いと思ってないよね。になるのです。
反省は相手に反省の気持ちを伝えるもの
反省は相手に反省の気持ちを伝えるのものであって、相手に理解を求めるものではありません。「でも」や「だって」という言葉を使う方々は、相手に自分の気持ちを理解してもらおうとするので、「でも」や「だって」と言い分を伝える言葉を使います。
相手に反省の気持ちを伝える為の言葉を出しているのに、同時に自分の気持ちも分かって欲しい、と言われて、自分の気持ちを分かって欲しいと言っている側の言葉を反省の言葉を述べられている人が聞かなければならないのはおかしいと思いませんか?
あなたが嫌なことをされて言い訳されても嫌ではありませんか?
あなたが嫌な事を相手にされて、「ごめんね。」という言葉の後に、「あなたを傷つけてしまった私の気持ちを分かって欲しい。」と言われて、「仕方ないな…」となりますか?
「あなたを傷つけてしまった私の気持ちを分かって欲しい。」という言葉を使う相手に気持ちが残っているなら話は別です。気持ちが残ってない相手から、「あなたを傷つけてしまった私の気持ちを分かって欲しい。」と言われたら、気持ちが更に冷めると思いませんか?
交際相手の気持ちは言い訳をするから冷めていた
交際相手の気持ちは、何度も反省しては言い訳をし、何度も許していたのに許せなくなり、許すたびに言い訳を聞き、言い訳を聞いて、その言葉を信じたのにまた裏切られ、裏切られるたびにまた言い訳をされ、言い訳をされるたびに気持ちが冷めていく。
冷めた気持ちになったのに、冷めた気持ちの状態で更に反省の言葉の後に言い訳をされた時、あなたを信じたいな!!という気持ちは失せていくのです。気持ちが冷めているのに反省と言い訳を繰り返すのですが、行き着く思いは、「いつになったら反省の言葉を出すような事をしなくなるの?」になるのです。
言い訳をする人は何度も繰り返します。
言い訳をする人は、何度も同じ事を繰り返します。言い訳をする人は反省をしておらず、「ごめんなさい。」という言葉を出せば反省していると思い込んでいます。その為、「ごめんなさい。」と言ったのに許してくれないんです…とおっしゃる人もいますし、自分がやらかしてしまった事の重大さを理解していないので、反省もしません。
反省してないので、「ごめんなさい。」という言葉は口にしますが、すぐ後に「でも」や「だって」という言い訳の言葉を使います。言い訳をして相手に自分の失敗を分かってもらおうとする気持ちが前面に出ているので反省せずに何度も繰り返して相手を呆れさせてしまうのです。
本当に復縁したいなら…
「でも」や「だって」を繰り返して、反省の言葉は出すけれど、反省の気持ちが見えない人が本当に復縁したいなら、反省を態度で表さなければなりません。復縁したい相手は、あなたが何も反省してない事に気付いています。反省しない人だな…となり、反省しない人だから何を言っても無駄だな…となり、話す事すらしたくない!!と思われてしまうのです。
話しても無駄に終わる人と話したい人はいませんし、話してもいいなと思う人は、話せば解決する人になります。あなたと話しても何も解決せず言い訳される事が分かっているので話をしたくない、になるのです。本当に復縁したいなら反省とは何か?を考えるのではなく、本当の意味で反省しなければ復縁したい相手が話したいと思ってくれる事はありません。