DV(ドメスティックバイオレンス)が原因で別れてしまった方々は、DVの事だけを改善しようと頑張るのですが、暴力を振るわないのは当たり前であり、「DVしないから復縁して欲しい」という言葉が出て来る考え方自体がそもそも間違った考え方の持ち主である事に気付かなければ、復縁出来る事はありません。
暴力はしないのが当たり前
DVが原因で別れを告げられた方々に共通して言えるのは、「もう暴力(暴言)をするつもりはないです」と仰るのですが、暴力や暴言をしないのは当たり前であり、その当たり前の事を話したところで、復縁屋に限らず誰しもが「そんな当たり前の事を今更言っているんですか?」となるのです。
暴力や暴言はしないのが当たり前であり、それが当たり前という考え方ではないので、DVをしていましたし、DVが原因で別れに至ったのに、当たり前の事が分かってない人の言葉が相談者から出て来ます。

当たり前のことが分かっても…
DVをしないのは当たり前であり、その当たり前の事が分かっても、ヤンキーが更正して社会人として一生懸命頑張っている人にしか見られません。ヤンキーが更正した時に褒めるのは、ヤンキーからの被害を受けていない人たちだけです。ヤンキーに虐められていた子にしてみれば、ヤンキーが更正して社会人として一生懸命やっているところを褒められている事に納得出来ません。
被害を受けた人にしてみれば、当たり前の事が分かったところで、今更何を言ってるの?になるのですから、「もう虐めない!!」とイジメはいけない事だと分かっているいじめられっ子に当たり前の事が分かったと伝えたら、一体どう思うか?を考えて頂くと、DVをした人が、元パートナーも含む誰かに、聞かれてもいないのに、「もうDVはしません!」という発言をしたところで、この人は一体何を言ってるんだろう?と思われてしまいます。

当たり前が分からないからDVをする
当たり前の事が分かってないからDVをするのであって、当たり前の事が分かったとしても、DVをした過去は消えません。DVをした過去が消えないのに、「もう暴力(暴言)はしません!!」と仰る方は、当たり前の事が分かってないのですから、再度DVをする可能性が高いのです。
当たり前の事が分かっている人は、話し合いで解決するのであって、暴力(暴言)を振るう事はありません。その当たり前の事が分かってないのでDVをしていたのですから、まず、【当たり前の事を知る事】と、【当たり前の事を当たり前と考える考え方】が出来ていなければ、またDVをしてしまうのは明白です。
元々の考え方がおかしいので、DVをしてしまう訳ですから、DVが原因で別れに至った人が、「もうDVをしません!」と口にしたところで、元々の考え方が改善されていなければ再度DVをすると元パートナーに見られてしまうのは当然です。その当然が分かってないのに、「もう暴力(暴言)はしません!!」と口にするので、またDVをする人だと見抜かれて復縁を考えてもらう事が出来ないのです。

当たり前が分かってないから自分を全否定しなければならない
DVをする人は、当たり前が分かってないのに、DVしていた自分だけ否定するのがDVをして別れを告げられた方々です。DVをしていた自分だけを否定するのではなく、本来なら、DVをしてしまう自分自身を全否定しなければならないのに、自分の考え方を否定出来ないので、おかしな考え方のまま「もう暴力(暴言)はしません!」と宣言します。
DVをして別れに至った方々から復縁相談を承っていると、9割近くの方が、DVをしていた自分だけを否定し、根本的な考え方が間違っている事に気付いていません。そして、根本的な考え方が間違っている事に気付かないので、DVしていた自分だけを改善しようと、【カウンセリング】を受ける選択をします。間違った考え方のままカウンセリングを受けるという選択をするので、その選択自体が間違っている事に気付かないままカウンセリングを受けて、DVをする考え方が改善される事はありません。
そもそもの考え方が全て間違っているのですから、カウンセリングを受けたところで元パートナーの気持ちが動く事はありませんし、DVが直る事もありません。DVが直らないけれど、自分は頑張っている!!というアピールをするだけにカウンセリングを利用する考え方なので、自分の考え方を全否定出来ない人にDVが直る事はないのです。

当たり前が分かってないので復縁出来ないのも当たり前
DVが原因で別れに至った方々は、元パートナーを含む他人の当たり前とはズレた考え方をしています。冒頭で、暴力はやってはいけない事と書かせて頂きましたが、暴力を振るってはいけないのは、幼稚園児でも習う事であり、幼稚園児でも習う事を、大人が出来てないという事に気付いてないのです。当たり前の事が分かってないからDVが原因で別れてしまうという結果に至り、当たり前の事が分かってないので、「もう暴力(暴言)はしません!」と、当たり前の事が分かっている人なら絶対に口に出さない言葉を平気で口にしています。
「もう暴力(暴言)はしません!!」という言葉は、当たり前なのですから、誰も口にしない言葉になります。その言葉を口にしている時点で、既に非常識である事が分かってないのですから、幼稚園児でも分かっている事を分からない人だという事が良く分かります。幼稚園児でも分かるような当たり前の事が分かってない人と交際したいと思う人がいるでしょうか?
元パートナーが子供であれば、子供に対する接し方で問題ありませんが、学生ではなく社会人として当たり前の事が分かっていない人に魅力を感じる人はいません。当たり前の事が分かってない人が、そう考えると復縁出来ないのも当たり前だと思いませんか?

本当に復縁したいなら
DVが原因で別れを告げられた元パートナーと本当に復縁したいなら、「もう暴力(暴言)はしない!!」ではなく、根本的な考え方が全て間違っている事を自覚する必要があります。考え方が全て間違っているので間違った考え方を改善しなければ、復縁の可能性は絶対にありませんし、復縁を意識させる事など不可能になります。
DVは本来なら絶対にあってはいけない事であり、暴力や暴言はどんな理由があっても許されるものではありません。それをしないから、恋愛に発展するではなく、やってはいけない事を理解していない人との恋愛など誰も考えてくれない事を考えなければなりません。
本当に復縁したいなら、復縁する為に何をしなければならないか?を本当の意味で考えなければなりませんし、今のあなたの考え方を全部否定しなければ復縁出来ない事を絶対に忘れてはいけません。

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