復縁相談を頂いていると独占欲や支配欲が原因で束縛が強くなり、彼氏(彼女)は束縛が嫌になり、別れを告げて来るケースがありますが、束縛にも種類があり、自分の管理下に置いておきたいという支配欲からの束縛を嫌う方々は多く、支配しているつもりもなく支配しているので彼氏(彼女)から突然『別れたいです…』と会って別れ話をする事や電話で別れ話をする事を拒絶されるケースもあります。
相手を支配しているつもりもなく支配している状態で少し束縛が強かったかも…と考える相談者様もおり、相談者様は特に意識して相手を自分の思い通りに動かしたい…自分が相手の行動を管理していたい…とは考えてもいないようですが、実際にとっている行動や発言は客観的にみれば支配欲からの束縛に見えるので彼氏(彼女)は知らず知らずのうちに支配されることに抵抗を持ち、別れを切り出される事になります。
支配される事は誰しもが望む事ではなく、人間は自分の意思で考えて行動するのですが、他人の考えを押し付けられる事や他人の考えで行動を制限される事を望む方はほぼいませんし、支配される事を望まない彼氏(彼女)は相談者様からの支配から逃げ出す事になるのです。
もちろん支配しているとは思いもよらない相談者様にしてみれば当たり前の事を当たり前にしているだけで、当たり前の事を言ってるだけだと認識しているのですが、支配欲の強い相談者様の当たり前の考え方は彼氏(彼女)にしてみれば当たり前の考え方になっておらず、価値観の違いなどもあって別れ話しの時に支配されている事や束縛されている事を伝えてくださり、そこで初めて相談者様は束縛していた事や支配しようとしていた事に気付くのですが、束縛していた事に言われて気付いた相談者様が同じ様に束縛しないか？と言われれば形を変えて束縛や支配をする交際の仕方しか出来ないので彼氏(彼女)に復縁をアピールしたところで支配欲が透けて視えてしまい復縁に辿り着く事はないのです。
束縛の事を指摘されると同じ失敗をしない事ばかり相談者様は口にされるのですが、根本的に何が束縛なのか？を分かっていないので全く同じ束縛の仕方はしなくても別の方法で束縛するようになり、束縛そのものを考えてしまう支配欲の持ち主だから別れを告げられるのであって、その支配欲を失くす様に改善しなければ彼氏(彼女)が復縁を考えてくれる事などない！！という事に辿り着けません。
相手を束縛する事は相手を信用していない事と同じで、他人を信じられない人は他人からも信じられません。
支配欲で彼氏(彼女)を征服したがるのは、常に自分に自信がなく、不安を感じているからであり、自分に自信がないので彼氏(彼女)が去って行く事ばかりを考えてしまうネガティブな発想になるので束縛に繋がります。
相手を貶める事で自分の立場を上げたい！！という卑屈さもあり、支配欲に支配されて束縛をする相談者様の過半数が自分には甘く、彼氏(彼女)に対しては厳しい目で見てしまいます。
自分に自信がないから自分の手の届く範囲で管理できる状態を作りたがりますし、他人から好意を持たれない人間である事も理解しているので嫌われてしまう不安から相手の気持ちが自分から離れないように画策する方法として束縛をして自由を失くすという選択をするのです。
籠の中の鳥を外に放てばあなたの元には戻って来ないという気持ちから実際に籠の中に入れる訳にもいかないので束縛という精神的な籠に入れる方法を選ぶのですが、籠の中にいる鳥を見て『今日も可愛いね。今日も元気だね。』と話し掛けるものと変わらず、支配している中で管理する事に優越感を覚えているので彼氏(彼女)は自由に羽ばたきたい！！とあなたの元を去るのです。
『自由に羽ばたきたい！！』と言う鳥が苦しんでいるから籠の中から放してあげても鳥は籠の中に戻ってくる事はありませんよね？
鳥に『自由になっていいよ。』と籠の中から出してあげたところであなたの元に戻って来ないのと同様に、彼氏(彼女)を解き放てばあなたの元から離れたまま二度と戻って来ない事が分かっているので『束縛を止めるから！！』と言ったところで別の束縛方法を使うだけになるのであなたの元から去ろうとする彼氏(彼女)の気持ちに鎖を付ける事が出来ないのです。
籠の中の鳥を籠から出しても逃がさない方法を知っていれば束縛する必要もありませんし、そもそもの話しですが籠の中の鳥を籠から出せないあなたが彼氏(彼女)から愛情を貰っていると考えられますか？
いつまでも籠の中の鳥を支配しようとする考え方では復縁できる日は来ませんし、あなたの事を良い思い出として変換してくれる事もないので変わらなければならない事も理解しなければなりませんし、束縛しない！！と宣言するだけでは魅力的な異性として見てもらえる事はないのでご注意下さい。
