復縁相談を頂く方々の多くは自覚のないワガママが人間関係を破壊する事を知らずにワガママを通そうとして人間関係を壊した後に『ワガママを彼氏(彼女)にずっとしていたのがフラれた原因だと思います…』と仰います。
ワガママをしていた事に気付いてないので後から彼氏(彼女)からワガママをしていた事を伝えられて初めてあなたは自分がワガママな事をしていたと気付くのですが、本当に自覚がなくワガママをしていたなら自分で問題点を解決させる事は出来ないのです。
何をしていたからワガママだったのか?という事を彼氏(彼女)に指摘されなければ分からないのですから自分の何がワガママなのかを理解していないものをワガママをしない様にしよう!!と思ったところでどこがワガママなのかは分かりません。
ワガママの自覚がない行動がワガママと捉えられてしまいますのでワガママが人間関係を破壊する事は知っていても自分のワガママには気付かないので気付かぬ内に人間関係を破壊してしまうのです。
自覚のないワガママの中には良いワガママと悪いワガママがあり、悪いワガママには相手の事を考えずにあなたの要望を押し付けるものがあり、アレをして!コレをして!どうしてしてくれないの!言う事を聞いて!なぜ私を優先してくれないの!私の望みを叶えて!というものがあり、あなたの要望に応じてくれない相手に不満を漏らすのが悪いワガママであり、あなたの要望に応じてくれない相手に不満を漏らされて気分が良くなる人はほとんどいません。
交際当初に女性が男性よりもかなり年下ならワガママも可愛いなと許してくれるのですが、双方が同じくらいの年齢であったり、交際期間が長くなってくればあなたのワガママに疲れてしまい付き合いきれなくなる事もあるのでワガママを言える関係性なのか?という空気を読む事も必要なのです。
最初は可愛いと許されていたものが何度もワガママを繰り返されると可愛いと思えなくなり、ワガママを言われる事に疲れてしまい、同じ様なワガママを言ったところで受け入れられなくなり、以前はワガママを受け入れてくれたのにワガママを受け入れてくれなくなって来た事で愛情が冷めた様に感じてしまい、更にワガママの要求が上がり、ワガママを受け入れてくれてるかどうかで愛情を計るようにもなります。
恋人が限界を超えている事に気付かず、ワガママが度を過ぎると『ごめん。もう無理…』と言われてしまい、最初は受け入れてくれてたのに何で?と破局を受け入れられなくなってしまうのです。
弊社に復縁相談頂く方々の中にも『突然もう付き合いきれないと言われてしまって原因が分からないんです…ずっと色々我慢してたのに…』と仰る相談者様もいらっしゃいますが、相談者様と彼氏(彼女)とのラインのやり取りを拝見させて頂くと気付かぬ内にワガママを言っていて、彼氏(彼女)からもう『キャパの限界だよ。』というシグナルが出ていたにも関わらず、相談者様はワガママを言っているつもりもなく、自分は我慢している側だとすら復縁相談時にお伝えいただく相談者様もいらっしゃいます。
相談者様にとっては突然であっても、彼氏(彼女)からしてみれば毎日の積み重ねであり、毎日のようにワガママに付き合っていて付き合いきれなくなった相談者様との交際に疑問を感じてしまう事もあるのです。
シグナルが出ていた事を相談者様にお伝えすると、『気が付きませんでした。』と仰り、それはつまり相手の事を考えずに自分の事しか考えておらず、恋愛に浮かれていた事が推測できます。
相手の事を考えてくれない人との恋愛はストレスを与えてしまい、楽しさよりも苦痛が勝ってしまうので交際する事の意味を考えさせてしまうという事になり、突然フラれた。ではなく、当然フラれた。になるのですが、それに気付かないのであなたはいつまでもあなたの中にある問題点に気付けないのです。
常にあなたの都合、あなただけの幸せを考えたワガママを自覚なく与えているのですが、その様な人との交際に魅力を感じてくれる人はいるでしょうか?
女性は彼氏からもてはやされ、少しくらいのワガママなら受け入れるのは当たり前のように感じているかもしれませんが、あなたは世界の中心ではなく、好きなら少しくらいのワガママも受け入れて欲しいと考えるかもしれませんが、逆に彼氏の事を好きならあなたがワガママを受け入れてみれば如何ですか?とも思えるのです。
『少しくらいのワガママなら受け入れるのが彼氏じゃないですか?』と言う相談者様もいらっしゃいますが、男性は女性のワガママを受け入れなければならないモノではありません。
少しくらいのワガママも積もり積もれば沢山のワガママを受け入れて来た。となりますし、積もり積もったあなたのワガママは少しくらいではなく、ワガママだらけにしか相手は感じないのです。
自覚のないワガママとは逆に自覚のあるワガママをする分には恋愛テクニックでもあるのですが、例えば本音を引き出す為にワガママを言って家に遊びに行きたいと言ったり、終電が無くなる時間に遅い時間まで遊ぼうよとワガママを言ったりは男性側が誘いやすい状況を作ってあげる事にもなり、悪いワガママではなく良いワガママの遣い方にもなるのです。
他にも食事に行く時の場面で『行きたい店があるならどこでも良いよ。』と言われた時にお店を指定して『〇〇っていうお店がテレビで見て美味しそうだから連れて行って欲しい!!』というのも良いワガママになります。
ワガママはワガママですが、相手の希望を汲み取ったワガママになるので可愛らしさをアピールする事にも繋がり、希望を伝える為のテクニックでもあるワガママになります。
自覚なくワガママを言う事と自覚してワガママを伝える事は同じワガママでもワガママの捉え方が変わり、一時期流行したアナと雪の女王の主題歌の歌詞にありのままの姿見せるのよ。という歌詞がありますが、ありのままで愛される人がどれだけいるでしょうか?
ありのままの自分という言葉は聞こえが良く、ありのままの自分を見せ続けてワガママを繰り返していれば社会では孤立してしまい、社会人はありのままの自分を魅せるのではなく他人との調和を取りながら関係を構築していかなければ人間関係は簡単に壊れてしまいます。
ありのままの自分を受け入れてもらえるシチュエーションをどうやって作るか?が大切で、ありのままの自分を受け入れてもらえるシチュエーションを作る為には考えながらコミュニケーションを取るスキルが求められ、自覚なくワガママを繰り返しているあなたは考えながらコミュニケーションを取るスキルが欠けているとも言えるのです。
別れを告げられた方々は相手との距離感などを考えずに接していたから破局に繋がったケースが多く、考えて行動や言動をしていた場合、悪いワガママを出す事はありませんし、良いワガママを出すので、ワガママが原因で別れを告げられる事はありません。
自覚のないワガママを繰り返してしまった為に別れを告げられたあなたは自覚のないワガママを改善する為に誰かの協力を得なければ復縁したくても復縁に繋がる事はありません。