離婚した後に、夫・妻と復縁したい、もう一度家族に戻りたい…と、離婚した元パートナーとの復縁・再婚を考えて復縁相談を頂くケースは少なくありません。離婚した時の状況や離婚時の話し合いなど、状況によって復縁成功率や再婚成功率は変わりますが、離婚後に「もう一度家族に戻りたい…」という言葉は中々伝わらず、気持ちが離れた元パートナーと復縁する方法を探している方は参考にして下さい。
離婚届けや婚姻届けという紙一枚の重みを忘れずに
離婚した事に後悔して、「復縁したいです!!」と仰る方もいらっしゃいますが、離婚はしないで済むなら離婚しないで夫婦関係を再構築するのが大切です。【婚姻届け】や【離婚届け】は、紙切れ一枚かもしれませんが、その紙切れ一枚がどれだけ重いものなのか?を理解して頂く必要があります。
婚姻関係を継続している方が、夫婦の再構築はし易いのは間違いない事で、離婚の危機が迫っている状態にいち早く気付き、離婚を防ぐ手段が本来なら最善手になります。離婚後に復縁や再婚を考えている方は大変多いのですが、離婚届や婚姻届けという一枚の紙の重さを忘れずに関係を再構築する手段を考える必要があります。離婚の危機を察知し、離婚しない努力を続けても、夫(妻)にその努力や気持ちが伝わらなければ逆に離婚を回避していた事が離婚を早める事にもなりますのでご注意下さい。
相手に気持ちを伝える時に、【気持ちを押し付ける形】をとれば、「今更か…」という気持ちにさせてしまいます。相手と離婚回避の為に「コミュニケーションを取ろう!」と提案するのではなく、自然の会話の中でコミュニケーションが取れる状態を作っていくのが離婚を回避する方法の一つになります。
離婚の危機を察知したから夫(妻)とのコミュニケーションを図るではなく、 離婚届や婚姻届けという紙一枚の重さを忘れずに、離婚の危機になる前に普段から夫(妻)とのコミュニケーションを取っておかなければなりません。

愛情以外の理由で離婚した場合の復縁方法
夫婦生活で、【愛情が冷めた】という理由以外で離婚を言い渡されたなら、状況によって復縁出来る可能性は決して低い訳ではありません。例えば、経済的な理由(借金等)が原因で離婚に至った場合、お互いにお互いを求めていたけれど、事情があって離婚しなければならなくなったなら、経済的な理由を解消させれば復縁出来る可能性は高くなります。
もちろん、ギャンブルなどであなたが借金を作ってしまい、その借金が原因で離婚となった場合と、一生懸命事業をしていたけれど、景気の低迷などで事業が上手くいかなくなって作った借金の返済の為に離婚しなければならなくなった時では状況が異なります。経済的な理由も含め、【離婚に至った理由】が愛情以外の理由だった場合、離婚に至った理由が明白になっているので、復縁し易くなります。
愛情以外で離婚に至ったケースでは、夫婦として成立させる為に必須な【愛情】の残り方次第で復縁方法は異なりますが、復縁し易い傾向にあります。離婚に至った明白な理由を改善し、夫婦として再構築していく土台を作り、双方の愛情を再度繋げる工程を踏んで復縁する方法が、愛情以外の理由で離婚した場合の復縁方法になります。

離婚後に時間が空きすぎると新しいパートナーを作られてしまう可能性も…
愛情以外の理由で離婚したから、その原因をシッカリと改善し、夫婦で関係を構築する為の土台を作り、いざ復縁に向けて進もう!!とした時に、離婚後に時間が空きすぎてしまうと新しいパートナーを作られてしまい、復縁が困難になってしまうケースもあります。
離婚してからの期間、いつまでも一人で待ってくれている…と甘い考え方をしていると、元パートナーは次の交際相手や再婚相手を作ってしまう事もあり、離婚後の期間が空きすぎると新しいパートナーが出来る可能性も考慮して復縁に向けて動かなければなりません。
復縁=再婚ではありません
離婚から再婚するにあたって忘れてはいけないのが、【復縁=再婚】ではありません。復縁すれば再婚が約束されているものではなく、復縁期間は再度パートナーとして再婚しても良い人なのか?を判断する為の期間でもあります。再婚するから復縁ではなく、再婚を考えた上で本当に一生を共にするパートナーとしてみる事が出来るか?を判断する期間が復縁期間になります。
一度は結婚した訳ですが、永遠の愛を誓っても結婚生活を始めた時に、パートナーとして見えなくなったから離婚となってしまった訳です。人間は時間と共に気持ちの変化が表れる生き物なので、その気持ちの変化があっても再婚した時に離婚しないで済むビジョンが見えた時に【再婚】というワードが頭の中に浮かびます。
再婚する為の復縁ではありませんが、復縁期間は再婚も視野に入れた期間であり、元パートナーはあなたと本当に再婚しても良いのか?を確認する為に復縁するので、復縁=再婚と考えるのではなく、一生共に歩んで行けるパートナーとして値踏みされている期間とお考え下さい。

復縁したいなら自分を見つめ直す事が大切です
離婚した夫(妻)と復縁したいなら、何故結婚まで至った最愛の人の気持ちがあなたに向かなくなってしまったのか?を考える必要があります。その際に、必ず【離婚された原因はあなたにある】とお考え下さい。人間の気持ちは接する人次第で変化していきます。良いな…と思う人とは距離が近付き、嫌だな…と思う人とは距離を置きます。
どんな理由にせよ、夫(妻)はあなたとの離婚を決意したのですから、嫌だな…と思わせてしまった理由が何かしらあります。あなたが、「離婚したのは元夫(元妻)のせいだ!!」と考えていれば、元夫(元妻)はあなたとの関係を修復したいとは思いません。「あなたに落ち度があります!!」と責められるような人と仲良くしたい!!と思う事はありません。
人間が良い人だな…と思う時は、【自分を肯定してくれる】から良い印象を持つようになります。好きな人との交際をする時に、「お前なんてブス(ブ男)だ!!」と否定する様な人と仲良くしたい人はいませんよね?「あなたはなんてキレイ(カッコいい)んだろう!!」と肯定してくれる人の方が仲良くしたいと思いませんか?あなたが自分を見つめ直し、自分に問題がある!!と考える事が出来れば、離婚の原因はあなたに有る訳ですから、元夫(元妻)を尊重し、肯定する様な言葉を出して相手に良い人だという印象を与える事にもなります。
あなたが自分を見つめ直す事が出来ず、元夫(元妻)に離婚の原因がある!!という気持ちがあれば、相手を非難する言葉が出てしまうので、【自分を否定して相手を肯定する事】が復縁したいなら必ず求められる事になります。

世界で一番大切な人は元夫(元妻)になってますか?
離婚して初めて気付いた事があると思います。それは、【世界で一番大切な人は元夫(元妻)】である事だと思います。しかし、あなたは世界で一番大切な人に対して婚姻関係中に何をしたでしょうか?答えは、【裏切り】です。幸せにする為に結婚したにも関わらず、元夫(元妻)を幸せにするどころか【不幸】にさせてしまいました。
幸せにする約束が【婚姻届け】であり、幸せにする約束を破ったので【離婚届け】を提出する事になりました。約束を破ったあなたは元夫(元妻)への裏切り行為をしたのです。そのあなたが復縁したいのに、元夫(元妻)を責める様な否定の言葉を掛ける事は、そもそも絶対にやってはいけない事ですよね?
好きな人に対する行動が復縁方法に繋がる
離婚を決断され、離婚を承諾してしまった以上、元夫婦とは言え、今は全くの赤の他人同士になります。結婚生活を続けていると、赤の他人同士が愛情をお互いに育み、結婚した事を忘れてしまい、夫婦という関係に甘えてしまい、世界で一番大切にしなければならない人への配慮がなくなっていた事に気付く方は少なくありません。
しかし、世界で一番大切にしなければならない人であったはずが、夫婦という関係に甘えてしまい、本当に好きな人に対する行動ではなく、【家族】という言葉に甘えて、大切にする方法を間違えた結果が離婚したという状況です。あなたが元夫(元妻)と交際中や、結婚当初に元夫(元妻)へ接していた時、知らず知らずの内に【愛情】を与えていた事を思い出す必要があります。
好きだからこそ、「会いたい」という言葉を出さなくても、「会いたい」という気持ちが出ていたはずで、好きだから「話したい」という言葉を出さなくても、「話したい」という気持ちが出ていたのでメッセージや電話で連絡を取り合っていました。離婚の危機に陥ったからコミュニケーションを取ろうとしていた時は、交際時や結婚当初の「会いたい」や「話したい」と同じ気持ちでしたでしょうか?
好きな人との会話を含むコミュニケーションは義務でも責任でもなく、気持ちや感情から生まれるコミュニケーションとなります。あなたの気持ちを押し付けるコミュニケーションではなく、相手の気持ちを尊重するコミュニケーションが取れるから、元夫(元妻)の気持ちの中にある良い思い出を蘇らせる事に繋がります。復縁方法を探す前に、あなたの気持ちを確認する事で小さなキッカケかもしれませんが、大きな気持ちの変化を与える事にもなります。

本当に復縁したいなら
離婚した元夫(元妻)と本当に復縁したいなら、離婚してから復縁はあなた一人で出来ないものだという認識を持つ必要があります。文中でも書かせて頂きましたが、【離婚届け】と【婚姻届け】は紙一枚のものでしかありませんが、紙一枚にお互いの想いが込められたものを提出して成立するのが、結婚や離婚になります。
お互いの「好き」や「愛している」といった感情の言葉を伝えるだけで関係を取り戻せるものではなく、離婚や結婚には親族や子供、世間体といった二人の関係以外の大きな理由が入ります。結婚するという事は簡単な事ではありませんし、その結婚を破棄したのが離婚となり、二人だけの問題以上に様々な問題を抱えるのが離婚後の復縁になります。
「結婚してた時の事は反省している」という言葉や、「同じ失敗は繰り返さないから復縁して欲しい」という言葉をいくら伝えたところで、一度離婚を決意した元パートナーの気持ちに刺さらせるのは簡単な事ではありません。離婚している状態から復縁⇒再婚へと進む為には、元パートナーが復縁を考えてくれる落としどころというものを作らなければならず、復縁する為の状況作りがとても大切です。
離婚したパートナーと本当に復縁したいなら、あなたが自分の力ではどうにも出来ない事をまず自覚しなければならず、自分の力だけでどうにかなるなら、離婚していない事に気付く必要があるのです。離婚という大きな壁は、あなたが思っている以上にとても高い壁になります。【一度結婚したから分かってくれるはずだ!!気持ちが伝わるはずだ】といった甘い考えを持っていれば確実に離婚後の復縁には至りません。
自分の力でやるだけやってみて、ダメなら諦めよう…と考えるのも一つの選択肢ですが、復縁を諦められず本当に復縁したいとお考えなら【復縁屋ジースタイル】に一度ご相談下さい。離婚後に復縁させる方法をご提案させて頂きます。

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