復縁屋には日々沢山の復縁相談が舞い込みます。その相談者様から、別れ話しの内容をお聞かせ頂くのですが、別れ話の中には復縁する為の情報が含まれている事もあります。しかし、別れ話の内容に振り回されてしまい、復縁したいならやらなければならない事とは全く異なる事をしている相談者様もおり、別れ話に完全に振り回されてしまい、復縁出来ないケースもあります。
別れ話の内容だけを元に復縁しようとしても、その別れ話の内容だけを完全に真に受けてしまうと、復縁に何が必要なのか?に気付かないので復縁に至りません。別れ話をされた時の話しは、「復縁する為の情報」としてはとても大切な情報ですが、その情報が全てではないので、別れ話の内容だけを元に復縁しようとしても失敗に終わってしまうのです。
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別れ話しで本当のことを相手は言うと思いますか?
別れ話しをされる時、交際相手はどんな想いで復縁しようと思うと思いますか?別れ話をする時は、あなたと揉めるような形で別れたくないのですから、本当に思っている事を言いづらい…というのが人間の心理になります。例えば、あなたの身体的な問題が原因で別れに至った場合、復縁したい相手はあなたに本当の事を言えるでしょうか?
一般的な人であれば、身体的な特徴に問題があるから「別れたい」と言える人はいません。別れ話で本当のことを言えないのは、身体的な特徴以外にも、あなたと揉める可能性があるから言えない…という事もあり、あなたとの関係を拗らせたくないから別れ話で本当の事を言わない…というケースはとても多いのです。
別れ話の内容を真に受けてしまうと…
別れ話の内容を真に受けてしまうと、あなたを傷つけない様に話しをしているので、本当に思っている事を言えなかったり、「あなたの○○な部分が…」と具体的な話をされても、実際は、その○○な部分を含めた根本的な理由で別れを決断したにも関わらず、あなたは○○な部分を直せば…という考えになってしまい、別れの本当の原因に気付かない…という事もあります。
別れ話の内容を真に受けると、その言葉を切り取り、切り取った言葉だけで考えて復縁しようとするので復縁を意識させる事が出来ません。相手が何を望んでいるのか?に気付かず、相手が望む事とは全く異なる復縁方法を考えてしまう人もいるので、復縁に進む事がありません。
別れ話しの言葉を真に受けて復縁出来ると思いますか?
別れ話の言葉を真に受けて復縁する為に努力しようとする人は多いのですが、別れ話しは、「相手が気を遣ってくれている言葉」と考えなければなりません。別れ話の時に、あなたが何も言わずに別れてくれるなら、復縁したい相手も理由を話す必要はありません。相手は理由を聞かれるので、あなたが納得する理由を答えなければならず、あなたが納得する理由を話すのが別れ話になります。
一つ一つ挙げたらキリがない
別れ話をする時に、別れる理由を一つ一つ挙げたらキリがないので、大まかに気になった部分だけを交際相手は話して下さいます。理由の一つ一つを伝えてくれるのではなく、「○○が…」と話すだけに留めるので、一つ一つ理由を説明してくれるのではなく、あなたが納得する為の理由を別れ話ではしてくれます。
何故別れ話で本当のことを話してくれないのか?
別れ話で本当のことを話してくれないのは、「あなたが納得しないから」になります。あなたが納得してくれるなら、別れ話で本当の事を話して下さいますし、納得してくれないから別れ話しで本当に別れたいと思った理由を話せないのです。
相手は別れ方で揉めたくない
相手は別れ方で揉めたくないので、別れ話で本当の事を話しません。「友達に戻りたい」という言葉も別れ方で揉めてトラブルを起こしたくないから使う言葉であり、本当に友達に戻りたい訳ではなく、別れ方で揉めたくないから使う言葉になります。
別れ話の内容には復縁する方法が潜んでいることも
別れ話の内容には、具合的な理由を告げられる事が多いのですが、別れ話で具体的な理由を出された時に、その具体的な理由を元に、根本的な理由を明確にさせれば復縁方法に辿り着きます。もちろん具体的な理由を告げられた時に、その部分に着目するのも大切ですが、大抵のケースでは、その具体的な理由を元に何が問題で別れに至ったのか?を考えて頂くと、自身の問題点に気付けます。
例えば、「部屋が汚くて…」と別れ話でされた場合に、部屋をきれいにする。ではなく、清潔感についての考え方を改め、清潔感を持つように復縁活動をすると、交際時とは別の人…という印象を与えて復縁し易くなります。
別れ話の時に「考えさせて欲しい…」と言われたら?
別れ話の時に、別れたくない事を伝えると、「考えさせて欲しい…」という言葉が返ってきて、一旦は別れる事が先延ばしになり、別れない為に!!と行動に移すけれど、ラインやメールで「やっぱよく考えたんだけど別れたい。会ったり電話すると別れづらくなるから…」というメッセージが送られてきて別れ話が一旦保留になったけれど、結局別れる事になってしまった…という方もいらっしゃいます。
「考えさせて欲しい…」という言葉の相手の気持ちを汲み取って見れば分かる事ですが、考えさせて欲しい…という言葉は、その場を一旦保留にしてるだけで、交際相手の気持ちが変わった訳ではありません。一旦保留にされたので、関係を再構築しようと頑張ると思いますが、別れ話をしても受け入れてもらえない事が分かったので、「どう別れたいと伝えれば良いか?」について考える時間が欲しい、という意味であり、交際相手は別れないで頑張る方向に進もう!!と思った訳ではありません。
何かをすれば別れに至ってしまう事や、綱渡りのように感じている方もいますが、綱渡りではなく、綱から落ちてる状態をイメージして頂く必要があります。蜘蛛の糸のように、何かがあれば直ぐに切れる様な状態であり、その何か?を交際相手は探しており、あなたがボロを出した途端に、糸を切る事や、ボロを出さなくても既に糸は切れていたものとしてお考え下さい。
「考えさせて欲しい…」は考えてない
考えさせて欲しい…という言葉を真に受ければ、考えてくれてるからチャンスがある!!と考えるのですが、考えてくれるチャンスをくれたのではなく、相手は別れるタイミングを待っているだけなので、別れ話の時に「考えさせて欲しい」は、別れる事を前提として考えなければならないのです。
合わない気がする。一緒に居ても楽しくないと別れ話でされた
合わない気がする。一緒にいても楽しくない。と別れ話でされた場合、「価値観の違い」に辿り着きます。そして価値観の違いに辿り着いたので、「楽しくさせるから!!ちゃんと合うようにするから!!」という言葉を出しますが、楽しくさせようとしても合わせようとしても、価値観が違うのですから、楽しくさせよう!!合わせる!!という言葉を使っても、交際相手の気持ちが戻る事は有りません。
復縁したい相手は、あなたとの価値観の違いを理由に別れ話を切り出していますが、価値観の違いは人間なので当たり前にある事であり、その価値観の違いを理由に別れを告げられた場合は、価値観の違いで別れを告げられたと考えると復縁に失敗します。もともと考え方も価値観も異なるのが人間同士であり他人です。もともと異なる考え方や価値観があるのが人間なので、交際前から分かっていた事となります。交際前に分かっていた事を別れ話に持ち出すという事は、別れ話で価値観の違いや合わないという言葉を出せば、あなたが別れに納得してくれる理由を用意しているという事になります。
あなたが合わない、一緒にいても楽しくないと思われている理由を改善しなければ復縁の可能性はありませんが、価値観の違いを改善しただけでは復縁はむずか石事も忘れてはいけません。
「少し距離を置きたい」と別れ話をされたなら
交際相手から「少し距離を置きたい…」と言われた時は、あなたへの気持ちが薄れている事に気付かなければなりません。少し距離を置きたいと別れ話でされた場合、気持ちは既に距離を置いているので、気持ちの距離を考えなければ復縁に失敗します。
なぜ「距離を置きたい。」とあなたに宣言したのか?を考えて頂くと、あなたとの関係を継続させて良いのか?を考えている状態だからになります。あなたとの関係を客観的に見た時に、将来の展望も見えず、一生を共にするには不足しているパートナーなのでは?と考えてしまうからこそ、あなたとの距離感について考えてしまいます。少し距離を置きたい…という言葉は、今のあなたを見ての事ではなく、今後のあなたとの関係性について考えてしまっている状態なので、別れ話で「少し距離を置きたい…」という話しをされたら、今どうするか?ではなく、将来的にどうするか?を考えて頂く必要があります。
「距離を置きたい」と言われたら?
距離を置きたいと言われたら、今の距離を詰めようとするのではなく、将来共にいても…という点を考えた復縁方法を取らなければなりません。距離を置くというのは、今だけの事ではありません。将来の事を考えて距離を置きたいと考えられなければ関係の再構築は出来ません。
本当に復縁したいなら
本当に復縁したいなら、別れ話の話しはとても重要です。しかし、文中でも書かせて頂きましたが、別れ話の内容を真に受けて、そこだけに捉われてしまうと復縁は厳しくなります。復縁する為に、何が必要なのか?というヒントにはなりますが、別れ話はヒントであり、「答え」ではありません。
復縁相談を頂く方々は、そのヒントを答えとして捉える傾向にあり、「別れ話で○○と言われたんですけどどうやって復縁すれば良いですか?」という質問をされます。復縁屋は、本当に復縁したいなら、別れ話を答えとして捉えるのではなくヒントとして捉えなければならない事をお伝えさせて頂き、本当の別れの原因に辿り着く為の情報として使う事を考える必要があります。