復縁屋には日々沢山の復縁相談が舞い込みます。その相談者様の中には、「謝ったけど許してもらえないんです…」という相談者様もおり、謝ったけど許してもらえない事が珍しい事の様に話をする方がいらっしゃいます。
復縁屋がそういった相談者様のお話をお伺いしていると思う事ですが、謝っても許してもらえないのは当たり前の事であり、相談者様は何故許してもらえると思って謝っているんだろう?と考えます。この手の相談者様たちから、「どうやったら謝れますか?どうすれば許してもらえますか?」という相談を頂くので、謝罪の仕方についてアドバイスをさせて頂いています。
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謝ったから許してもらえるものではありません
謝罪の仕方について謝ったのに許してくれない…という方は、謝れば許してくれるものとして考えるのですが、謝っても許してもらえるものではありません。謝って許してもらえないのは当たり前であり、謝るのは許してもらう為にするものではありません。
「ごめんなさい。」という言葉には許して下さい。という言葉は含まれません。許してくれるかどうかは相手が決める事ですから、謝る事=許してもらう事と考える事がそもそも間違っているのです。謝る事=許してもらう事と考えるので謝罪する時に許してもらおうとする気持ちが透けて見えてしまいます。許してもらおうとする気持ちが透けて見えるので謝ったところで許してくれるにはならないのです。
許してもらいたい…
謝る時に許してもらいたい…と思う気持ちは分かります。しかし、許してもらう為に謝るのではなく、謝るのは、相手に迷惑を掛けた事を詫びる為にする行為になります。許してもらいたいから詫びるのではなく、申し訳ない事をしたから詫びるのですから、謝る時に許してもらおうとする気持ちや考えが含まれていれば、相手にはその気持ちが透けて見えてしまうのです。
許してもらう為に謝罪をする方は、謝る際に、「許してくれるよね?」という気持ちが相手に伝わってしまう事を考えなければなりません。相手に許してもらおうとする為に謝罪するのですから、相手に申し訳ないという気持ちは伝わりませんし、本当に申し訳ない事をした…ではなく、大した事ないよね?という気持ちで相手に伝えているのできちんと相手には相談者様の謝罪の気持ちが伝わっているのです。
許してもらう為に謝罪をすると?
許してもらう為に謝罪をする人たちは、相手にしてみれば怒っている原因や迷惑を掛けた原因を、大した事ないと考えているんだな…と考えます。大した事ないと考えている人から謝られて許したいと思う人がいると思いますか?
頭を下げても価値がない
相談者様の中には、「私が頭を下げて謝ってるのに許してくれないなんておかしいと思いませんか?」という相談を頂く方もいますが、復縁屋にしてみれば、「あなたの頭をいくら下げようと、相手はそこに価値はないと考えているんですよ。」としか思いません。
相談者様が復縁屋に、「復縁相談お願いします!!」と頭を下げたところで、復縁屋は何とも思いませんし、相談者様の復縁したい相手に頭を下げたところで、復縁したい相手からすれば頭を下げられたところで何で許さなければならないんだ!!となっているのです。それほど許したくない事であり、謝罪の言葉を聞いても許したいと思わない相談者様となるので、よっぽど相手を怒らせるような事をする人なんだな…と復縁屋は思うのです。
謝罪の言葉に価値がないのです
あなたの謝罪の言葉に価値がありませんし、あなたの謝罪の気持ちに価値がありません。別れた相手から謝られても、「もう終わった事だから…」と過去の話しですし、復縁したい相手は未来に進んでいるのです。未来に進んでいる相手からすれば、今更過去の話しを持ち出されても…となります。
例えば、あなたが小学校の時の友達から、「あの時はごめん。」と言われても、覚えてないかもしれませんが、気にしてない事と同じで、気にしてないから「もういいよ。済んだ事だし。」となります。あなたが謝ったところで済んだ事になっていますし、済んだ事を謝られても、その謝罪に価値はないのです。
謝罪は気持ちでするものです
謝罪の仕方を教えて欲しい…という方々は、謝罪の仕方に何か特別な技術があるかのように考えるのですが、謝罪は技術ではなく、「申し訳ないという気持ち」を相手に伝えるものになります。申し訳ないという気持ちを相手に伝えるので、謝罪の気持ちが伝わるのであって、謝罪するテクニックを覚えようとする人たちは、その気持ちすら透けて見られるのです。
謝罪を気持ちで伝えようとする方々の謝罪はきちんと相手に伝わります。テクニックで謝ろうとする人たちの気持ちは相手にも伝わり、許してもらおうとする事もまた相手に伝わるので、許してもらえません。
本当に復縁したいなら
本当に復縁したいなら、謝っても許してもらえない…ではなく、まず、ご自分がした事がどういう事なのか?本当の意味で理解しなければなりません。復縁したい相手がどう思ったか、あなたが何をしたのか、を本当の意味で理解している人と、そうではない人では謝り方が全く事なります。
相手に嫌な思いをさせた人は、相手に嫌な思いをさせた事や、自分が何故嫌な思いをさせてしまったかを説明し、その上で不快に思わせてしまった事を伝えます。それが謝罪であり、どこにも謝罪をする時に許してもらおうとする気持ちはありません。謝罪する時は、相手の立場になって考えた時に自分がした事を反省した言葉を伝えなければなりませんが、反省は許してもらおうとする言葉ではないのです。
復縁を考えるなら、あなたの謝罪の言葉が何故届かないのか?も考える必要があります。