復縁屋ジースタイルには日々沢山の復縁相談が舞い込みます。その相談者様の中には、別れたくないのに「別れよう」と言ってしまった…と、本心とは別の言葉を伝えてしまい、結果的に別れに到ってしまった相談者様もいらっしゃいます。
本当は別れたい訳ではなく、相談者様への愛情を確かめる為に言葉に伝えてしまった事がキッカケで、別れたくないのに別れる結果となり、軽はずみな言葉を出してしまった為に後悔している方もいらっしゃいます。
別れたくないのに「別れよう」と言った人の相談内容
以下の様な内容を、復縁屋ジースタイルの復縁相談を下さる人が増えていますが、別れたくないのに「別れよう」と言ってしまい、後悔している方は下記の様な相談内容を頂きます。
本当は別れたくないのに、彼に対して「もう別れよう」と言ってしまいました。
いつも喧嘩をすると「別れよう」とか「別れたほうがいいよね」とか言っちゃって、その度に彼は「好きだから別れたくない」って言ってくれていたのですが、その日は違いました。
わたしが「もう別れよう」って言ったら、「そうだね、別れたほうがいいって僕も思う」って…
本当は別れたくないから何度も謝って「別れたくない」って言ったのですが、彼は「もう疲れちゃった。情はあるけど、愛情が枯れちゃってもう付き合えない」、と。
わたしは納得できなかったので、何度も電話をしたりラインをしたりして彼に思い直してもらえるように頼みましたが、昨日とうとう「本当に迷惑だからやめて。僕に嫌な思いをさせて楽しいの?」と怒鳴られてしまい…
復縁するためには、どうしたらいいでしょうか?
彼氏の気持ちを試そうとする女性はとても多く、上記の参考例の様な形で別れに到ってしまった方は少なくありません。別れたくないのに、別れよう…と言ってしまった状態で後悔だけが残るなら本来なら「別れたい」と言わなければ良い事ですが、愛情を確認しなければ不安になってしまう人の気持ちも分かるので、愛情確認の為に「別れよう」と伝えるのは控える必要があります。
「別れよう」と気持ちを試した後に与える印象は?
別れたくないのに「別れよう」と伝える事で、本当に彼の気持ちを試せているか?を考えて頂く必要があります。「別れよう」と彼に伝えた事で本当に別れてしまった方であっても、今なら「彼が別れを決断したのは仕方ない事だ…」と思いませんか?
別れたくないのに「別れよう」と伝えた状況を客観視して頂くと、「別れよう」と彼に伝える事で、何が理由で彼は別れを決断したのか?を知る事が出来ますが、相談者様の多くは、当事者である事も踏まえて、何故彼が別れを決断したのか?という正しい見方が出来ません。
「別れよう」や「別れたい」という言葉を聞かされる彼は、自分は試されているんだ…という事を察します。試し行為をする人は多いのですが、一度試された後に何度も試し行為をしたらどんな想いをするか?を感が手なければなりません。
少なくとも別れを決断されるまでは、あなたの事を彼も大好きだったハズです。大好きな人から「別れよう」と言われたら、一回だけでも心が抉られる想いをすると思いませんか?「別れよう」と言われる度に、試されている…と不安になり、不安になるから一生懸命愛情表現をしなきゃ…と頑張り、頑張っても頑張っても試し行為をされれば、「自分は本当に愛されているのか?」と逆に不安になります。
「別れよう」という言葉は彼を試す行為になりますが、人と関係を継続していく上で試す行為は必要でしょうか?
何故「別れよう」と言ってしまいますか?
「別れよう」と言われた側の気持ちを考えた後は、「別れよう」と言ってしまうあなたの気持ちも考えなければなりません。何故、別れる気持ちはないのに「別れよう」と言ってしまうのでしょうか?相手に伝えたい事は、別れたいという気持ちではなく、愛されている安心感が欲しい…という言葉のはずです。
例えば、冒頭の参考例のような方は、「別れよう」と言ってしまうのは、ケンカの時や相手の気持ちを確かめたくて「別れよう」と言ってしまいます、と仰います。ケンカをして言葉に詰まった時に、言いたい事を上手に伝える事が出来なくて、感情が高ぶった時に、本当に伝えたい気持ちを伝える事が出来なくなり、自分の心とは裏腹の言葉(別れたい)を相手に伝えてしまいます。
ケンカをした時に、「別れたい」と伝えれば、彼から「別れたくない」と言ってくれるから、「別れたくないなら…」と条件を付けて相手を従わせようとする為の言葉でもあります。相手を思い通りにコントロールしたい!!という気持ちの表われから、「別れよう」という言葉を出してしまい、「そうだね。別れよう」と予期せぬ言葉が出た時にパニックになって引くに引けなくなり後悔しなければならない事になります。
別れようと言ってしまう時
- 会う時間がなくて寂しい時
- 連絡が無くて寂しい時
- 相手が自分以外の異性と話している姿を見た時
- 浮気ではないけれど他の女性と連絡をとっている事を知った時
「別れよう」と口にしてしまう方で多いのは、「寂しい」という気持ちや「浮気の疑い」を相手に押し付ける言葉になります。別れ話を脅し文句として使い、相手をコントロールする時に「別れよう」という言葉を使ってしまいます。
「別れよう」と言う時の流れ
会う時間がなくて寂しい⇒私達、もう別れたほうが良いよ⇒「別れたくないよ」と縋られて安心する⇒再度また寂しい⇒「別れよう」と伝えてしまいます。
本当に伝えたい言葉は「寂しい」です
何故別れようと言ってしまうのか?本当に伝えたい言葉は「寂しい」です。会えなくて寂しいから自分への愛情確認をするのが試し行為になります。会えなくて寂しいなら「寂しい」と伝えなければなりませんし、浮気や他の異性と連絡を取り合っている事が嫌なら、「他の男(女)と連絡をして欲しくない…」と伝えなければなりません。
本当に伝えたい言葉を伝えずに、「別れよう」と口にしている事にお気付きでしょうか?「別れよう」と相手に伝える事で得られるものは何もありません。「別れよう」という言葉は相手に素直な気持ちを伝える事が出来ない問題を抱えている事に気付かなければなりません。
別れたくないのに「別れよう」と言った相手と復縁するには?
別れたくないのに「別れよう」と言ってしまった事で本当に別れてしまい復縁相談を頂くケースは多々あります。その相談者様の殆どが、「別れよう」と伝えた事を後悔し、時間を取り戻したいと考えます。試し行為を繰り返し、何度も相手の心を折るような事をして後悔した状態で復縁相談を頂きますが、一度心が離れた状態から元に戻すのは簡単な事ではありません。
「別れよう」と伝えて本当に別れた後に、「もう別れようなんて言わないから復縁して欲しい…」と伝えても、何度も繰り返し相手の心を傷付けてしまった状態では、その言葉は相手に伝わっても、あなたの気持ちは届きません。信用を完全に失ってしまった自分に気付かなければならず、信用を失った状態から復縁する方法を使わなければなりません。
復縁したいなら「別れよう」という言葉を出した事が問題ではなく、伝えたい事を伝える事が出来ない事が問題なので、何度も「別れよう」と彼に伝えている場合、彼はあなたとの交際に疲れている事も知っておかなければなりません。
疲弊させている状態だと気付いたら…
相手の心が疲弊している状態だと気付いたら、「別れようと言わないから復縁して欲しい」という言葉を伝えても復縁に繋がらない事に気付けると思います。疲弊している相手に、疲弊させた事を二度としないと伝えても、既に疲弊している状態なので言葉は伝わりません。復縁したいなら、「もうしない」と言葉で伝えるのではなく、「もうしない」と態度で伝えなければなりません。
疲弊させる事をした人が何かを伝えても…
本当に伝えたい事を伝えられない人が、相手に何かを伝えたとしても、伝えたい事が伝わるでしょうか?別れようと伝えて別れてしまった今の状態は信用を失っている状態でもあり、信用を積み重ねられる状態でもありません。本当に伝えたい事を伝えられる人になってから相手にアプローチをしなければなりませんが、伝えたい事を伝えられない人は、伝えられる人に変わる前に伝えるので、相手を更に疲弊させてしまいます。
別れたくないのに「別れよう」と言ってしまうのは…
別れたくないのに「別れよう」と口にする行為は、心理学の分野では「試し行為」と呼ばれています。境界性人格障害の症状や傾向の1つで、「これくらいしても見捨てない(別れない)よね?」と相手を推し量り、見捨てられない=「別れないよ」との返事をもらう事に、安心感や幸福感・満足感や愛情を感じる状態になります。
相手を試す事で安心感や幸福感、満足感、愛情を感じる事を自分が何度も繰り返されたらどう思うのか?を考えて頂くと、繰り返し試し行為をされれば最初は許せていても、付き合っているから…彼氏だから…彼女だから…夫だから…妻だから…という関係であっても、愛情を与えても伝わらない事に辛さを感じて、次第に気持ちは冷めていきます。
別れたくないのに「別れよう」と伝えても、お互いの立場に甘えた状態を相手に押し付けるのですから気持ちが冷めていくのも当然です。別れたくないのに「別れよう」と伝えてしまった時間を取り返す事は出来ません。時間を元に戻したい…と考えるのではなく、新たな気持ちで交際してもらえるような復縁方法が求められ、伝えたい事を伝えられる人に変わって、変わった自分を見てもらう復縁方法でなければ復縁は叶いません。
「別れよう」と言ってしまった人たちは…
別れたくないのに「別れよう」と言ってしまった相談者様の多くは、気持ちの伝え方をご理解しており、別れた原因についても誤解して考えている傾向にあります。相談者様自身が抱えている問題点に気付いていない為に、「もう別れようなんて言わないから…」という言葉を相手に伝えて復縁しようとしてしまいます。
改善しなければならない事は、伝えたい事を伝えられない部分であり、相手の気持ちを考えずに、自分の不安を相手に押し付けてしまう事で相手の気持ちを無視した行動をとっている事にも気付きません。改善しなければならない点は複数あるのですが、まず気付かなければならないのは、「自分自身の問題に気付けない自分」であり、そこに気付けなければ復縁方法以前の問題になってしまいます。
本当に復縁したいなら
別れたくないのに「別れよう」と言ってしまい、本当に別れを決断されてしまった方々が、本当に復縁したいなら、文中でも書かせて頂きましたが、「別れようと言わないから…」という言葉を伝えても復縁に至る事はありません。
「別れよう」と言わないから復縁してくれるのではなく、交際していると疲れるから別れを告げられてしまったのですから、交際していても疲れない関係を築ける人でなければ復縁を考えてくれる事はありません。本当に復縁したいならやらなければならない事は、交際していても疲れない人への改善になります。
相手を疲れさせるつもりはない!!と考える人もいますが、実際に気付かぬ内に疲れさせていて、信頼を失くして気持ちを冷めさせてしまった事を忘れてはいけません。大好きな相手を疲れさせ、大好きな相手の気持ちを冷めさせてしまった原因を作ったのは自分だと気付かなければ復縁からは遠ざかります。
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