復縁屋には日々沢山の復縁相談が舞い込みます。その相談者様の中には、貢ぐ形をとり、貢いでいるから別れに納得できない…という方もおり、別れた後に「今まで貢いだものをお金で返して欲しい…」という方もいらっしゃいます。
復縁屋は、自分が好きで貢いだのに別れたから返して欲しい…という相談者様からご相談を承っていると、「そういうところが別れを告げられる理由ですよ…」と感じる事が多く、根っこから変わらなければ復縁出来ないだろうな…と思いながら復縁相談を聞いてます。
物を貢ぐのは自分で好きでやったこと
交際相手から物をねだられたから与えていた！！と仰る人もいるのですが、それを買ったのは誰か？であり、自分が好きで買ってあげた物なのに、別れを告げられたら返して欲しい…という方は、交際する条件として物を与えていたという事になります。
しかし、よく考えて頂きたいのですが、交際する条件で物を与えていた人に「愛情」はありません。今現在裁判を行っている紀州のドンファンの事件では、物やお金を与えていただけで、そこに「愛情」がない事が浮き彫りになってきています。ものを自分で好きで与えた人たちが、別れる時に「返して欲しい。」と伝えるのは、愛情をはぐくむ努力をしてなかった事の表れでもあります。
愛情を貢ぐから応えてくれるもの
愛情を貢ぐから応えてくれるものであり、愛情を与えず物を与えていれば愛情を返してくれる事はありません。欲しいものを購入したとしても愛情を与えなければいつまで経っても便利な人でしかありません。便利だから交際する事と、愛情をもって交際する事は全く異なります。
物を貢ぐ事だけをする人は愛情を貢ぎません。「好きだから物を与えた。」ではなく、好きで物を与えたなら、「与えた物を返して欲しい。」という言葉は、「愛情を返せ！！」と言っている事と変わりません。愛情を返せ！！というような人を好きになる事ってあると思いますか？
物を貢ぐ時に愛情も貢いでましたか？
物を貢ぐのは、気持ちをプレゼントするものではありません。「物」は「物」であって、プレゼントをしたところで「気持ち」を伝えているものではありません。物を貢ぐのと、愛情を貢ぐのは異なります。愛情の注ぎ方が分からない人は、物を貢ぐことで愛情を伝えていると誤解する方が少なくありません。
物を貢ぐ事と愛情を貢ぐ事は異なるのですが、物を貢ぐ時に愛情を貢いでいる様になっているので愛情の貢ぎ方が分からなくなっているのが「物」を貢ぐ人になります。
愛情とは？
愛情とは気持ちであり、「物」には気持ちが込められているものではありません。気持ちが込められているものではない物をプレゼントしたからといって、物に愛情が込められている訳ではありません。愛情は「気持ち」なので、目に見えないものです。
目に見えないものを与えて、相手は気持ちを汲み取りますが、目に見える「物」を与える事で、目に見えないものを見ている様な錯覚に陥ります。相手が望む「物」ではなく、相手が望む「もの」を与えるから愛情を伝える事が出来、相手が望む「もの」とは「物」を与えてはいけない訳ではありませんが、そこには「愛情」があるから「物」が「もの」となり、「もの」になった時に愛情も貢ぐ事が出来るようになるとお考え下さい。
本当に復縁したいなら
「物」をプレゼントして復縁しようとする人がいますが、「物」は「物」でしかありません。お金を払えば…何かをプレゼントすれば…と、目で見える「物」に捉われた復縁活動をすれば復縁出来る事はありません。復縁は相手の気持ちに沿うものであり、相手の気持ちは「物」では買えません。
復縁したい相手の気持ちを動かすのは、「物」ではなく、「もの」を与えなければならないのです。「物」で復縁したい相手の気持ちを取り戻そうとしている方々は、復縁したい相手をバカにしている行為にもなります。復縁したい相手を取り戻すのに、お金や物で釣って、お金や物を与えれば復縁出来るかもしれない！！という考え方になっているのです。
その考え方が根底にあれば、復縁したい相手に何かを与える時に、与えた物の見返りを求めてしまいます。与えた物の見返りを求められるような関係では、相手の気持ちを取り戻すどころか、「お店」と「お客さん」の関係に等しい関係となり、復縁したい相手の気持ちを取り戻す事は出来ないのです。本当に復縁したいなら、「物」を与えて「気持ち」を向けてもらおうとする考え方は一切捨てなければなりません。
復縁したい相手が望む「もの」は一生を共に出来るパートナーとなり得る人なのか？を判断出来る「もの」であり、目先で欲しい「物」を与えてくれる人と一生共にしたい！！とは思わないのです。「物」を与える人は、金の切れ目が縁の切れ目となり、「もの」を与える人は気持ちが続く限り関係を続けられるので、本当に復縁したいなら、「物」と「もの」のどちらを与えるべきか？に気付けると思います。