復縁相談時に相談者様からお話をお伺いさせて頂き、相談者様が実行していた復縁活動についてお伺いさせて頂くのですが、相談者様から『僕にはこれしか思いつきません!!どうすればいいか教えて下さい!!』と相談を受ける場合に、『これしか…』という言葉を使う相談者様が仮に復縁出来ても彼氏(彼女)の気持ちを考えて行動する事は難しい事が分かりますし、復縁出来てもすぐに別れるであろう事が分かりますし、それ以前に復縁出来ないであろう事も相談者様の言葉一つで分かります。
復縁相談をして何かしらのアドバイスをもらったところで相談者様が自分で考えた訳ではないので直ぐに実行出来るか?と言えば疑問ですし、伝えている事の本質を理解せずに言葉の上辺だけ記憶してしまい、実際にアドバイスで伝えたかった事と相談者様の解釈が異なる事もあり、『僕にはこれしか思いつきません。』という言葉を口にする相談者様は間違った解釈のまま復縁活動をしてしまい、間違った復縁活動をするので復縁とは別の方向に進むのです。
『僕にはこれしか思いつきません。』という相談者様は、自分で考える事を放棄している方が多く自分で一生懸命考えたけど、それ以上のものが考えられなくて相談しました!!という、自分は一生懸命頑張ってはいるんです!!アピールをするタイプの方が多く、一生懸命頑張ったけど出来なかったというやってます感を出してるだけで実際は第三者からすれば何かをやっているとは思えない相談者様がいらっしゃいます。
復縁したいから自分は一生懸命やっている!!と思い込むのですが、相談者様の仰る『これしか…』というのは客観的にお話をお伺いしていると『本当にこの程度の事しか思いつかないの?』という事でもあり、一番大切であるはずの彼氏(彼女)に対しても付き合っている時にどんな接し方をしていたか?も容易に想像出来、交際時の付き合い方が容易に想像出来る相談者様は本当に彼氏(彼女)を大切にしようとしていたのか?という疑問すら出てくるのです。
自分で考える事を放棄している相談者様に考えるキッカケを与えるのがアドバイスですが、『これしか…』という言葉を口にする相談者様はアドバイスを受けた事を実行すれば良い!と考え、アドバイスをキッカケにして考えるのではなく、言われた事だけをやろうとし、実際に言われた事に対する理解をしようとせずに考える事を放棄しているのでアドバイスをしてもアドバイスが活きる事はありません。
例えば、ダイエットをしている方に『糖質抜きダイエットをしましょう!!』とアドバイスをして糖質とは何か?を自分で調べて糖質抜きダイエットをするなら分かりますが、糖質抜きダイエットという言葉を初めて聞き、『糖質って何ですか?』という質問をし、『ご飯に糖質は含まれていますよ。』というアドバイスをすると『じゃあご飯を食べなければ良いんですね!』と言いながらパンを食べていたら糖質抜きダイエットは失敗します。
アドバイスをする事は、アドバイスを元に自分で考える為のものなので『これしか…』という言葉を出す相談者様は考える事を放棄して他人から言われた事だけを実行するだけの相談者様であり、言われた事だけを実行に移す相談者様は彼氏(彼女)から言われた事も言われた事だけは改善しようとするのですが、言われた事だけしか改善しないので彼氏(彼女)の気持ちを取り戻す事が難しいのです。
言われた事を元にして根本的な考え方を変えるのが復縁における自己改善であり、例えば『お店で大きな声を出すのはみっともないから止めて欲しい!!そういうところが嫌だった!!』と彼氏(彼女)から言われた際に『これしか…』という言葉を出す相談者様は『お店で大きな声とか出さない様にするから!!』と言われた事にしか気付かないので彼氏(彼女)から呆れられるのです。
お店で大きな声を出す事だけを改善するのではなく、お店で大きな声を出すマナー違反の考え方が不愉快だと言われてる事に気付かず、お店で大きな声を出さない事だけを改善しようとしても彼氏(彼女)から好かれる事はありませんし、言われた事だけを改善させるものではないのです。
『これしか…』という相談者様はとても多いのですが、あなたの抱えている問題は他人から具体的に指摘された部分だけではありません。
『これしか…』という言葉を使うのではなく、考える事は永遠に終わらないので考えるキッカケをもらえるアドバイスを受けて復縁に向けてシッカリと活動して頂ければと思います。