突然別れ話をされれば冷静ではいられなくなり、縋ってしまう方もいると思いますが、別れ話をされた時に、【受け入れる】、【受け入れない】でも復縁方法が変わり、復縁成功率も変動します。別れ話をされた直後に受け入れるのは難しいかもしれませんが、別れてから時間が経ち、復縁を考えている状態でも別れを受け入れられない方がおり、そういった方々の復縁成功率はとても低い事を覚えておいて下さい。
別れを受け入れるということ
別れを受け入れるという事は、もう付き合ってない、と自覚することです。もう付き合っていないという自覚があれば、【どうすれば付き合えるか?】を考える事が出来るようになりますが、別れを受け入れる事が出来ない人たちは、どうすれば付き合えるか?ではなく、どうすれば気持ちを取り戻せるか?ばかりを考えてしまいます。
気持ちを取り戻すという事はとても大変な事になります。気持ちが離れてしまった理由を作ったのはあなたであり、あなたが気持ちが離れる原因を作ったから、あなたが取り戻す!!ではないのです。あなたが原因を作ったのですから、もう一度あなたという人間を見直してもらうには、あなたが変わらなければ見直してくれる事はありません。
別れを告げられた状態のあなたには、気持ちが戻る要素が残ってないのですから、気持ちが戻る要素のないあなたが、どうやって気持ちを取り戻すか?を考えたところで、元パートナーの気持ちが戻る事はありません。別れを受け入れるという事は、今のあなたに対して相手の気持ちが戻る事はないと【自覚出来る】という事でもあります。その自覚があるから、新しい自分となる努力をしなければなりませんし、別れを受け入れられなければ、今までのあなたを良しとしてしまっているのですから【復縁出来ない】にも繋がります。

あなたは相手に受け入れられてません
あなたは復縁したい相手に受け入れてもらっていません。その事実をあなたが受け入れる事が出来なければ、あなたは復縁を簡単に考えます。相手の気持ちを動かし、復縁を意識させるという大変な事を簡単な事だと認識して行動してしまうのです。
相手に受け入れられていない状態だと分かってない方は、「会って話そう!!会って話せば分かるから!!」と相手の気持ちを無視した言葉を相手に伝えます。相手の気持ちは「会って話したところで何も変わらない。会うだけ無駄だよ」と、あなたと会ったところで何も変わらない事を示唆しても、あなたは相手に受け入れてもらえてない事を受け入れてないので、相手の言葉に耳を傾けません。
相手に受け入れられてないあなたの言葉を相手に伝えたところで、相手の気持ちは動きませんし、相手に受け入れてもらえる事はないのです。別れ話しを受け入れ、あなたに元パートナーは気持ちが無い事を受け入れる。それが出来てない人の言葉は相手に届きません。

まず別れを受け入れること
別れを受け入れる事が出来てない人に【復縁】は出来ません。復縁は、文字通り縁を取り戻す事です。縁を取り戻すという事は、一度縁が切れている状態から縁が繋がるので、復縁と呼びます。別れを受け入れてないという事は、切れた縁を認めてない、或いは認めたくない、という状態で復縁を求めても復縁を受け入れてくれる事はありません。
あなたは、復縁を目指す時に、時間を巻き戻して過去に戻るような感覚で復縁しようとしていると思います。別れた事をなかった事にするかのように復縁を目指す人たちが「会って話そう!!」といった言葉を使います。しかし、残念ながら元パートナーは時間を過去に戻すつもりはありません。
時間が経てば経つほど過去に留まっているあなたと未来に進んでいる元パートナーでは時間軸がズレていき、考えている事、思っている事に齟齬が生じて来ます。まず別れを受け入れ、時間を過去に戻す事は出来ない…という認識を持たなければ元パートナーの時間軸に追いつく事は出来ません。
未来に進んでいる元パートナーに追いつき、追い越すから【魅力のある異性】となり、復縁を考えてくれるきっかけになる事を忘れないようにして下さい。
別れを受け入れず時間の止まったあなたに魅力は無い
別れを受け入れ、元パートナーから好かれる為に自己改善をして魅力のある人を目指す人は未来に向けた行動をする人です。しかし、今の状況を受け入れる事が出来ず、別れを告げられた時や交際時の状況と何ら変わらず、時間が止まったままの状態のあなたに異性として、人間としての魅力を感じてもらう事はありません。
あなたに魅力が無いから別れを告げられ、あなたとの未来にも魅力を感じないからあなたとの交際を考え直す様になってしまいました。あなたと描く未来は交際当初はとても明るかったものが、今のあなたと描く未来はとても暗いものになっているのです。
別れを受け入れずに時間が止まったままの状態のあなたの魅力は何があるでしょうか?あなたとの思い出は全て悪かった訳ではありませんし、良い思い出もあったと思います。しかし、その思い出も【過去】のものであり、過去の思い出に縋っているあなたと、未来で新しい思い出を作ろうとしている相手では、【想い】が交差する事はないのです。
共に歩んだ時間は過去のものであり、これから先の未来で元パートナーが求めている横にいる存在はあなたではありません。あなたが元パートナーの横にいながら未来に向けて進みたい!!と思うなら、別れを受け入れずに止まった時間を動かさなければ共に未来を歩む事は出来なくなります。

受け入れられない気持ちも分かります
突然最愛の人から別れ話をされれば受け入れられない気持ちも分かります。しかし、受け入れられないからいつまでも同じ事を繰り返していれば、相手の気持ちは時間の経過と共に冷めていくのが分かりませんか?別れを告げられたという事は、既に相手の気持ちは冷めています。
冷めた気持ちが更に冷めていくので、別れを受け入れずに戻ってきて欲しい…と思って行動したところで相手の気持ちを冷めさせる行動しかとれません。受け入れられない気持ちは分かりますが、受け入れる事が出来ない人に復縁は確実に出来ない事を覚えておかなければなりませんし、過去に戻ってもう一度同じように交際したい!!と考えるのではなく、未来に向かって新しい交際の仕方を作っていきたい!!と思えなければ復縁は絶対に叶わないのです。

本当に復縁したいなら
本当に復縁したいなら、まず別れを受け入れなければなりません。別れを受け入れるから復縁に向けて進めるのであって、別れを受け入れてない人が復縁に進めるものではありません。相手の気持ちを考えて頂けば分かる事ですが、別れを告げたという事は、別れる決断をしたのですから、その気持ちをまず汲み取る必要があります。
別れる決断をしたという事は、過去に戻るつもりはない!!という事です。過去に戻るつもりがない人に、「過去に戻ろう!!」と伝えたところで、過去に戻ろうとする事はありません。良い思い出だけなら「過去に戻りたいな…」と思う事もありますが、別れを告げられたという事は良い思い出だけではないという事です。
良い思い出だけではないあなたと復縁を考えるとすれば、これから良い思い出が作れるかもしれない!?と思わせるしかないのです。良い思い出が作れるかもしれない!?と思わせるには、交際当初の様に相手を気遣い、相手の気持ちを汲み取りながら交際していた時以上のあなたにならなければなりません。
あなたが今のままの状態では確実に復縁出来ない事を自覚しなければならないので、本当に復縁したいならまず別れを受け入れるという事は何か?を考え、別れを受け入れる事から始めてみては如何でしょうか。












