復縁相談を頂く際に、「別れたから気付きました」と仰る方がいらっしゃいますが、大抵の方々は、別れてから自分の悪いところを気付いていません。別れたから気付いたではなく、別れ話で指摘された内容に気付いたというのが正しいのですが、相談者の殆どが「気付いた」と仰います。どちらにせよ分かったんだからいいじゃないか!と思うかもしれませんが、指摘されて気付いた事と、自分で気付いた事は全く異なるので、その違いに気付かなければ自己改善出来ない事を知っておかなければなりません。
指摘されて気付いた人は全部を理解してない
指摘されて気付いた人は、指摘された部分だけに気付いただけで、相手が伝えたい事の全てを理解していません。交際相手から別れ話の時に指摘された部分だけ気付いたところで、交際相手が不満に思っていたのは、その一部分だけではありません。小さな複数の事が積み重なって別れを決断したのですから、指摘された事だけに気付いた人は、何故その指摘された事を別れ話で言われたのか?を考えなければなりません。
人間が好きだった人を嫌いになる理由は、小さな出来事一つでは嫌いになる事はありません。複数の出来事があるから嫌いになるのであって、例えば、浮気が発覚して別れを告げられた時も、異性と肉体関係を持った事と同時に、嘘を吐いて浮気をしていた事、もしくは浮気していた事を隠していた事で秘密を持っていた事が原因で別れに至ります。
別れ話で交際相手から指摘された事は、自分では気付かなかった事かもしれませんが、自分で気付かない複数の理由があるから別れを告げられたと考えなければなりません。その中の一つを知ったところで嫌われる理由は他にもあるので、指摘されて気付いた人は指摘されなければ気付かない人なので、自分が何故別れを告げられたのか?という本当の原因に中々気付けません。

言われて気付く人は言われなければ気付かない人
言われて気付く人は、自分で気付いた訳ではないので、言われなければ気付けない人であり、交際相手から指摘されなければ相手が嫌だな…と思う事に気付けず改善出来ないので、言われなければ気付かない人が自分の力で復縁しようとしても、復縁したい相手から好かれる方法に辿り着きません。
復縁屋は、復縁相談を頂いている最中に、言われて気付く人にアドバイスをしていくと、「別れてから気付けるようになりました」と仰る方が、縁を切られた理由を分かったと仰っているのに、他にも他人とのコミュニケーションの取り方に多々問題がある事に気付きますし、指摘されて気付いた方は指摘されなければ何も考えないのかな…と思えるほどに、他人とのコミュニケーションに問題がある人は、自分で考える事を放棄しています。
例えば、交際相手から「価値観が合わないから別れて欲しい」と言われた方は、「価値観が合わないから趣味とか彼女の好きな事を好きになるようにしています」と仰るのですが、価値観が合わないというのは、共通の趣味を持つ事ではなく、考え方が合わないから別れたい、という事であり、考え方が合わないというのは、様々な点で【合わない】から関係を終わらせたいと言っている意味を考えないので、言われて気付く人は言われなければ気付きません。
別れて気付く人は考えないから復縁できない
別れて気付く人は、自分で考える事を放棄し、【考えるとは何か?】から考えなければ、自分で物事を考える事が出来ません。考える事が出来ないから、言われた事だけを守ろうとし、言われた事だけをやろうとするので、それは相手から好かれる行動ではなく、縁を切られた相手に【嫌われない行動】となります。
縁を切られた相手に嫌われないようにしようとしても、既に縁を切られているのですから、好かれる事はありません。好かれようとするのではなく、嫌われないようにしようとするのですから、復縁したい相手にしてみれば好きになる要素がない人という認識になり、復縁を意識してくれる事がないのです。
別れて気付く人は、自分で考える力が足りてないので交際中も相手が嫌だと思う事に気付けず、どう付き合っていけば交際を続けていけるか?を考える事が出来ません。考える事が出来ないから、考える事が出来ない人の行動を起こし、好きになってもらう為の行動が出来ない状態で、復縁したい相手に「復縁したいです」と伝えるのですから、相手の気持ちを動かして、復縁を意識させる事が出来ないのです。

別れてから気付いた人は全てが間違っている事に気付くべき
別れてから気付いた人は、別れる前に気付かなければならない事に別れてから気付いたのですから、全てが間違っている事に気付かなければなりません。元々の考え方や相手に受け入れてもらえなくなっていた事など、 別れてから気付いた人は、別れを告げられたのですから、交際相手から受け入れられなくなっている自分に問題がある事に気付かなければなりません。
交際当初は好かれていたかもしれませんが、交際期間が長引けば長引くほど、相手はあなたの事をもっと知っていきます。知れば知るほど好きな気持ちが薄れていき、気持ちが段々と無くなっていくのですから、別れてから気付いた人は全てが間違っており、その全て間違っている事に気付いて、全て間違っているところを改善するから、再度相手に好きになってもらう事が出来ると気付かなければなりません。
指摘された一つの事が原因で、別れたいとなった訳ではなく、知れば知るほど魅力を感じなくなってきたから別れたいと感じた訳です。魅力を感じなくなったのは、指摘された事だけではなく、交際相手に受け入れてもらえない理由を作ったのですから、その全てを受け入れる事が出来なければ復縁を意識してくれる事などないのです。
復縁したいのに気付いた程度の人が復縁できることはありません
復縁したいなら、元交際相手が嫌だな…と思った理由を改善しなければなりません。改善するというのは、気付いたから改善されたという事はありませんし、気付いて問題点が無くなったから改善されたとなります。問題点がなくなったという点がポイントであり、気付いた点はポイントではありません。
気付いたところで改善されていなければ尚更タチが悪い訳ですから、改善されて初めて二人の間に生じた問題がなくなった、となるのであって、気付いたから二人の間にあった問題点が無くなった、ではないのです。二人の間に生じた問題が無くならなければ再度関係を構築しようとしても、復縁しても同じ事を繰り返すだけになるから…となります。
あなたは気付いたから同じ事を繰り返さない!!と思うかもしれませんが、気付いた程度で改善されていないのですから、同じ事を繰り返すと復縁したい相手は思っているになるのです。

本当に復縁したいなら
本当に復縁したいなら、元交際相手が指摘した問題点に気付いただけではなく、気付いて改善するから復縁に繋がる事を忘れてはいけません。改善されておらず、気付いただけのあなたを魅力的に感じる方はいませんし、復縁したい相手が復縁を意識するには程遠いところにしかいないのです。
復縁を意識させるには、相手に魅力を感じてもらわなければならず、相手に魅力を感じてもらう為には、相手が良いなと思ってくれるような事が無ければなりません。相手があなたを良いなと思ってくれるようになるには、気付いただけではなく、気付いて改善し、相手が好きになってくれるような人に変わるというステップを踏まなければ好きになってくれる事はないのです。
本当に復縁したいなら、相手から好かれるようになる為に、気付いただけではなく相手から見て改善された姿を見せなければなりません。復縁したい相手が、あなたの事を「前と違うね」と言ってくれる状態までいけるから、復縁は意識してくれるものになるとお考え下さい。

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