どんな仕事でも職業病がありますが復縁屋で相談員として働いていても職業病があります。
常に相談にのっている状態なのでプライベートでも相談にのってしまう癖があり、探偵としての職業病というよりも相談員としての職業病が強くなり、日頃から様々な相談にのってしまっています。
友人の相談にのっている時はどうすれば良いのか?という方法を提案しますが、復縁屋の相談員である事を秘密にしてる為、調査や工作といった方法を提案する事は出来ません。
相談者様達とは違って、友人からの相談は職業を秘密にしてる為、職業病は出るモノの解決策を提案というよりも諦める方向で勧めます。
友人からの復縁相談は諦めさせる様に話を仕向けますが、どこかで『例えば…』といった方法を提案してしまう事もあって解決させる方法を口に出してしまいそうになります。
聞き込みスキルや話し方等、復縁屋の相談員として仕事をしていると、日頃培った技術を使って復縁相談にのってしまいます。
相談者様から友人に復縁相談をすると復縁を諦めた方が良いよ!という話しをされてしまい、どうしても諦められなくて復縁屋に辿り着いたという声をよく聞きます。
諦められない人の状態を伺って、どうにか復縁する方法がないか?を探すのが復縁屋の相談員であり、相談員の仕事をしているとプライベートでも相談にのっている時にどうにか復縁する方法について話したくなります。
しかし、たまに復縁する方法について友人から相談を受けると出てしまいますが、それ以外の時は復縁を諦めるように勧めます。
何故なら、友人は復縁相談と言いながら愚痴を吐くだけでスッキリしてる感もありますし、復縁屋に相談する方々の様に本気で復縁したいと考えているとは思えないから…というのが感じられるからです。
友人が本当に復縁したいと考えているなら復縁屋を勧めますが、私が復縁屋で働いている事を伝えると少しでも安くして欲しい…と言われてしまうので相談にのる側としてコッソリ復縁屋っていうものがある事を伝えるようにしています。
相談員という職業なので相談にのってしまう事や話しをよく話しを聞く癖がついていて、それが結局友人からの復縁相談を受けやすくなってしまっています。
他人の話しを聞く事は人間関係を構築する上で大切な事ですが、それが出来なければ相談員も出来ず、それが出来るからこそ相談員として復縁相談にのる癖が出た時は職業病が出たな…と後で気付きます。