別れを告げた側と別れを告げられた側の関係はいじめっ子といじめられっ子の関係に似てると気付いている相談者様は少ないのですが、いじめられっ子が『もう君なんかと遊びたくない!!』といじめっ子との縁を切ろうとする為に出した言葉と『生意気だぞ!!シツコク付き纏って嫌がらせしてやるからな!!』という言葉は別れを告げた側の言葉と別れを告げられた側が別れ話をされた後にストーカーのようになってしまう事と似ている事に気付ける相談者様は少なくないのです。
『もう君なんかと遊びたくない!!』という言葉はいじめられっ子からいじめっ子に向けて『別れたい…』という言葉を出しているのと変わりません。
『生意気だぞ!!シツコク付き纏って嫌がらせをしてやるからな!!』は別れたいと言われてる相手に対して別れを告げられた事を受け入れられず、いじめられっ子が何故縁を切りたいと思ったのか?という事よりもいじめっ子がやりたい事を優先していじめられっ子の気持ちを考えようとはしない事が伺えます。
いじめっ子はいじめられっ子との縁を切られたくないので怒りを露わにして縁を切られない様に付き纏おうとするのですが、付き纏おうとすればするほどいじめられっ子はいじめっ子との距離を空けてしまい、一緒に遊ぶ機会を自ら遠ざけていく事になるのです。
これと同じ事を別れ話の時にしている相談者様は多いのですが、別れ話の時に縋る行為はご法度であるという復縁の知識が有る人なら絶対にやらない事であり、いじめっ子がこの発言を続ければ続けるほど、いじめられっ子は距離を置こうと考える事位は誰でも分かる事かと思います。
いじめは、イジメる側は当然悪いのですが、イジメられる側にも問題があるという言葉を聞いた事がある方は多いと思いますが、いじめられっ子にしてみればイジメに耐えてまでいじめっ子と仲良くする必要はありませんし、彼氏(彼女)との関係も彼氏(彼女)はあなたと無理して交際している理由はなく、我慢に耐えられなくなったので別れ話を切り出して来た事に気付かなければならないのです。
そう考えて頂けると、あなたが復縁相談をする際に『自分も勿論悪いけど相手も悪いんでお互い様じゃないですか?お互い様なんだから2人で協力して悪い部分を直していけばいいと思うし、そういう話しをしない方が悪いと思いませんか?』という、あなたの理屈が成り立たない事に気付いて頂けるかと思います。
いじめられっ子はいじめっ子と仲良くしたいとは思いませんし、いじめは双方に原因があるかもしれませんが、原因があるからといっていじめを肯定出来るものではないので、いじめっ子側が『2人で協力していけば…』という言葉を出したところでいじめられっ子にしてみれば何で自分が努力しなければならないの?となりますし、いじめられっ子は『イジメなければいいし、イジメたのはそっちでしょ!!』となるのですから、いじめられっ子側がいじめっ子と同様に努力しなければならない事に納得いく訳がないのです。
交際していて嫌な想いを何度もさせてしまい、その都度我慢をさせて来たあなたの立場はいじめっ子と同じ立場であり、いじめっ子がいじめられっ子にどうすれば許してもらえるか?を考える事は復縁を考える事とよく似ています。
それを踏まえた上で考えて頂きたいのですが、いじめっ子がいじめられっ子に謝りたい!!と思ったところでいじめられっ子は謝って欲しい訳ではありませんし、謝罪の言葉ではなく今後2度といじめをしない、傷付けないという事が伝わる謝罪の仕方でなければいじめられっ子にしてみれば『どうせまた許したってイジメるでしょ?』と許してくれる事がないのです。※参考記事:謝罪の【言葉】を伝えて謝罪の【気持ち】を伝えられてないから復縁出来ないのです
いじめられっ子にしてみれば謝られるのは当然であり、当然の事をされたとて許そうという気持ちになれる訳もなく、謝るだけで事の重大さを理解していないような気持ちのない謝罪やいじめられっ子がどんな想いをしていたか?について全く考えてもいないであろう事が分かる謝罪をされたとて許す気持ちが生まれる事はありません。
ましてや復縁屋に『彼氏(彼女)にどうやって謝罪の気持ちを伝えればいいですか?』と相談する様なあなたから謝罪の気持ちなど見える訳もなく、伝え方ばかりを気にするあなたの謝罪には気持ちが入っていないのですから反省の気持ちが伝わる事もなく、反省の気持ちが本当にあるのか?という疑問すら浮かび上がるのです。
復縁方法を気にする方々は、ラインの送り方や反省の気持ちの伝え方など、本来ならもう訳ない事をした、傷付けてしまった、という事を理解して2度と同じ過ちを犯さない様に気を付ける旨を伝えなければならない事に気付かず、どうにかしていじめられっ子に許してもらって、縁を切られない様にする方法ばかりを気にするのです。
当然の事ながらあなたの謝罪は受け入れられる訳もなく、彼氏(彼女)にしてみればいじめっ子のあなたの謝罪には何の気持ちも感じられず、いくら言葉で謝ったところで謝罪の気持ちが伝わる事などないのです。
そして、その結果、復縁出来ずに悩み、ネットで復縁ブログなどを読み漁ると冷却期間などの復縁テクニックに辿り着き、復縁テクニックに辿り着いたあなたがする事は反省の気持ちを持とう!!ではなく、冷却期間を何か月空ければ復縁できるのか?という自分に都合の良い解釈のまま復縁活動を行う様になるのです。※参考記事:冷却期間について知りたい!復縁成功の為に必要な冷却期間の知識
あなたがもしも彼氏(彼女)から常に不快な思いをさせられて、いじめられっ子の立場になっていたら冷却期間を空ければ許そうかな?という気持ちになりますか?
いじめっ子であり、考えが浅はかなあなたは『大好きな彼氏(彼女)から不快な思いをさせられても我慢するし、それでも付き合っていたい!!って思うと思うんです!!』と口にするのですが、まず大前提として彼氏(彼女)はあなたの事を大好きな人ではなくなっているのです。
いじめられっ子の気持ちはいじめっ子と遊びたくないですし、仲良くしたいとも思えない関係性であり、二度と関わり合いを持ちたくない!!と思っていても不思議ではない関係なのです。
そんな状態のいじめっ子のあなたがいじめられっ子である彼氏(彼女)の気持ちを汲んで復縁したいならやらなければならない事は『謝りたいです!!』ではありませんし、『納得いかないです!!』という言葉でもありません。
納得がいかないから納得がいく形をあなたが取りたい!!ではなく、彼氏(彼女)が納得いく形を取れなければ復縁できる日は来ないのです。