復縁相談者様には別れの原因は相談者様にあって、その原因となった部分を改善するから復縁する方向に進んでいきますというアドバイスをさせて頂くのですが、相談者様から『悪いのは自分なんです。彼氏(彼女)は悪くないんです。復縁したいんですけどどうすればいいでしょうか？』というご相談を頂く事もあり、一見すると相談者様は自分が悪い！と仰っているのですが、何が悪いかに気付いているのか？という点では疑問が沸きますし、何が悪いかに気付いてないのに『悪いのは自分なんです。』と仰る相談者様は本当に自分が悪いと思っているのか？を考えて頂きたいのです。
例えば、子供は大人から怒られると『ごめんなさい。』と謝ります。
子供は大人から怒られた事で悪い事をしたんだろう…という気持ちになり、悪い事をしたであろう事に謝り、その後大人から何が悪かったのか？という説明を受けます。
何が悪かったのか？について説明を受けて初めて子供は自分が悪い事をしたんだ。という事を理解するのですが、その場で理解しても子供は同じ事を繰り返し、繰り返し失敗して失敗しない方法を学んでいきます。
大人なら一度説明を受ければ分かるでしょ！と思うかもしれませんが、一回で理解して学んでいれば同じ失敗を繰り返しません。
同じ失敗を繰り返さないなら元彼氏(元彼女)から別れを告げられる事はないのですが、元彼氏(元彼女)から別れを告げられた以上、何かしらの不満を元彼氏(元彼女)に与えていた事を繰り返していたのですから、大人から怒られて何が悪かったのか？を説明されても同じ事を繰り返してしまう子供と同じ事を相談者様がしていた事が分かります。
そして、別れを告げられて『ごめんなさい。もうしません。もう一度やり直して下さい。』と言うのは子供と同じであり、『ごめんなさい。もうしません。』という言葉を出している時の子供は何が悪かったのか？を分からずに謝っているのです。
何も理解していない状態で、怒られたから謝っている子供は何をしたのか？について分からないのですから、悪いのは自分だけど何が悪いのか分からない状態なので誰かに説明されなければ悪い事をしていた事を理解出来ないのです。
それと同様の相談の仕方をする相談者様が『悪いのは自分なんです。彼氏(彼女)は悪くないんです。復縁したいんですけどどうすればいいでしょうか？』というご相談者様であり、この相談者様にアドバイスをさせて頂いても、何が問題なのか？を理解する事が出来ません。
もちろん全く理解出来ない訳ではないのですが、アドバイスさせて頂く本質を理解せずに枝葉の部分だけを記憶し、枝葉の部分だけを覚えて理解した風になってしまうので問題の根本的な部分を理解出来ないという理由があり、その理由から復縁活動をしていても元彼氏(元彼女)に本質は何も変わっていない事を見抜かれてしまい、復縁したところで同じ事を繰り返すだろうから復縁を考える事はない。となり、復縁したいのに復縁を考えてもらえないという結果に繋がるのです。
『悪いのは自分なんです。』というのは復縁したいなら当たり前の事であり、それは例え浮気をされていようと元彼氏(元彼女)にお金を貸していようと、元彼氏(元彼女)が悪いのなら元彼氏(元彼女)との復縁を望まなければ良い事で、元彼氏(元彼女)と復縁したいなら相談者様が抱えている問題を改善しなければならない事であり、相談者様が抱えている問題を改善しなければ復縁を意識させる事は出来ないのです。
別れを告げられる主な原因は交際していく事が難しいからであり、交際していくのが難しい理由は外見に問題があるからではなく中身に問題があるからという理由があります。
交際の継続が難しい中身の問題を改善する為には、自分に問題があると考えなければ改善しようがありませんし、自分に問題があると考える事が出来ないなら復縁しようがないのです。
本当に復縁したいなら自分に問題があると考えるのは当然ですが、そこから先の自分の何が悪いのか？に気付き、自分の何が悪いから復縁出来ないのか？という本質に気付かなければ復縁出来ない事を理解した上で『悪いのは自分なんです。』という言葉が出せる様になれなければ元彼氏(元彼女)に問題点をキチンと伝える事が出来ず、反省の言葉や復縁した後の話しが出来ないので『悪いのは自分なんです。彼氏(彼女)は悪くないんです。復縁したいんですけどどうすればいいでしょうか？』という相談をしている様では一人で復縁活動をしたところで復縁出来ない事も忘れてはいけません。
