弊社にはDVが原因で別れに至った相談者様も多く、DVの積み重ねで別れに至った相談者様たちから『どうすれば復縁出来ますか?カウンセリングに通ってます!!』という相談を頂くのですが、この言葉を出す相談者様とお話をさせて頂くと、DVした事で与えてしまった心の傷について全く考えていない事が分かりますし、全く考えていないので復縁出来ないだろうな…という事がよく分かるのですが、DV加害者たちは別れを告げられた後も、相手ではなく、自分の事ばかり考えて、かなり自己中心的な考えを変える事がありません。※参考ブログ:復縁屋とは?本当に復縁したいなら復縁屋の活用をご検討下さい。
例えば、『DVが原因で別れてしまい、復縁するのは厳しい状況だとは思うのですが、なんとか復縁したいと思っています。』という相談者様は復縁するのが厳しい状況と口では言ってても、本当に厳しい状況だと分かっているのか?といえば疑問しかなく、既婚者のご相談の中には『DVが原因で妻が出て行って居場所も分からないけど離婚したくないです。』というご相談者様もいらっしゃいます。
こういったケースの場合、DVの被害者側が自治体や警察にDV被害の相談をしているので、相談を受けた自治体や警察が連携して被害者を守る体制を作り、シェルターに入れて加害者と連絡も取れない状態を作ったり、相談者様には何も出来ない状況を作っている事もあります。
その様な状態にまで被害者を追い込んだ状態や、そこまで行きつかなくても精神的なダメージを与えてPTSDのような状態を作った状態になって、初めて自分ではどうにも出来ない…と悟りながらも復縁したい気持ちを持ち、復縁屋に相談してアドバイスを受けてどうにかしようとする相談者様もいらっしゃいます。
DVのご相談は特に既婚者に多く、夫婦となったことで自分の思い通りに夫(妻)を動かそうとする傾向があり、言葉で上手く説明出来ないので、夫(妻)には伝えたい事が伝わらず、伝えたい事が伝わらないので言葉から暴力という方法を用いるようになるのです。
DV加害者たちの言葉を聞くと、全員に共通して言えるのが自分の思い通りに動かない夫(妻)に最初は注意していたものの、何度も繰り返すうちに冗談のつもりで肩をはたいたりしていて、それがエスカレートしてDVに発展した…というケースが多いのです。
DV加害者たちの言い分を聞いていると、自分を正当化していない様で正当化している言葉がところどころに見え、自分の行動に対してDV中は疑問を感じなかったけれど、夫(妻)がいなくなって、警察や夫(妻)の両親などの話しを聞くと、相談者様がしていた事はDVだと気付き、DVをしている自分を変える為にカウンセリングに行ってDVをしないように心掛けている。というものになります。
DV加害者たちとしては、言葉で夫(妻)が分かってくれればDVをする理由がなかったかのような言葉を出し、何度も説明したけど分かってくれないからDVに繋がったけど、分かってくれないので途中で歯止めが効かなくなってしまった…となるのです。
DVをしている最中は夫(妻)の間違った考え方を変えてあげたいと思っての行動になるのですが、間違った考え方を変えてあげたいと思っていても、それは相談者様の都合の良いように動いてくれるロボットを求めるような考え方という事には辿り着きません。
無理矢理相手が納得しなければならない状態を作ったり、自分が納得する為の行動を起こしたりと、相手がどう思うか?というよりも自分の考え方が正しいという考え方の元に行動するので相談者様は常に自分主体で物事を考え、その意に反した時は弱い立場の相手に攻撃的になり、暴力という最終手段を使うのです。
この状態でカウンセリングに行ったところで復縁できる事はありませんし、カウンセリングに行ったところでDVが治る事もありませんが、カウンセリングに行った事で自分は行動した!!という自己満足を得るので、更に自分を肯定する考え方が固まり、DVをする癖が取れる事はないのです。
その姿をDV被害者である夫(妻)が見た時は、サイコパスな考え方の持ち主だ…と感じてしまい、サイコパスな考え方の持ち主だと感じた夫(妻)は復縁を考えるどころか再度何かされるかもしれない…という恐怖を感じるので復縁を考えてくれる事は一切ありません。
そういった相談者様が本当に復縁したいなら、基本的に間違っている考え方を正さなければサイコパス扱いされている状態から抜け出す事は出来ません。