自分自身の考えを否定するのは難しい事ですが、自分の考えが正しいと固守して元恋人の考えを否定していれば復縁は出来ません。
常識では…
一般的に…
普通でしょ…
当たり前の事と伝えたい時に使う言葉がありますが物事の見方を変えれば常識ではなくなる事もあり、一般的にや常識、普通でしょ!といった自分の考えを固守して復縁を望んでも元恋人の常識、一般論、普通とは異なる場合が多く、あなたの普通が受け入れられない事もあります。
あなたが生きていく上で学んだ事は、あなたの中で常識であり、一般的、普通な事かもしれませんが、元恋人はあなたの人生とは全く別の人生を歩んで来ているのです。
全く別の人生を歩んできた元恋人だから惹かれたにも関わらず、あなたが自分の考えに固守して復縁を望むのはおかしいと思いませんか?
あなた色に染めたい。
あなたの思う様になって欲しい。と願う気持ちも分かりますが、元恋人がそれを望んでいない状態で、あなたの考えを押し付ければ交際の継続は厳しいと判断されてしまうのです。
自己主張するのは間違っているとは言いませんが、相手の意見に聞く耳を持たずに自己主張するなら交際する意味はあるのでしょうか?
大切な元彼氏(元彼女)にあなたの意見が聞き入れられない事や理解されない事は多々あったと思いますが、あなたは大切な元彼氏(元彼女)の意見に耳を傾けたでしょうか?
「なぜ理解してもらえないのだろう?」と考え、自分は間違ってないから、元恋人が悪い!!と短絡的に考えていませんか?
あなたが自分の考えを固守するのは悪い事だとは言いませんが、自分の考えを固守して大切な人を失い、復縁を望むなら自分の考えに固守している状態から脱却しなければなりません。
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話し合いをするにも互いの関係をより良く構築する為の話ではなくなります。
復縁を望む方々の中には『話し合いが出来れば復縁できると思うんです。』という方もいますが、あなたが自分の考えを固守して話し合いをしたところで話し合いは平行線になり、お互いの関係をより良く構築する為の話しではなくなってしまいます。
物の見方や考え方が違えば、出てくる答えも異なります。
恋愛についての見方は女性と男性ではそもそも考え方が違うのですから物の見方が異ならない方がおかしいのです。
異なる見方をしている男女が双方で自分の考えを固守して話し合いをしたところで話し合いが交わるところはありません。
自分の考えが正しく、元恋人の考えは間違っていると、あなたが自分の考えを固守していても元恋人が考えを改めてくれる事はありません。
自分の考えに反するから元恋人の意見をあなたが受け入れなければ、別れを告げられたあなたの考えに元恋人を従わせようとする結果になるのです。
話し合いをするにもお互いの関係をより良く構築する為の話しをしたいなら、あなたが自分の考えを固守していれば縁が交わる事はありません。
立場が変わるだけで物の見方は異なります。
世の中はどのような立場で考えるかによって結論が異なる事もあります。
例えば社長の考えと従業員の考えは異なります。
部長や課長の考え方や主任の考え方等、立場が異なれば物の見方は変わります。
交際相手であっても彼氏・彼女という立場の違いがあり、彼氏・彼女から妻・夫になっても物の見方は異なるのです。
子供が出来て母親・父親になれば彼氏・彼女の関係とは異なり、正しい物の見方は立場が変われば間違った物の見方になる事もありますのでご注意下さい。
なぜ自分の考えだけに固守する事がいけないのか?
- 自分の考えを理解してもらう為に自己主張が強くなる
- 自分以外の考え方を一受け入れることができない
何よりも大切な事は、自分の意見が理解されないと相手が間違っている、相手が悪いと考えがちになり、考えを受け入れられなければ相手を恨んだり、積極的な恋愛が出来なくなります。
話し合いをしても建設的な話し合いにならず、相手を言い負かそう、相手を従わせよう!と自分の正当性を押し付け、建設的な話し合いの場ではなく相手を屈服させる為の言葉が出てしまい、相手の考えを潰す話し合いの場になってしまうのです。
恋人から屈服させられそうになる関係は楽しいでしょうか?
恋人から屈服される関係は本来平等な関係の交際相手との間に上下関係が生まれてしまいます。
自分の考えだけに固守すれば対等な関係を築くのが厳しくなり、交際相手として望まれない様になるのです。
自分を主張してはいけないという意味ではありません。
自分の意見を押し殺し、全て相手に従わなければならないのか?という訳ではありません。
元恋人に従うのではなく、相手の意見を受け入れ、自分の意見も伝える事が大切で良好な関係を築ける様に進めなければなりません。
自分の考えに固守して相手に自分の意見を貫き通すのではなく、相手の話しに耳を傾けて相手の意見を取り入れた落としどころを探すのが話し合いです。
『話し合いの場があれば復縁できる!』と仰る方の多くは、自分の意見を押し付け言い包めて復縁しようと考えます。
元恋人を言い負かして復縁を目指そうとしても元恋人の気持ちを動かす事は出来ません。
あなたが自分の考えを固守したところで元恋人は反発するだけ
あなたが自分の考えを固守したところで元恋人は反発するだけになります。
元恋人と反発するだけの話し合いの場が出来て復縁できると思いますか?
恋人とはお互いを高め合う関係であり、屈服させる関係ではありません。
DVやモラハラが原因で別れを告げられた人を考えて頂けば分かると思いますが、屈服させようとしても反発が起きるだけで心は離れます。
あなたが自分の考えを固守していれば元恋人は反発し、反発されれば復縁は遠ざかります。
復縁したいのはあなたであり、元恋人は『交際したくない。』との考えを持っているから別れを告げたのです。
交際したくない…という相手に更に反発される様な事をすれば復縁の可能性を上げるどころか絶望的になりますよね?
仕事に置き換えてみれば自分の考えを固守する事が間違いだって気付きます。
あなたがとても良いアイディアを出した時に会社の上司からダメ出しばかりされれば反発したくなりませんか?
会社の上司が自分の考えに固守してあなたの意見に聞く耳を持たない時に、あなたはなんて良い上司だろう!この人と一生仕事で関わりたい!!と思いますか?
全く逆の事を考えますよね?
全く逆の事をあなたの元恋人は考えたから『別れましょう!』という言葉を出したのです。
会社と違い恋人の関係は給料をもらう為に我慢する必要はありません。
給料をもらう為に我慢する必要がないので退職という決断をするのと同様に別れという決断をしたのが元交際相手です。
あなたが自分の考えを固守しているから受け入れてもらえないなら別の会社を探そうと判断し、退職という決断をしたのですから、給料というメリットを与えている訳ではないあなたが働き易い環境を作る為に変わらなければ元交際相手があなたという会社に戻ってくる事はありません。