復縁屋には日々沢山の復縁相談が舞い込みます。その相談者様の中には、自分はとても可哀想…と直接的な言葉を使わなくても、自分は可哀想なんだという事を匂わす言葉を使います。別れを告げられて哀しいのは分かりますが、その原因を作ったのは誰ですか?という事に気付かなければ、復縁には辿り着きません。
復縁相談を頂いて、復縁する為の相談なのか、可哀想な自分を慰めてもらう為の相談なのかが分かってない人もいるので、復縁屋は、何の為にご相談頂いたのだろう?と思う事もあります。復縁相談は、別れた相手が相談者様の何かしらに問題を感じ、交際するのは難しい…となり、別れを決断した訳ですから、その原因を解明させる事や、原因を改善させる事なども含む復縁方法を提案する為の相談でもあります。
しかし、求めているものが、復縁する方法ではなく、原因を作ったのは相談者様自身なのに、慰めて欲しい…という気持ちでご相談頂くので、相談する所を間違えてませんか?となるのです。
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別れを告げられたところで可哀想ではないのです。
復縁したい人たちが、自分は可哀想…という姿勢で復縁活動をしたところで、実は可哀想ではないのです。大好きな人に別れを告げられた事は悲しい事です。しかし、その原因を作ったのは他の誰でもないあなたであり、相手が酷い人だったとして、その相手を選んだのもあなたですから、可哀想という考え方を持つのがそもそも間違っています。
別れを告げられて悲しい気持ちになるのは仕方がありませんが、悲しい=可哀想とはならないのです。相談者様は、自分は悲しい、可哀想でしょ?となるようですが、その原因を作ったのは自分です。自分で原因を作っておいて、可哀想でしょ?という考え方を持つのはおかしい事だと思いませんか?
自分は可哀想…と思ってる人は復縁出来ないのです
自分は可哀想…と思っている人は、気付いてないかもしれませんが、相手を非難している事と変わりません。自分を非難する人は、自分が可哀想…とは思いません。自分が可哀想という考えを持っている人は、可哀想にした原因は誰?となっているので、自分以外の原因に目を向けます。
自分以外の原因に目を向けていると、自分の原因に気付く事は出来ません。自分の原因に気付いている人は、自分は可哀想…とは思わないので、自分は可哀想…と思っている人は復縁する方法に辿り着く事が出来ないのです。
別れを告げられた人は相手の気持ちを考えなければなりません。
別れを告げられた人は相手の気持ちを考えなければならないのですが、自分の気持ちを優先して自分は辛い…自分は可哀想…と、自分は…自分は…と思うのではなく、復縁したいなら相手があなたをどう思っているか?を考えなければならない事に気付かなければなりません。
自分はなんて可哀想なの?と思っていても、何か変わる事はありません。可哀想だから誰か慰めて欲しい…と思うなら、友達に、「もっと他に良い人いると思うよ。」と慰めてもらえば済む話しになります。友達に慰めてもらうという事は、復縁を諦める為に話しを聞いてもらう事になるのですが、自分は…自分は…という人たちは、相手の気持ちを考えないのですから、どちらにせよ復縁を諦める方向に進んでいるのです。
相手がどう思うか?が大切なのであって、あなたがどう思っているか?は、厳しい事を言うようですが、復縁には必要ないのです。
辛い状況を打破したいなら、辛い気持ちを分かって欲しい…と辛さを伝えるものではありません。
辛い状況を打破したいのに、辛い気持ちを分かって欲しい…と辛さを伝えて、辛さを分かち合ってもらおうとするべきではありません。辛い…悲しい…という気持ちは分かります。気持ちは分かりますが、復縁を考えた時に、その気持ちを共有したところで何かを得られる事はないのです。
辛いから、辛くない状況を作る為にどうにかしなければならないのに、辛いから…というだけで、その辛さから抜け出す努力をしなければ、時間と共に辛さは消えますが、時間と共に、復縁したい気持ちも消えていきます。人間の脳は、辛い事を忘れる様に出来ているので、辛い…悲しい…と言っているだけの人の行動は、結局のところ復縁を諦める為の行動にもなっているのです。
他人に辛さを分かって欲しい…という気持ちは分かりますが、辛さを伝えれば、その楽さにを知ってしまい、努力する事を怠るので、辛いから…といって辛さを伝えるモノではないのです。
辛いのはあなたじゃなく、相手である事を忘れてはいけません。
別れを告げられて辛いかもしれませんが、あなたと付き合った事で、限られた時間を遣ってしまい、他の人との出会いや交際を探さなければならなくなったのですから、あなた以上に辛いのは復縁したい相手である事を忘れてはいけません。
別れを告げた側が辛いなんておかしい!!と思うかもしれません。しかし、相手はあなたとの交際を後悔し、次の人との出会いを求めて旅立ったのです。あなたがもしも次の人との出会いを求めなくてもいい位に良い人なら、新しい出会いを求めて別れを告げる必要もなかったのです。
「別れたい。」とあなたに伝える事はどれだけ辛い思いだったか分かりますか?元々大好きだったあなたを傷付けるかもしれない、元々大好きだったあなたに嫌な思いをさせたくない、元々大好きだったあなたとの関係を自分から「終わりにしたい。」と言わなければならないのです。
誰がそれを好んでするでしょう?辛いのは、あなたじゃなくて相手になります。辛い思いをさせてしまった相手よりも、あなたが辛いという事はないのです。決断をしたのは交際相手かもしれませんが、決断させるキッカケを作ったのはあなたです。自分で原因を作った人が辛い…と思うのではなく、原因を作ってしまい、辛い思いをさせてしまったのだから辛い…と思えなければ復縁は難しいのです。