復縁は相手を愛するから成立するものであり、復縁したくてご相談頂く方でそれを知らない方は殆どいません。相手を幸せにするから自分も幸せになる為に復縁します。という事は、相手を愛する事が復縁には求められますが、復縁相談を頂いていると、相手を愛するのではなく、自分を愛する人が多い事に気付きます。
相手を愛するのではなく、自分を愛しているから別れを告げられますし、復縁も出来ません。自分を愛する人たちには、「相手を愛さなければ復縁出来ませんよ」と復縁屋は伝えますが、自分の愛し方を間違えず、相手を愛するようにアドバイスをさせて頂いています。
自分を愛すること
自分を愛する事が出来なければ他人を愛する事は出来ない、という言葉を耳にした事がある人も多いと思います。しかし、この言葉をいいように使って、自分を愛する事が出来なければ、の【自分の愛し方】を都合の良い様に解釈している方も多く、自分の愛し方で本当に自分を大切にし過ぎて、他人を二の次にしてしまっている方は、復縁が難しくなります。
自分を愛する事は、自分を大切にし過ぎる事ではありません。何よりも自分が傷つく事を避け、他人が傷付く事は仕方ない、という考え方や、自分が如何に傷付かず、リスクを回避する事ばかりを考えるような自分の愛し方をする人に他人を愛する事は出来ません。愛するという事は、何よりも相手を一番に想うという事であり、母親がお腹を痛めて生んだ子供を愛する事を考えて頂けばイメージし易いと思いますが、自分が傷付く事も厭わない事を指します。
我が子の成長が自分の幸せになり、自分の幸せは子供があってこそという考え方が出来るようになれば、自分を愛し、自分はリスクを負わず、子供にリスクを負わせる事が間違っているとご理解頂けると思います。復縁する時に復縁したい相手を愛するという事を、母親と子供の関係で考えて頂けば、【自分を愛する愛し方】を間違えれば復縁出来ないとご理解頂けるのではないでしょうか?

相手の幸せが一番の幸せ
自分を愛する方々は、自分の幸せが一番の幸せとなるような言動や行動を繰り返します。その考え方は、自分が幸せになる為に相手を利用する様な考え方となっているので、復縁したい相手にしてみれば【利用されようとしている】と捉えます。あなたの幸せの為に相手を利用し、あなたを幸せにする為に使われる、となれば、復縁したい相手は復縁に何の魅力も感じません。
相手が幸せになる為に、あなたを利用して幸せになれる!!となれば、復縁に魅力を感じます。復縁する事で自分の人生は幸せになれる!!と分かれば、相手は復縁を考えてくれますが、残念ながらあなたは相手の幸せを願うのではなく、自分の幸せを願うので、復縁したい相手は、あなたと復縁しても幸せになれない…と考えるのです。
付き合う時や交際当初は、相手が幸せになる事を望み、自分もその相手と一緒にいるから幸せになれる!という考え方を持っていたハズです。「幸せになりたい!!」とお互いに想い、その想いを叶える為に一緒に頑張ろう!!という気持ちで付き合うからこそ、お互いが気を遣い、お互いが協力していく未来の姿が見えた時は、交際が順調だったはずです。
相手の幸せを望んでいたら、あなたも幸せになった。お互いにそれが出来ていたからこそ、浮気もせず、嘘も吐かず、相手の嫌がる事をしないのでストレスも溜まらず、良好な関係を築けていたハズです。しかし、復縁するにあたって、そういった気持ちが薄れ、相手に甘えた考え方を持つようになり、相手の幸せよりも自分の幸せを優先した結果が【別れ】になります。相手の幸せが一番の幸せだという考え方を持てなければ、相手を幸せにする復縁には辿り着きません。

自分のリスクばかり考えるから相手を粗末にする
自分を愛する人たちは、自分のリスクや自分にとって得になる事ばかりを考えます。その為、相手にリスクを負わせて自分は安全なところにいて、自分の得だけを考えるので相手を粗末にしている事に気付きません。単純に考えれば分かる事ですが、粗末な扱いをされる人と仲良くしたいと思う人がいるのか?を考えて頂けば分かるのですが、相手のリスクも都合良い様にしか考えないので他人の愛し方が分かりません。
復縁するのは、相手にとっては同じ失敗をするかもしれない…時間を無駄にするかもしれない…というリスクでしかないのですが、そのリスクを相手に与えている事に気付かず、「復縁したい」と自分の得しか考えないので、相手の気持ちを粗末にしている事が分かりません。
相手を粗末にして、自分はリスクを負わず、自分の得ばかりを考えるような考え方が染みついているので、自分が如何にリスクを負わず、相手にリスクを負わせていると考えもしないので、相手の気持ちは冷めていきます。相手の気持ちを冷めさせている原因を作っているのは自分を愛する愛し方を間違っているからであり、自分の愛し方を肯定した生き方をしているので、相手から別れを告げられた事に気付かなければ、いつまで経っても相手の気持ちを取り戻す事は不可能なのです。

自分を愛する人の愛情表現は復縁したい相手に届かない
自分を愛する人の愛情表現は、復縁したい相手に届きません。相手を愛するから、愛情を返してくれますが、相手を愛するのではなく、自分を愛しているのですから、相手が愛情を返してくれる事はないのです。相手に愛して欲しいなら、自分が愛情を注がなければなりません。
子供が母親に愛情を返してくれるのは、母親が子供に愛情を注ぐから返してくれるものであり、母親が愛情に見返りを持たず、リスクも考えず、無償の愛を子供に注ぐから、子供は愛情を返しますが、母親が子供に見返りを期待し、母親が得する事や母親がリスクを考えて子供に接していたら、子供は母親に愛情を返すでしょうか?
子供に無償の愛を注ぐからこそ、子供は無償の愛を返しますが、自分を愛する人たちは、復縁したい相手に無償の愛を注ぐのではなく、自分のリスクや得を考えて余った愛情を相手に伝えようとするので、相手から愛情を返してもらえません。復縁したい相手に無償の愛を注がず、自分を愛して欲しい!!と要求したところで、復縁したい相手は子供とは違い、自分で自立して生活出来る人ですから、愛情を返す理由がありません。
子供は自立してないので、一人で生活できない事もあり、両親からの愛情を受けて育たなければならず、両親の元で生活するという一択の選択しかないので注がれた愛情に応えてくれますが、復縁したい相手はあなた以外の人との交際という複数の選択があるのですから、その沢山ある選択の中からあなたを選んでもらう為には、相手を幸せにして、あなたを選択してもらうしかないのです。

本当に復縁したいなら
本当に復縁したいなら、自分を愛する事がダメという訳ではなく、相手を愛する時の愛情の与え方を考えて頂く必要があります。自分が大切ではなく、相手が大切だから相手の気持ちが返って来るという基本的な事を忘れているので相手の気持ちが冷め、復縁したくても応じてもらえないという状況になっているのです。
復縁成功者は、自分よりも相手を大切に出来る人にしかなれません。あなたが自分を愛し、相手は二の次になっていれば復縁を意識させる事は出来ないので、本当に復縁したいなら復縁成功者を見習って相手を幸せにする事を一番に考えなければなりません。
