復縁屋には状況が苦しくなってから復縁相談を頂くケースが多いのですが、なぜ相談者様は別れを告げられるような事をしていたのに、自分でどうにか出来る！！とお考えになるのか？と不思議に思う事があります。
縁が途切れる原因を作ったのは相談者様であって、それを修正出来ているなら別れないで済んだものが、別れるに至った状況までいってしまい、別れに至った状態を自分で作ったから、自分でどうにか出来る！と考える気持ちも分かりますが、自分が作ってしまった原因を自分でどうにかしようとしても自分ではどうにもならない事を理解していないと嫌われてしまった理由を作った張本人なのですから、更に嫌われる方向に進んでしまう！という事も忘れてはいけません。
物を壊した時に、自分で出来る事は応急処置であり、応急処置は応急処置なので問題の解決には至っていません。
問題の解決に至っていないものを放置しておけば壊れているのですから壊れたままですし、壊れたままの状態で更に壊すような事をすれば修復不可能になる事もあります。
修復不可能になった状態で復縁屋に『復縁出来ますか？』というご相談を頂く事もあるのですが、なんでそんなになるまで自分でどうにか出来ると思ってたんだろう…と思えるケースも多く、縁という見えないものを壊してしまうと、目で見えないので相手との距離感が分かっていなかったり、相手にとって、とても不愉快な事を続けている場合もあります。
そこに気付いている相談者様ですと、関係が拗れ過ぎて修復不可能になる前に自分では修復できない…となり、自分では修復できないから、修復する為の協力者を求めるのですが、気付いていない相談者様はどこかで自分で出来るものとして考えて、壊れた関係を更に壊す様な行動や言動を繰り返します。
交際時に問題が起きた時、自分でどうにかしたい気持ちは分かりますが、まずは関係を壊してしまったのは自分である事を理解し、その上で本当に自分の力でどうにか出来るのか？を考えて頂きたいのです。
スマホが壊れた時に、自分で直そうとする人はいるでしょうか？
家が壊れた時に、自分で直せる人はいるでしょうか？
そういった専門的な仕事をしているならまだしも、復縁を専門として扱っていなければ、関係が壊れた状態で自分でどうにか出来る問題なのか？という点で疑問に思います。
ちょっとした傷がついた程度なら、自分で何とか出来ると思うのも分かりますし、傷を放置しておいても大きな損傷にはなりませんが、軽いケンカ程度と別れという大きな問題を同じに考えてしまうので、相談者様は自分でどうにか出来ると考え、事の重大さに気付いた時には廃棄処分や解体作業と同じ結果になってしまうのです。
廃棄処分となった物は捨てる以外の選択肢はありませんし、解体になった家は修復する事が出来ません。
解体された家を修復したい！！と言われても修復は不可能ですし、起動しなくなったスマホもスマホの中身を変えなければ使用する事は出来ません。
解体された家は新たな家を建てるしかなく、スマホもデータを捨てて中身を一新すれば同じ見た目でも別物のスマホになります。
その為、修復出来ない物は修復出来ませんし、修復できない状態になる前に専門家に相談する事で、解体せずにリフォームして使える家やデータを削除せずに使用可能なスマホにもなれますし、自分でどうにかしようとした結果とは違う結果に繋がるのです。
別れを告げられて自分でどうにかしようとする相談者様はとても多いのですが、自分でどうにかしようとすれば一旦は関係を壊してしまったのは相談者様自身なのですから更に拗らせてしまう可能性がありますが、拗らせてしまった原因を作ったのが自分であるという認識がないので、自分でどうにか出来るかもしれない！という淡い期待を持ってしまうのです。
自分で全損してしまったものを修復出来るのは、復縁に限らずその道のプロだから出来るのであり、相談者様がその道のプロでしたら自分で修復も出来ると思いますが、そうではない時は専門家の力を借りる事をお勧めします。
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