非情にショッキングな事件が報道されました。
茨城県日立市田尻町の3階建て県営アパートの一室から出火し、母子6人が死亡した事件で、殺人容疑で逮捕された自称会社員の小松博文容疑者(32)が「家族を殺した後、ガソリンをまいて火をつけた」と供述していることが7日、捜査関係者への取材で分かった。
また、亡くなった妻の恵さん(33)との間に浮気をめぐる別れ話があったと説明をしているという。(産経新聞より一部引用)
その他、現在各種報道で判明していることを整理すると、以下のようになります。
・離婚を打診されたことにより逆上、母子計6人を殺害
・被害者たちに火災による傷は少なく、ほぼ刃物の傷のみで防御創が多い(=意識がある状態で刃物で襲われた)
・小松容疑者はろくに仕事をしておらず、妻である恵さんにお金をもらい生活をしていた
・小松容疑者はDVを行っており、近所にその声が聞こえることがあった
・恵さんは以前より、小松容疑者との別れについて周りの知人に話していた
とても悲しい事件です。
それ以上に言葉がでません。
被害者である恵さんは、子ども5人と小松容疑者の計6人の生活を養うために、薬剤師のお仕事をなさっていたそうです。
いくら資格職とはいえ、女性1人で7人の生活費を稼ぐことは、楽なことではなかったでしょう。
しかし小松容疑者はきちんと働かず、一部では”ヒモ旦那”と報道もされています。
恵さんからもらったお金をパチンコに浪費し、DVをし・・・。
恵さんが離別を思い立ったのも無理はありません。
実際弊社に復縁のご相談をくださる方の中にも、男女問わず無職の方はいらっしゃいます。
事情もあるでしょう。
しかし、まず、よく考えてみてください。
100パーセントおんぶにだっこの状況が目に見えてわかる人と復縁したがる人はいません。
復縁どころか恋愛をしたがる方も、非常に少ないです。
収入がないというのは、収入がない本人が考えるよりも、周りの人からの目は厳しいものです。
収入がないということは、自分の人生に責任を持っていないということと同じといっても過言ではありません。
収入がない人と復縁するということは、その人の人生に責任を持ち、養っていかなければならないということです。
「お願いだから復縁してください。生活の面倒もみてください。」
どう考えてもずうずうしいお願いです。
最低限自分の生活費を稼ぐか、10000歩譲ってせめて働く気くらいはないと、他によほどの強大な復縁相談者様と復縁するメリットが復縁相談者様に無い限り、恋人は復縁はしてくれないでしょう。
もしこの小松容疑者が弊社株式会社ジースタイルに復縁したいと相談を寄せてくれていた場合も、DVをやめまずは仕事を見つけることを薦めます。
それくらい、仕事をしているというのは重要です。
小松容疑者がDVをやめ、「今までごめん。きちんと仕事も見つけてきた。これからは、きちんと働いて、お前たちを養っていけるくらいがんばるから」。
もっと早い段階でそれを言うことができていたとしたら、恵さんが離別に対して決心する前に復縁できていた可能性もありえます。
別れたいと言われたときに、多くの人は「別れないで!」と言うことに必死になります。
しかし、別れないでと必死になっても、「別れたい」と思う気持ちを言葉だけで覆すことはなかなかできません。
恋人のその決意が強ければ強いほど、です。
その気持ちを覆してもらうには、復縁相談者様自身の行動しかありません。
恋人に「あれ?本当に別れたほうがいいのかな?」「もしかして別れるって選択って間違えじゃないかな?」、そう疑問を感じてもらえる行動を、復縁相談者様がするからこそ、破局が回避できます。
小松容疑者のように暴力に訴えても、末路はご覧の通りです。
小松容疑者のような手段に出る方はあまりいらっしゃらないとは思いますが、激しく食い下がるという部分は同様ではありませんか?
その前に、ご自身の行動を振り返り、恋人が「別れたい」と思っても致し方ない行動をご自身がしていないか?を、しっかり考えてみてください。