復縁したいけど恋人が話しを聞いてくれないというご相談は多いのですが、話しを聞いてもらえないから話しを聞いてもらえる環境を作らなければならないと考える相談者様は少なく、どうにかして恋人に話しを聞かせようと試行錯誤する相談者様からご相談をいただきます。
こういったご相談を頂くと相談者様は話しを聞いてもらえるのが当たり前だと考え、相談者様の話しを恋人は聞かなければならないと思っている傾向にあり、話しを聞いてもらえるのが当たり前という前提の元、話しをしようとするので恋人と話せない状況になっている事に気付いていないな…と感じます。
聞く価値のある話でしたら恋人も話しを聞かざるを得ないと思うでしょうし、恋人にしてみれば相談者様から復縁を求められる話しをされたところで聞く価値のある話になるのでしょうか？
話しを聞いてもらえないとご相談頂くのですが、相談者様は他人に話し掛けたら話しを聞いてくれるのが当たり前で、話しを聞いてくれない方がおかしいかの様に話しをされる相談者様は少なくないのです。
これは復縁相談を頂く時も同じですが、復縁屋に相談したら相談にのってくれるのが当たり前だと思っている相談者様がいらっしゃり、復縁相談を聞くのも聞かないのも聞く側の自由である事を理解しておらず、復縁屋なんだから復縁相談をしたらどんな相談者様であっても相談にのってくれるのが当たり前という考えなので横柄な態度であったり横柄な言葉遣いをされる相談者様も少なくないのです。
仕事だから聞くのが当たり前、相談者様はお客さんなんだから話しを聞くのが当たり前とこの手の相談者様は思い込んでいる様ですが、相談にのるのは当たり前ではありませんし、相談者様はお客さんではなく相談したい人であり、復縁屋は相談にのってあげる人でもあるのです。
相談者様は相談にのって欲しいから相談する訳で、相談にのる側は相談にのっている内に何か協力してあげたいと思うから相談にのる訳です。
相談にのる側は協力したいと思わなければ協力する義務はありませんし、恋人も相談者様の話しを聞いてあげる義務はなく、話しを聞く、聞かないは恋人の意思で左右するのです。
恋人が聞きたくないと思う様な話しなら話しを聞いてくれる事はありませんし、話しを聞きたいと思える状況ではないにも関わらず話しを聞いて欲しいと思ったところで恋人が話しを聞きたくない状況を作られているのですから話しを聞いてくれる事はないのです。
相談者様は恋人が話しを聞いてくれない！！とは考えますが、話しを聞いてくれない理由を考えず、恋人が話しを聞きたいと思わない部分について考えずに話しを聞いてくれないとご相談をいただくのですが、付き合った当初で幸せだった頃に恋人は話しを聞いてくれなかったでしょうか？
他愛もない話しや真面目な話し、将来の夢や目標などを２人で笑いながら語り合ったりしていなかったのでしょうか？
付き合った当初は交際相手は相談者様に興味や関心を持っており、興味や関心の対象だから話しを聞きたい、どんな話をするんだろう？と相談者様の話す言葉に耳を傾けてくれたのです。
しかし、別れてから復縁したい状況になって恋人が話しを聞いてくれないというのは相談者様に対する関心や興味がなくなり、話す価値がない、話す内容に興味がない。といった気持ちになったから話しを聞いてもらえなくなったのです。
話す価値があり、興味や関心を持ってもらえる人に相談者様がなっていれば恋人も話しをしたいと思うでしょうし、話したいと思える状況を作るには相談者様が話したい！！ではなく、恋人が話したい！！と思える状況にならなければならないのです。
恋人に限らず、他人が話しを聞いてくれないという事は話したいと思っていれば話す訳ですから話したいと思ってないから話しを聞いてくれない状況であり、話しを聞いて欲しいなら話しを聞いてもらう為の状況を作れなければ誰に相談したところで話しを聞いてくれる事はないのです。
何かのテクニックを使って話しを聞かせる事は出来てもテクニックは所詮テクニックでしかないので、一瞬の会話が出来る状況を作る為のものでしかなく、一瞬の会話を作る為のテクニックを知ったところで話しをしたい状況を作れない相談者様に恋人が心を許し、気持ちを許して復縁したいと思う事はないのです。
『話しを聞いてもらえないんです。』ではなく、『話しを聞いてもらえる状況の作り方が分からないんです。』が正しい表現になるのですが、恋人の気持ちを理解しているなら話しを聞いてもらえない状況を作れないはずがありませんし、相談者様が恋人の気持ちを理解せずに独り善がりの復縁活動をしている事もよく分かります。
本当に復縁したいなら恋人にとって話しを聞きたいと関心を持ってもらえる必要があり、自分の話しを聞いてもらえない…ではなく、話しを聞きたいと思えないほど魅力がない自分をどう変えるか？に考え方を変えられなければ復縁出来ない事も忘れてはいけないのです。
