
人間は1つの物事を見る時に多角的に見るのではなく先入観でモノを見てしまう癖があります。
他人から聞いた話しや情報が入って来る事で正しいものも正しいものではないと誤認する事や間違った事を正しいと誤認する事があります。
何が正しいか?を決めるのは個人であり、何が間違っているのか?を決めるのも個人になります。
個人の経験や考えから正しい事は決められていきますが、見方=考え方が変わる事で今まで正しいと思っていた事が間違っていたと思う事も、間違っていたと思っていた事が正しいと認識する事もあります。
何かの問題が起きた時に見方を変えれば捉え方は全く異なり、例えば国際問題であれば日本と中国、アメリカではそれぞれ立場が違う為、物の見方が異なります。
アメリカが中国の立場で情報を発信したら世界情勢は変わります。
中国が日本の立場や状況を踏まえて情報を発信しても世界情勢は変わります。
しかし、アメリカも中国も日本も自国の事を当然優先するので見方を変える事はせず、少しでも自国へのリスクを軽減させる様な発言をします。
リスクを軽減させる発言をどの国もするので自国を皆守る発言の応酬で結果的に上手くいく事はありません。
立場が変われば物の見方が異なり、物の見方が異なれば正しいと思っていた事が間違っていたという認識になる事は多々ありますが、自分を守る事を優先した物の見方では双方に不利益にならない結論を求めるので双方に利益を求める結果には繋がりません。
復縁の問題で頭を悩ませている方々は当事者なので自分の利益を守ろうとする見方になってしまいます。
自分の利益を守ろうとする見方とは、別れを告げられた時以上に傷付かないで済む様にする見方となり、復縁する為ではなく傷付かない為にする見方なので復縁に繋がらないのです。
見方=考え方を変えるから本来望む方向に進めるのですが、リスク回避を優先する見方ばかりになっているので復縁する見方とは異なった見方になってしまう為、復縁したいなら気を付けないといけない事でもあります。
1つの物事を多角的に見て判断出来なければ何度も同じ過ちをしてしまいます。
一つの物事を多角的に見て判断出来なければ何度も同じ過ちを繰り返し、同じ過ちを繰り返している事にすら気付きません。
同じ過ちを繰り返さない様にしようとしてもどこが同じ過ちなのかも気付けない為、繰り返すつもりがなくても自覚なく繰り返すのです。
何が失敗で何が間違っているか多角的に見て判断出来るから自分が何をして失敗したのかに気付きますが、見方を変える事が出来なければ何を失敗したのかも分からないのですから同じ過ちをしない様にしよう!と皆さん仰いますが、気付かぬ内に同じ失敗を繰り返します。
自分の行動や考えを一度否定してみる事で見方を変える事が出来ます。
あなたは自分が正しい!と思ってないかもしれません。
あなたは自分が正しい!と思っているかもしれません。
正しいと思っていなくても正しいと思っていても自分を一度否定してみて頂けますか?
自分を否定するというのは存在を否定して下さい。という訳ではありません。
あなたが取った行動を省みて、あなたが取った行動を否定してみましょう。
あなたが取った行動を否定してみると見方を変える事が出来ます。
間違っていると思って行動する人や間違っていると思って発言する人はいません。
間違っていると思っているならすぐに謝りますよね?
誰かに言われたから謝る訳ではありません。
自分で気付いて謝る事があったなら否定出来るところがあるという事です。
見方を変える為に一度自分を否定してみる事が復縁には求められます。
自分を肯定する解釈は復縁には不要です。
自分を肯定する解釈は復縁には不要になり、少なくとも復縁したいと思うなら元恋人からあなたは否定されているという認識を持って下さい。
相手が否定しているものを自分は肯定していれば関係が良好になる事はありませんよね?
相手の立場にたって考える事や見方を変えるという事は、大前提として元恋人からあなたは否定されているという解釈が出来ていなければなりません。
ここでいう否定は人間性の否定ではなく交際相手として否定されているという事は説明しなくてもご理解されていると思いますが、交際相手として否定されている認識がなく、自分は受け入れられるものとして肯定した考えの解釈をしていれば、いつまで経っても交際相手として元恋人から肯定される事はありません。
見方を変えるというのは元恋人の立場や交際中の期間、客観的な立場であなた達の交際について見方を変えるという事です。
交際中の事を否定して考えるのはとても辛い事かと思いますが、あなたが交際していた期間を肯定出来るなら別れを迎えていないのではないでしょうか?
今、少なくとも復縁したい!と思う気持ちは、交際期間を肯定するなら起きていませんよね?
交際が順調なら復縁したい!とは思いません。
交際を元恋人は否定しているのですから元恋人の目線で見方を変えれば復縁する方法に近付けると思いませんか?
見方を変える事とは?
見方を変える事とは今まであなたが考えていた固定概念をゼロにし、自分の立場で物事を考えるのではなく相手の立場で物事を考える事になります。
あなたが見ているゴールと他人の人が見ているゴールは異なります。
あなたが『ゴールはあそこだよ!』と幾ら声高に叫んでも、別の人の目線ではゴールは全く異なる場所にある事は多々あります。
甲子園を目指す事をゴールにする人と甲子園で優勝する事をゴールにする人、一回戦突破をゴールにする人等、ゴールが人それぞれ違うのに『ゴールは甲子園で優勝だろ!!』と強要されれば離脱していく高校球児も確実にいます。
あなたのゴールと相手のゴールは異なり、相手が何を望んでいるかが分からなければ一緒に高校野球を頑張る事は出来ません。
離脱した部員を引き戻す為には甲子園で優勝を目指す様な練習ではなく一回戦突破を目指す様な練習が楽なスタンスに変えなければなりませんよね?
部員が戻って来てから少しづつ『甲子園で優勝を目指そう!!』と考え方を変えさせれば良いのですが、部員が戻る前から『一緒に甲子園で優勝を目指そうよ!!』と誘っても離れた部員が戻ってくる事はないのです。
見方や考え方を変える事とは相手の気持ちを知ろうとしなければ出来る事ではありませんし、見方を変えられない人が復縁を望んだところで相手の気持ちを理解しようとする気持ちがないのですから出来ませんよね?
見方を変えようとしても自分ではなかなか変えられない
見方を変えようとしても自分ではなかなか変えられません。
見方を変えられるなら最初から失敗してないのです。
- 彼は頑固な性格だから…
- 彼女は一度言ったら曲げない性格で…
- 彼は今までに復縁した経験がないって言ってました。
- 彼女に復縁は絶対にありえないって言われました。
- …etc
ほとんどの人が見方を変えるのではなく、他人のせいにするだけです。
相手が〇〇だから…で済ませてしまい、見方を変えられないので自分で見方を変えられる人はほとんどいません。
見方=考え方を増やすのは簡単な事ではありません。
見方=考え方を増やすから対応できる事もあり、見方=考え方を増やすから相手とぶつからずに済ませる事が出来ます。
例えばあなたが30歳だとして、30年間積み上げてきた人生経験があなたには備わります。
積み上げられてきた人生経験を積み木で考えて頂けば、30年分の積み木を積み替えるのは簡単な事ではありませんよね?
あなたの30年分を積み替える作業が復縁する為の自己改善になりますが、『頑張ります!出来ます!!』と簡単に言える事ではありません。
簡単に言えない事を簡単に口にする人は多いのですが、簡単に口にする人のほとんどが頑張って出来なくて復縁を諦めます。
相談者と相談を受ける側では復縁の可能性を見出す為に【見方】が異なります。
相談者と相談を受ける側では復縁の可能性を見出す為の見方が異なります。
復縁したい人はどうやって復縁すればいいか?という方法を探し、相談を受ける側は復縁できる要素はないか?を探します。
元々の見方が異なるので相談者と相談を受ける側は考え方も異なり、重要視する部分も異なります。
重要視する部分が異なるのですから見方が異なるのは当然で、見方が異なるので復縁の可能性を見出す事にも繋がります。
友人、知人が相談にのってくれる時の見方は相談者がこれ以上傷付かない様にするにはどうすれば良いか?になります。
復縁屋が復縁相談にのる時の見方は相談者が傷ついてもどうしたら復縁させられるか?になります。
相談を受ける側でも立場が異なれば出てくる言葉も異なります。
見方や考え方、立場が異なればチャンスに対する捉え方も異なりますので復縁したくて復縁相談をするなら復縁の可能性を見出す見方をしてくれる所に相談しなければ意味がありません。