
優しいだけの相談者様から復縁相談を頂く時に、相談者様は『彼(彼女)の事を思い遣っていたんですけど上手くいきませんでした…』と別れを告げられて後悔されるケースがありますが、優しさと思い遣りを同じものとして考えており、思い遣りを持って元彼氏(元彼女)に接していた事が実は思い遣りを持って接しているのではなく必要以上の優しさを出しているだけで、復縁に対する考え方を間違えていたり、思い遣りを持って接していたと考えているので他人とのコミュニケーションが上手に出来ず、生きづらくなっているので元彼氏(元彼女)との関係も構築し辛くなっている事が分かっていないケースもあります。
闇雲に元彼氏(元彼女)に復縁したい想いを伝えたところで元彼氏(元彼女)に『復縁したい!!』という言葉は伝わっても元彼氏(元彼女)の心に『復縁したい!!』という気持ちは伝わらず、言葉は伝わっても気持ちが伝わらないので悩む相談者様はとても多いのですが、優しさを与えたいと思うのは相談者様の気持ちであり、元彼氏(元彼女)の事を思い遣るのは元彼氏(元彼女)の気持ちを考えての行動であり、主体的に考えるものと客観的に考えるモノの違いになかなか気付かない相談者様はとても多いのです。
他人とコミュニケーションを取る中で、優しくするのは自分が優しくしたいからであり、自分が優しくしたいのに思い遣りを持っていると考えるのが間違っている事にお気付きでしょうか?
人を思い遣る気持ちというのは相手の事を思うからこそ出てくる気持ちであり、相手の事を思い遣る気持ちがあるから相手も思い遣りの気持ちに気付いてくれて喜びを感じて下さり、関係が良好に進んでいくのです。
しかし、優しさを与える事と異なり、相手を思い遣る気持ちは簡単に言葉には出せますが、実際に思い遣る気持ちを出すのは簡単な事ではありません。
交際が続くと本当に自分の事を考えているのか?という疑問を持つ方は多いですし、優しいけれど何か違う…と感じさせてしまう相談者様は少なくありません。
優しい言葉や親切な言葉を元彼氏(元彼女)に投げかけたところで、実際に元彼氏(元彼女)の求めているものとは異なり、自分なりの優しさは元彼氏(元彼女)にとっての優しさではなく、元彼氏(元彼女)の事を思い遣っていたつもりが空回りになっていて元彼氏(元彼女)から別れ話で『優しいんだけどちょっと違って…』と優しいとは言ってくれるけど『別れたい!』と言われてしまい、どうすれば良いか分からなくなって復縁相談を頂く相談者様は少なくないのです。
元彼氏(元彼女)から『優しいんだけど…』と言われた事で、どうやって復縁活動をすれば良いかも分からなくなり、相談者様の考えている復縁活動は優しさの延長の復縁活動であり、思い遣りの延長の復縁活動ではないので、元彼氏(元彼女)からは物足りなさを感じさせてしまい、復縁するにあたって頑張ってるけれど頑張り方が分からなくなってしまう事が多いのです。
優しさと思い遣りの気持ちは似ている様で実は全く別物であり、元彼氏(元彼女)が望むものを与えるからこそ復縁を意識してもらえる事と同様に元彼氏(元彼女)が望む思い遣りを与えるから復縁に繋がる事を『優しいんだけど…』と言われる相談者様は気付きません。
迷走して思い通りにいかないのでどうすれば復縁出来るのか?と簡単に復縁できる方法を探したり、復縁できるlineの送り方などをネットで参考にして元彼氏(元彼女)に送るのですが、思い遣りではなく優しさのままの考え方でlineを送るので元彼氏(元彼女)の心に響くlineの文章ではなく、独り善がりに近い文章を送ってしまい、元彼氏(元彼女)は優しいからこそ『連絡をして来ないで欲しい…』とは言いづらくなり、既読スルーや未読スルーの状態が増え、自然な流れで距離を置かれてしまいます。※参考記事:送り手のlineの中身が返信する程のものじゃないからlineの返信が来ないって気付いてますか?
独り善がりの復縁活動では元彼氏(元彼女)を振り向かせる事は出来ませんし、元彼氏(元彼女)を振り向かせる為には思い遣りの精神で元彼氏(元彼女)との復縁を考えなければなりません。
本当に復縁したいなら元彼氏(元彼女)の事を大切にしなければなりませんし、『優しいんだけど…』と言われる事は決して悪い事ではありませんが、優しいだけの人になっていては復縁は難しい事も忘れてはいけません。